平賀源内は江戸で親しかった浮世絵の鈴木春信の工房で木型を作らせ、それをふるさとの志度に送って焼かせたと言われる源内焼・・。その技術の高さは驚くべきものがあります。
本ブログを見ていただいた出版社から投稿された作品の写真を掲載したいとのこと・・、ほんの少しの紹介のようですが、源内焼が少しでも世に知れわたることに貢献できればと思います。本が出来上がったら送っていただけるそうです。
源内焼 その51 三彩陽刻花鳥図皿
合箱
口径230*高台径150*高さ35
緑釉を基調とした三彩の源内焼。源内焼の資料には見られない図柄で希少な図であると思われます。
緑釉のグラデーションを付けて鳥と草木を表現仕分けているのは珍しく、まるで日本画のよう・・、このゆうな趣の作品は何点かあるようですが、本句品は鳥の表情が面白く、他の作品はありきたりの日本画のようですね。
図鑑などに掲載されている作品が貴重と思われる方が多いでしょうが、このような図鑑に掲載されていない作品にも源内焼はまだまだ佳品があるようです。
キズの付き易い胎土なので欠けや色落ちのない作品は少ないですが、極力完品を探すようにしたいものです。
大きさとしては230mmであり標準的な大きさです。
鳥の表現などは、見慣れてくると時には退屈なほどパターン化された源内焼の中で特異な作品といえるかもしれません。
本作品はやや欠けや釉薬の落ちがあるのでこれからじっくり補修します。基本的には金繕いです。補修しないと源内焼は脆く、吸水率が高いので痛みが急速に進行します。
このように陽刻できちんと作られているのは浮世絵工房の版木製作の技術のよるのでしょうね。日本の浮世絵版画の技術のレベルは非常に高いことが源内焼という陶磁器でも知ることができます。
本ブログを見ていただいた出版社から投稿された作品の写真を掲載したいとのこと・・、ほんの少しの紹介のようですが、源内焼が少しでも世に知れわたることに貢献できればと思います。本が出来上がったら送っていただけるそうです。
源内焼 その51 三彩陽刻花鳥図皿
合箱
口径230*高台径150*高さ35
緑釉を基調とした三彩の源内焼。源内焼の資料には見られない図柄で希少な図であると思われます。
緑釉のグラデーションを付けて鳥と草木を表現仕分けているのは珍しく、まるで日本画のよう・・、このゆうな趣の作品は何点かあるようですが、本句品は鳥の表情が面白く、他の作品はありきたりの日本画のようですね。
図鑑などに掲載されている作品が貴重と思われる方が多いでしょうが、このような図鑑に掲載されていない作品にも源内焼はまだまだ佳品があるようです。
キズの付き易い胎土なので欠けや色落ちのない作品は少ないですが、極力完品を探すようにしたいものです。
大きさとしては230mmであり標準的な大きさです。
鳥の表現などは、見慣れてくると時には退屈なほどパターン化された源内焼の中で特異な作品といえるかもしれません。
本作品はやや欠けや釉薬の落ちがあるのでこれからじっくり補修します。基本的には金繕いです。補修しないと源内焼は脆く、吸水率が高いので痛みが急速に進行します。
このように陽刻できちんと作られているのは浮世絵工房の版木製作の技術のよるのでしょうね。日本の浮世絵版画の技術のレベルは非常に高いことが源内焼という陶磁器でも知ることができます。