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Channel: 夜噺骨董談義
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漁樵問答図 倉田松涛筆 その17

人というものは自分の歩んできた人生を基準として礼節や仁義を説く。ただ、時としてそれは自己陶酔のごとく押し付けでしかない場合が多くあります。残念ながら礼節や仁義は社会一般には現在の本人がそうであるかいなかを基準とします。...

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倉庫改修工事 4月初め

改修工事も大詰めにきており、既存遡及? 子供に危ない母屋の階段も改修です。格子状のものはタモの集成材を使用しました。タモはピッケルの柄材などに使用される硬くて丈夫な木材です。 手摺を取り付け、中暖より下の踏み込み部分が空いていたので蹴込みに板を張りました。むくのケヤキでは高いので化粧板を使用。それ以外はすべてむくのケヤキ。中段より上の蹴込み部分もむくですが区別がつきませんよ。...

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赤楽茶碗 十三代惺入作

祖母が楽家の赤楽茶碗を所持しており、小生の仲人をしていただいた方の奥様に差し上げた作品がありました。ほんの少し口縁に欠けがあったので、漆工芸家に依頼して金繕いして差し上げたことがります。それはもう20年以上前のことです。...

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唐美人図(仮題 楚蓮香) 伝寺崎廣業筆 その34

美人画はちょっといいものになるとお値段が格段に高くなるので、当方では入手に食指を動かさないことにしていますが、郷里の画家の作品と思われるものとなると購入意欲が湧いてきます。 美人画を蒐集する御仁の蒐集したくなる理由は私にはちょっと理解ができませんが、浮世絵ファンなどには多いようです。マニアックな変人が多い「美人は見るだけ・・、近づくと碌なことにならない。」は世の常で、私の経験則でもあります。...

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短冊用額

ときおり短冊を入手することがありますが、色紙と違って小色紙や短冊用の額に洒落た額が少なく、短冊を飾るのに躊躇することがあります。ちょっと贅沢そうな短冊用の額でもせいぜい下記のようなものくらいしか市販では入手できません。 梅 福田豊四郎筆 その28 紙本着色短冊額装    福田豊四郎の短冊に梅を描いた作品です。短冊の作品そのものは「お見事!」...

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源内焼 その54 三彩陽刻松ニ塔図皿

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氏素性の解らない作品 瑠璃釉網目編巻筆筒

「氏素性の解らない」作品は大概は結局のところ最近のお土産品であったりするのが常ですが、この作品は手が込んでいるますね。本作品は一目見て「お気に入り」・・。玄関や机の上の筆立てにいい。お値段も安い・・。 瑠璃釉網目編巻筆筒 箱入 幅62□*口径36□*高さ129 不思議な発色の陶磁器です。底の部分の釉薬からすると緑がかった青磁のようです。...

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芙蓉之図 平福穂庵筆 その9

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伝古絵唐津 呼継平皿 各種

先週の水曜日は仕事を早めに切り上げて家内のお茶仲間中心に目黒川の船上花見・・。 朝からの時ならぬ雪、花見時には雨は降るし寒いのなんの・・。我が息子はポンチョから顔だけ出し固まったまま・・、「あら、偉わね、ぐずらない・・・。」 「それどころじゃないよ・・」 花見後の宴会は接待役で挨拶周り・・・、我が家の営業マン。...

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倉庫改修工事 4月中旬 熊谷草

またまた先週末は改修の打ち合わせ・・。ここのところ毎週続いています。 茶室への入り口が形になってきたので、郷里の実家にあった夏用の戸を入れてみました。このような戸は古民家などの古材のリサイクル店に行くと結構ありますよ。 室外の丸窓が見えるのが狙い・・。ちょっと透けすぎかな? この丸窓は茶室の裏側にある床の間の自然光の取り入れも狙いです。...

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桐ニ鴉図 長井一禾筆 その6

朝5時に起きて仏壇の水を替え食事を供えて拝んでいると、毎朝のように息子が起きてきて隣で一緒に手を合わせています それから食事3人で食事、出勤時には外まで必ず見送って「バイバイ」と手を振ってくれます。なかなかできた息子のようで・・・...

