本日は痛んできた狩野探幽の作品である兼六園の天井絵に代わる作品を描いた画家の作品です。
踊図 広田百豊筆
絹本着色色紙
画サイズ:縦270*横240
何の踊りを描いた作品かは不明です。石川出身の画家な「おわら風の盆(おわらかぜのぼん)」(富山県富山市)かもしれません。
我が郷里の秋田では日本三大盆踊りのひとつ「西馬音内盆踊り」が有名です。
ところで兼六園(金沢市)にある湧き水「金城霊澤(きんじょうれいたく)」を囲む覆屋(おおいや)の天井絵「龍之図」は郷土出身の画家ということもあり広田百豊が描いた作品です。
もとはかの有名な狩野探幽が描いた絵が掛けられていたということですが、傷みが激しく取り替えられとのことです。その作品は今はどこにあるのでしょうかね?
と
その下絵が広田の故郷で見つかったそうですが、描いたのは昭和11年、料亭主人らの支援者が広田を金沢に招いて描かせたのが金城霊澤の天井絵だそうです。金沢が新幹線開通で訪れる人も多いでしょうが、このような経緯を知っているとまた面白いものです。
大樋焼のお茶碗も見てきたらいいと思います。大樋焼のお茶碗の本ブログの記事はアクセスのもっとも多い記事のひとつです。
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広田百豊:(ひろた ひゃくほう 1876年~1955年) 日本画家。明治9年石川県に生まれる。名は才一郎。はじめ岸浪柳渓に、のち京都に出て竹内栖鳳に師事する。明治44年第5回文展に「厩」で初入選、褒状を受け、大正5年第10回文展まで連続して入選を果たす。京都後素協会・巽画会会員となる。帝展の発足では、日本自由画壇結成に参加、その定期展に「農夫」「春宵」「願い」などを出品する。文展入選。明治44年(1911年)から京都を拠点に農婦や舞妓(まいこ)など自由なテーマを選び、活躍した。昭和30年(1955)歿、79才。
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小さな絵から大きな天井絵のことを知ることができる、骨董というものから知ることは限りなく多く、真贋や金額的価値ばかり取り上げることが多いのですが、ほんの些細なことでしかないのかもしれません。
さて昨日から「初めて靴」を履いて息子の朝の見送りです。ヨチヨチの伝え歩きです。
絵のように踊るがごとく・・・。人は誰でも最初はヨチヨチ歩き、他人を頼って歩くものらしい。だんだんに余地余地歩きの余裕のある歩き方になっていく。
踊図 広田百豊筆
絹本着色色紙
画サイズ:縦270*横240
何の踊りを描いた作品かは不明です。石川出身の画家な「おわら風の盆(おわらかぜのぼん)」(富山県富山市)かもしれません。
我が郷里の秋田では日本三大盆踊りのひとつ「西馬音内盆踊り」が有名です。
ところで兼六園(金沢市)にある湧き水「金城霊澤(きんじょうれいたく)」を囲む覆屋(おおいや)の天井絵「龍之図」は郷土出身の画家ということもあり広田百豊が描いた作品です。
もとはかの有名な狩野探幽が描いた絵が掛けられていたということですが、傷みが激しく取り替えられとのことです。その作品は今はどこにあるのでしょうかね?
と
その下絵が広田の故郷で見つかったそうですが、描いたのは昭和11年、料亭主人らの支援者が広田を金沢に招いて描かせたのが金城霊澤の天井絵だそうです。金沢が新幹線開通で訪れる人も多いでしょうが、このような経緯を知っているとまた面白いものです。
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広田百豊:(ひろた ひゃくほう 1876年~1955年) 日本画家。明治9年石川県に生まれる。名は才一郎。はじめ岸浪柳渓に、のち京都に出て竹内栖鳳に師事する。明治44年第5回文展に「厩」で初入選、褒状を受け、大正5年第10回文展まで連続して入選を果たす。京都後素協会・巽画会会員となる。帝展の発足では、日本自由画壇結成に参加、その定期展に「農夫」「春宵」「願い」などを出品する。文展入選。明治44年(1911年)から京都を拠点に農婦や舞妓(まいこ)など自由なテーマを選び、活躍した。昭和30年(1955)歿、79才。
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小さな絵から大きな天井絵のことを知ることができる、骨董というものから知ることは限りなく多く、真贋や金額的価値ばかり取り上げることが多いのですが、ほんの些細なことでしかないのかもしれません。
さて昨日から「初めて靴」を履いて息子の朝の見送りです。ヨチヨチの伝え歩きです。
絵のように踊るがごとく・・・。人は誰でも最初はヨチヨチ歩き、他人を頼って歩くものらしい。だんだんに余地余地歩きの余裕のある歩き方になっていく。