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Channel: 夜噺骨董談義
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画帳 その1

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本ブログに「偽物ばかり、お金がもったいない(肉筆浮世絵美人画への投稿)」という趣旨のコメントを頂きました。素人ゆえの投稿につき「さもあらん」といったところです。「伝」「真贋考」で真贋を区別している以外にも不勉強や検証不足の作品もあろうかと思います。反省しております。

詳しい方からの指摘として尊重しそのような作品は少しずつ訂正や投稿を非公開としていきます。全体への誤解も生む可能性もありコメントはその作品の紹介と同時に非公開となりますことをご了解願います。

さて気を取り直して・・。

昨日は大宮で同僚らや元の職場の方々と一献・・・。愉しい歓談となりました。

昔は宿泊する宿や訪ねてくる地元の有力者の家には画帳が置いてあり、サイン代わりに一筆書いてもらうのが常でした。それが画帳となって現在に遺っているものがあります。戦争で疎開してきた画家も多い時代にはそのときの画帳も数多くあるようです。本日はそのような画帳の作品です。

画帳
縦303*横215*厚33(包装カバー共) 本体:縦300*横208*厚26



当方では桐箱を製作して保存しています。



描かれている作品は下記の14作品です。

所蔵作品 14作品
1. 郷倉千靭     2.石井柏亭     3.石井鶴三    4.中川一政
5. 武者小路実篤   6.加藤栄三     7. ??竹?   8.??竹?
9. ??竹?    10.長谷川昴    11.??俊夫   12.北村西望
13.????    14.木崎和廣                昭和63年





石井柏亭石井鶴三は兄弟で画家です。石井柏亭の作品は掛け軸がたしか未投稿で一作品あります。未投稿というよりまだデジカメで撮影していない作品です。 



父も画家で石井鼎湖といい、谷文晁の門人であった鈴木鵞湖の次男です。鈴木鵞湖は本ブログにも作品が投稿されています



本ブログにも投稿されている武者小路実篤の水彩画です。



このような画家が秋田に来訪しているのは驚きですね。

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鈴木鵞湖:江戸時代末期に下総国千葉郡豊富村(現:千葉県船橋市金掘町)に生まれた。江戸に出た後は谷文晁、相沢石湖に学んだ。代表作の1つである『十六羅漢像図』は千葉県指定文化財になっている。

専門家の間では「近代美術の基礎を築いた」とも評されている。また、鵞湖の後を少したどると息子の石井鼎湖、孫の石井柏亭、石井鶴三と三代にわたってその資質を継ぎ、いずれも画壇で活躍している。なお、石井姓は、鼎湖が養子にいったことによる。

2005年に郷土に大きく貢献した鈴木鵞湖を研究する為の「鈴木鵞湖研究会」が金堀町に続く鈴木家を含めた有志で結成され、歴史に埋もれてしまっている郷土出身の画家の足跡を明らかにする為の活動が行われている。

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まだまだ地方が豊かだった時代の遺産です。

地方都市の消滅が危惧される昨今、東京に人が集中することはある意味でリスクも高いということも認識しながらも、稼ぐためには都会へと住むところ、また永住の地を写さざる得ない現況を思いながら、豊かだった時代の地方の状況に思いを馳せるこの頃です。

地方にいなかった東京育ちの人には地方の落ち込みの有様はきっと分からないでしょうね。新幹線で訪れるには便利になったかもしれませんが、住むには不便になったのです。仕事先がない、福利厚生施設が少ない、老後生活には不便・・・。

それにしても日本の男子サッカーは弱い。クラブチームがアジアでは全く葉が立たない。これでは・・・・。協会の方針のふがいなさなど日本の男子サッカーを応援する気力が全くなくなったように思える。





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