さて、今年もあと2日です。
洗濯、掃除、炊事と病院見舞いで忙しいですが、本日は大掃除です。
今年もなにかといろいろ忙しかったし、いろいろありました。
年末年始に帰省しないのは何十年ぶりかです。今頃郷里ではしんしんと雪が降っているようでしょうね。恒例の同級会は本日の夕方です。
母子ともども何事も初めてのことばかりで奮闘中です。昨日は初めての入浴です。また三時間おきには授乳なので家内はかなりの寝不足です。こちらはメールで元気づけるだけ・・
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現在の建設業についてOBと雑談しましたが、強く感じることは時代の変遷についていけていないということです。今までは談合やバブルの時代は、原価が大まかであっても利益は工事開始後に創出できたでしょうが、現在は情報が早く、単価がぎりぎりまで切り詰めた単価で見積もられています。工事入手時の判断で損益がほとんど決定づけられるという自覚が薄いのです。工事中利益回復が追加や工夫、変更で得れる確率は低くなっています。
さらに建設業の営業は技術や値段に知識の足たりない営業専門が行っており、原価の見極めが安易すぎるため物価上昇時や契約後の変更の制約が大きい現在は損益が悪化することが多いのです。
入手時に営業や技術の担当がきちんと情報を共有化していないと、競争で勝っても赤字の決算になる工事となります。工事途中の損益管理も経理の担当も加えて行わないとぎりぎりにならないと決算の数字が把握できない状態になります。
「赤字工事はとらない、させない、つくらない」が基本です。「つくる」というのは入手時の安易なコスト削減案は赤字工事をつくるようなものだということです。小生も自ら入手判断や損益管理し、管下社員にこのことを徹底して教育していきます。
デフレ兆候にときには発注段階には利益が出やすいのですが、インフレ傾向の時には赤字に陥りやすいので受注時には慎重を期す必要があるという基本を忘れないことです。受注判断する最終判断は利益がでるかでないかです。その基本を忘れた愚か者になってはいけません。
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本日で冷泉為恭の作品は今回で三作品目となります。
業平東下之図 冷泉為恭筆
紙本着色絹装 軸先木製 合箱入
全体サイズ:縦1272*横660 画サイズ縦364*横549:高195(扇面)
扇面の紙は油が塗られているのか固くなったおり、どうしても古いものは折れが出やすいようです。
来年の干支の馬を描いた作品です。ちょっと「東下り」は題材として暗いかな?
冷泉為恭の描線は近代画家でもかなり高い評価を受けています。
表具を直すべきか、このまま古いままにしておくか迷うところですが、この表具はそのままとすることにしました。
本ブログには投稿していませんが本作品と同様な作品で仙台の汲古堂より購入した作品がありましたが、こちらは資金調達のために売却しました。
扇面に騎馬する人物を繊細にかわいらしく描かれており、落款は「蔵人所衆正六位下式部省大録菅原朝臣為恭賀之」とあります。印章、落款、出来から判断していい作品かと思います。あとになって手放さなくてもよかったと後悔している作品のひとつです。
扇面騎馬之図 冷泉為恭筆
紙本着色絹装軸箱入
全体サイズ:縦1310*横440 画サイズ:高さ190(扇面)
小さく描かれた作品ながら、人と馬との大きさのアンバランスさがありながら、よく描かれています。
落款を本作品のものと比較してみましょう。
本作品と同じ印章が用いられています。
この作品は1万円しない金額で売却したと記憶しています。打ち捨てられていく作品のひとつでしょうね。小生のガラクタコレクションとして残してあげましょう。
在原業平の東下りについてはあまりにも有名なので説明は省略します。
洗濯、掃除、炊事と病院見舞いで忙しいですが、本日は大掃除です。
今年もなにかといろいろ忙しかったし、いろいろありました。
年末年始に帰省しないのは何十年ぶりかです。今頃郷里ではしんしんと雪が降っているようでしょうね。恒例の同級会は本日の夕方です。
母子ともども何事も初めてのことばかりで奮闘中です。昨日は初めての入浴です。また三時間おきには授乳なので家内はかなりの寝不足です。こちらはメールで元気づけるだけ・・
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現在の建設業についてOBと雑談しましたが、強く感じることは時代の変遷についていけていないということです。今までは談合やバブルの時代は、原価が大まかであっても利益は工事開始後に創出できたでしょうが、現在は情報が早く、単価がぎりぎりまで切り詰めた単価で見積もられています。工事入手時の判断で損益がほとんど決定づけられるという自覚が薄いのです。工事中利益回復が追加や工夫、変更で得れる確率は低くなっています。
さらに建設業の営業は技術や値段に知識の足たりない営業専門が行っており、原価の見極めが安易すぎるため物価上昇時や契約後の変更の制約が大きい現在は損益が悪化することが多いのです。
入手時に営業や技術の担当がきちんと情報を共有化していないと、競争で勝っても赤字の決算になる工事となります。工事途中の損益管理も経理の担当も加えて行わないとぎりぎりにならないと決算の数字が把握できない状態になります。
「赤字工事はとらない、させない、つくらない」が基本です。「つくる」というのは入手時の安易なコスト削減案は赤字工事をつくるようなものだということです。小生も自ら入手判断や損益管理し、管下社員にこのことを徹底して教育していきます。
デフレ兆候にときには発注段階には利益が出やすいのですが、インフレ傾向の時には赤字に陥りやすいので受注時には慎重を期す必要があるという基本を忘れないことです。受注判断する最終判断は利益がでるかでないかです。その基本を忘れた愚か者になってはいけません。
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本日で冷泉為恭の作品は今回で三作品目となります。
業平東下之図 冷泉為恭筆
紙本着色絹装 軸先木製 合箱入
全体サイズ:縦1272*横660 画サイズ縦364*横549:高195(扇面)
扇面の紙は油が塗られているのか固くなったおり、どうしても古いものは折れが出やすいようです。
来年の干支の馬を描いた作品です。ちょっと「東下り」は題材として暗いかな?
冷泉為恭の描線は近代画家でもかなり高い評価を受けています。
表具を直すべきか、このまま古いままにしておくか迷うところですが、この表具はそのままとすることにしました。
本ブログには投稿していませんが本作品と同様な作品で仙台の汲古堂より購入した作品がありましたが、こちらは資金調達のために売却しました。
扇面に騎馬する人物を繊細にかわいらしく描かれており、落款は「蔵人所衆正六位下式部省大録菅原朝臣為恭賀之」とあります。印章、落款、出来から判断していい作品かと思います。あとになって手放さなくてもよかったと後悔している作品のひとつです。
扇面騎馬之図 冷泉為恭筆
紙本着色絹装軸箱入
全体サイズ:縦1310*横440 画サイズ:高さ190(扇面)
小さく描かれた作品ながら、人と馬との大きさのアンバランスさがありながら、よく描かれています。
落款を本作品のものと比較してみましょう。
本作品と同じ印章が用いられています。
この作品は1万円しない金額で売却したと記憶しています。打ち捨てられていく作品のひとつでしょうね。小生のガラクタコレクションとして残してあげましょう。
在原業平の東下りについてはあまりにも有名なので説明は省略します。