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踊図 広田百豊筆 

本日は痛んできた狩野探幽の作品である兼六園の天井絵に代わる作品を描いた画家の作品です。 踊図 広田百豊筆  絹本着色色紙 画サイズ:縦270*横240 何の踊りを描いた作品かは不明です。石川出身の画家な「おわら風の盆(おわらかぜのぼん)」(富山県富山市)かもしれません。 我が郷里の秋田では日本三大盆踊りのひとつ「西馬音内盆踊り」が有名です。...

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秋景山水図 木島桜谷筆 その3

頒布会でも売っていそうな作品・・?? ところがよく見ると作品には・・・・・。 秋景山水図 木島桜谷筆 その3 絹本着色軸装 軸先 共箱  全体サイズ:横660*縦2190 画サイズ:横510*縦1270 木島桜谷の代表作品である「寒月」には入選した第六回文展についてよく知られているエピソードが二つあり、ひとつは評論記事を連載した夏目漱石に酷評されたこと。...

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夕陽ニ柿下鴉図 長井一禾筆 その7

鴉の作品を床の間に飾る・・。 夕陽ニ柿下鴉図 長井一禾筆 その7 絹本着色軸装 軸先プラスチック 合箱入 全体サイズ:縦2017*横491 画サイズ:縦1171*横362 鴉は知能が高い面が狡猾な印象を与えたり、食性の一面である腐肉食や黒い羽毛が死を連想させることから、様々な物語における悪魔や魔女の使いや化身のように、悪や不吉の象徴として描かれることが多いようです。...

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倉庫改修 4月17日

未だに茶室の入り口が決まらず・・・。それ以外は形になってきました。 ニッチもちょっと凝った形に変更となり、途中で切れている?梁の収まりも・・。 階段に納まりきれない梁がそのまま・・。そのまま露出する予定だった欠きこみは埋木したようです。 急遽設けた階段のニッチの地板を倉庫から探し出してきました。 屋根裏部屋の手摺を塗装しました。 いかにも古めかしく・・。 二階には展示用の床の間が二つ・・。...

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春爛漫

どうも先週末より風邪をひいたらしく本調子でありません。よってブログの原稿はただでさえ時間がないのにまた纏める時間が少なくなり、とうとう月曜日は休稿させていただきました。ま~、無理せず継続していきます。...

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桜下美人図 伝島成園筆

窮地に陥った時にこそチームワークの建て直しが急務なことは企業であれ、スポーツ競技であれ同じことのように思います。 窮地の状態で難点ばかり指摘してる経営者やチーム監督ではたとえその場を乗り越えられても決して根本原因の解決にならず終わります。エリートの方にはどうもこのタイプが多いようです。組織のモチベーションをあげるにはどうしたらいいかということに関してはどうも苦労人が向いているようです。...

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もっと評価されるべき陶磁器 源内焼 その55 三彩桐鳳凰図鉢

ビジネスの基本は需要と供給のバランスが目の付け所のようで、当たり前のことですが需要が高まったときに供給が少ないときがビッグチャンスです。当たり前のことを行動しないのが意外に人間の常・・。...

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山染付飾皿 近藤悠三作 その2

近藤悠三の作品は二作品目です。一作品目は正体不明の下記の作品で引き続きお茶の稽古に使われているらしい。 波斯水指 近藤悠三作  口径145*高さ190 今回は山水の染付の作品です。一応、近藤悠三氏は人間国宝らしい・・。 そういえば最近の「なんでも鑑定団」にも出品されていたような・・。 染付の石榴や山水の作品はよく見かける作品のひとつですね。 山染付飾皿 近藤悠三作 共箱...

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白釉碗 小川待子作

小川待子という陶芸家?をご存知でしょうか? ご存知の方はかなりの現代陶芸家通ですね。 当方は思文閣での個展を契機に知っている程度ですが、なかなかいい作品を作る陶芸家の方とお見受けしておりました。 白釉碗 小川待子作 合箱  口径135*底径*高さ70 銘などいっさいなく共箱でもありませんが、ひとめで小川待子の作品だと解ります。...

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