今週もまた会社を去って第2、第3の人生を来月から歩み始める同僚との飲み会が続きました。去られる方が多く寂しい思いですが、これからは好きなことをする時間が自由に出来る人も多く、羨ましくもあります。好きなことは早めに愉しんでおかないと・・・。
ほぼ毎週末ごとに倉庫の改修の打ち合わせと現地確認です。先週末には2週間ぶりに現地確認ですすが、外側の建具が取り付け開始となりました。
縁側は大きめのサッシュですが予算的に足りなく、さらに納まり上無理があり、希望のフルオープンはできなかったのですが引き違いにしました。気候の良いときはすべて取り外すことも可能ということで妥協しました。
縁側の既存の屋根はステンレスらしい・・、ということでリニューアルの予定でしたがそのままか改修しないことにしました。なんといってもコスト削減が第一です。
縁側の既存の梁はそのまま内外ともに見せることに・・。古い母屋の土間にあった梁? 母屋を新築するときにこの倉庫に転用した材料です。洗ったらずいぶんと綺麗になりました。
梁が曲がっているのがなんともいい味を出していると思っていますが・・。このような広い縁側が日本の住まいからなくなったように思いませんか? 普段は絶好の洗濯物や布団の干し場になりそうですが・・。
茶室の入り口はフルオープンできるように折り戸に・・。左右どちからかも開閉できるように工夫・・・、この建具は商業用らしいのですが、こんな茶室を見たことも無いというのがいい。縁側もこれにすると良かったのですが、予算が足りませんでした。
茶室は常時フルオープンということもあるのですが、セキュリテイ、冷暖房、温湿度管理を考えると古い茶室のようなありようは現実的ではないということになりました。セコムをつけたり、エアコンをつけたり、網戸をつけるというようのが現在では普通ですからね。
入り口は今までのようなにじり口は不便なので入りやすいように工夫を・・・。
在来の茶室のにじり口は不便極まりないと思いませんか? あれはもう止めたほうがいいと思います。
刀を所持しない、身分の差なく頭を下げて入る、狭い入り口から茶室への広がりなど現代ではほとんど無意味なことを目的として、着物を着た女性や身長の高い人、年配の人に無理強いさせていることになります。
現代では身長も体格も服装も平均年齢も違う、外国の方もくる?のにあの入り口の狭さは時代遅れ極まりない。そのまま踏襲するほど愚かなことはないという結論になりました。
茶道口の狭さもそう・・、とはいえ今までの前例を全く無視することではありません。茶室には原則的に決まりごとはありませんが、使い勝手ということは合理的に考えられているようです。
大工さんと設計と小生と家内で「ああでもない、こうでもない。」と・・。今の人の身長はとか、年をとったら不便だとか・・。
大工さんは茶室をやったことがない・・・、大丈夫?? 「いや~、それがいいのさ、既成概念をもっているとろくなものができない。骨董と同じさ、決まりごとや真贋ばかりうるさくこだわる人にはろくなものが集まらない。」と無論、茶室建築などの経験の無い小生の独り言・・・・。
茶室からの景色もほぼ狙い通りになってきました。普段は雪見障子・・、夏用の障子は小生の実家にあったものを取り付ける予定です。大きさが合わないのが難点・・。
縁側も使えば結構な人数が入れます。ま~、ほとんど日向ぼっこかな。隣は物置ゆえ・・。
棚も出来上がってきました。
下は貼りもののケヤキ・・、もう一工夫だったか、ま~いいか、現代のものも。棚の脇の柱も新品ではありません。既存の古びた柱に張物を貼ったものです。まったく解りませんよ。「剥がれてきたらアイロンをかけるといいよ。」と大工さん
棚は以前紹介した庭にあったというケヤキの根っこの残材を・・。「汚いな~」というのがいい。
母屋の土間にあった梁材や庭にあった杉材、リサイクル店から見つけてきた古民家などの床柱、地板などを使用しコスト削減とリサイクルを意図しています。古材は見せて天井裏はエアコンダクトに使う予定です。
畑にあった? 現在は庭にあるトイレも再利用・・、さ~どうする。「なくさないで欲しい」と義父が希望。年をとるとトイレが近いらしい。
母屋の水屋につながる渡り廊下、庭を遮断しないように工夫中。
2階も接続・・。ここは資料スペースと展示スペースの延長。本などが並ぶ予定ですが、廊下は日影の問題で低く、ゆえに天井はなく小屋裏を現しにすることに。それにしては窓が大きすぎたかな・・。
取り合いで解体した既存の庇も再利用、なんといってもこれは銅版拭き、ともかくリサイクルとコストダウンを徹底します。
2階の展示ルームは柱はそのまま・・。2階はロフト付き展示スペース兼作業スペースと物置・・。
梁もそのまま・・、構造上大丈夫かな~ 大丈夫らしい。
なんといっても寄せ集めの材料ばかり、さて庭から要らなくなった石を見つけてきて入り口の踏み石に・・。小生や家内だけでなく大工さんも設計者もだんだん面白くなってきたようです。大工さんの一人は山形出身、小生と方言丸出しで打ち合わせ 大工さんは多くても総勢二人。ものづくりはゆっくりやることが望ましい。
倉庫の改修でたいしたものではないのですがものづくりは愉しまなくては・・。骨董と同じ・・、決まりごと、真贋もさることながらそれらを理解したうえで脇に置いて愉しまなくては・・・。リフォームは新築より愉しいことが多いですね。
ほぼ毎週末ごとに倉庫の改修の打ち合わせと現地確認です。先週末には2週間ぶりに現地確認ですすが、外側の建具が取り付け開始となりました。
縁側は大きめのサッシュですが予算的に足りなく、さらに納まり上無理があり、希望のフルオープンはできなかったのですが引き違いにしました。気候の良いときはすべて取り外すことも可能ということで妥協しました。
縁側の既存の屋根はステンレスらしい・・、ということでリニューアルの予定でしたがそのままか改修しないことにしました。なんといってもコスト削減が第一です。
縁側の既存の梁はそのまま内外ともに見せることに・・。古い母屋の土間にあった梁? 母屋を新築するときにこの倉庫に転用した材料です。洗ったらずいぶんと綺麗になりました。
梁が曲がっているのがなんともいい味を出していると思っていますが・・。このような広い縁側が日本の住まいからなくなったように思いませんか? 普段は絶好の洗濯物や布団の干し場になりそうですが・・。
茶室の入り口はフルオープンできるように折り戸に・・。左右どちからかも開閉できるように工夫・・・、この建具は商業用らしいのですが、こんな茶室を見たことも無いというのがいい。縁側もこれにすると良かったのですが、予算が足りませんでした。
茶室は常時フルオープンということもあるのですが、セキュリテイ、冷暖房、温湿度管理を考えると古い茶室のようなありようは現実的ではないということになりました。セコムをつけたり、エアコンをつけたり、網戸をつけるというようのが現在では普通ですからね。
入り口は今までのようなにじり口は不便なので入りやすいように工夫を・・・。
在来の茶室のにじり口は不便極まりないと思いませんか? あれはもう止めたほうがいいと思います。
刀を所持しない、身分の差なく頭を下げて入る、狭い入り口から茶室への広がりなど現代ではほとんど無意味なことを目的として、着物を着た女性や身長の高い人、年配の人に無理強いさせていることになります。
現代では身長も体格も服装も平均年齢も違う、外国の方もくる?のにあの入り口の狭さは時代遅れ極まりない。そのまま踏襲するほど愚かなことはないという結論になりました。
茶道口の狭さもそう・・、とはいえ今までの前例を全く無視することではありません。茶室には原則的に決まりごとはありませんが、使い勝手ということは合理的に考えられているようです。
大工さんと設計と小生と家内で「ああでもない、こうでもない。」と・・。今の人の身長はとか、年をとったら不便だとか・・。
大工さんは茶室をやったことがない・・・、大丈夫?? 「いや~、それがいいのさ、既成概念をもっているとろくなものができない。骨董と同じさ、決まりごとや真贋ばかりうるさくこだわる人にはろくなものが集まらない。」と無論、茶室建築などの経験の無い小生の独り言・・・・。
茶室からの景色もほぼ狙い通りになってきました。普段は雪見障子・・、夏用の障子は小生の実家にあったものを取り付ける予定です。大きさが合わないのが難点・・。
縁側も使えば結構な人数が入れます。ま~、ほとんど日向ぼっこかな。隣は物置ゆえ・・。
棚も出来上がってきました。
下は貼りもののケヤキ・・、もう一工夫だったか、ま~いいか、現代のものも。棚の脇の柱も新品ではありません。既存の古びた柱に張物を貼ったものです。まったく解りませんよ。「剥がれてきたらアイロンをかけるといいよ。」と大工さん
棚は以前紹介した庭にあったというケヤキの根っこの残材を・・。「汚いな~」というのがいい。
母屋の土間にあった梁材や庭にあった杉材、リサイクル店から見つけてきた古民家などの床柱、地板などを使用しコスト削減とリサイクルを意図しています。古材は見せて天井裏はエアコンダクトに使う予定です。
畑にあった? 現在は庭にあるトイレも再利用・・、さ~どうする。「なくさないで欲しい」と義父が希望。年をとるとトイレが近いらしい。
母屋の水屋につながる渡り廊下、庭を遮断しないように工夫中。
2階も接続・・。ここは資料スペースと展示スペースの延長。本などが並ぶ予定ですが、廊下は日影の問題で低く、ゆえに天井はなく小屋裏を現しにすることに。それにしては窓が大きすぎたかな・・。
取り合いで解体した既存の庇も再利用、なんといってもこれは銅版拭き、ともかくリサイクルとコストダウンを徹底します。
2階の展示ルームは柱はそのまま・・。2階はロフト付き展示スペース兼作業スペースと物置・・。
梁もそのまま・・、構造上大丈夫かな~ 大丈夫らしい。
なんといっても寄せ集めの材料ばかり、さて庭から要らなくなった石を見つけてきて入り口の踏み石に・・。小生や家内だけでなく大工さんも設計者もだんだん面白くなってきたようです。大工さんの一人は山形出身、小生と方言丸出しで打ち合わせ 大工さんは多くても総勢二人。ものづくりはゆっくりやることが望ましい。
倉庫の改修でたいしたものではないのですがものづくりは愉しまなくては・・。骨董と同じ・・、決まりごと、真贋もさることながらそれらを理解したうえで脇に置いて愉しまなくては・・・。リフォームは新築より愉しいことが多いですね。