引越しで嫌な思いをしたひとつにNHKの受信料があります。ネットで解約手続きをしたのに電話確認が出来なかったので解約を勝手にキャンセルしたというものです。一度の電話連絡で、しかもメールアドレスを登録していながらメールを含めてなんの連絡もありません。
クレジットでの引き落としに気がついて連絡したら、先月分のみの返却でその前の解約後の残りの金額は払い戻さないという・・ 顧客無視の理不尽な対応としかいいようがありませんね。NHKの受信料を拒否する気持ちがよく解りました。
宅配便も郵便局は「不在は取りに来い!」と言わんばかりの高飛車な対応。ヤマトは運送担当者に直接連絡がとれますが、郵便局はドライバーの伝票の連絡先の欄は空欄です。配達率向上対策としてヤマトはコンビニとの連携など工夫がみられますが、郵便局は不十分な対応のままです
国営、もと国営は基本的に対応が顧客重視ではないようですね。マイナンバーの配達でも明らかなようにサービスがなっていない。配達員の愛想が悪く教育がなされていません。国民はこのような対応には声を大きくし、あらためて総スカンを食らわせないといけません。企業の生命線は顧客からの信頼を受け得る顧客重視のサービスということを理解していないようです。
さて、引越しで食器棚を整理していたら、唐津の金継などの小皿と一緒に本日の作品がありました。以前にブログに投稿したと思っていましたが、どうも投稿されているブログに見当たりませんので改めて原稿を作成しました。
古伊万里 染錦手花籠紋小皿
合箱
口径115*高台径66*高さ23
錦手は赤・緑・黄・青・紫などで上絵をつけた陶磁器。五彩・色絵・赤絵などとほぼ同義で、古伊万里などで多く用いられる器の呼称です。
染錦とも称され、江戸時代の初期に中国から輸入された明末の嘉靖の五彩磁,金襴手,万暦赤絵や清初の南京赤絵,色絵祥瑞などの影響を受け,肥前有田では磁胎の錦手が,京都では陶胎の錦手が各々始められました。
ことに有田では釉下に染付で文様を表し,釉上に色絵や金彩を施した豪華な趣の錦手が作られましたが、これはとくに染錦手と呼ばれて珍重されています。この手の贋作もあるようですが、絵付の摺れ具合で判断するようです。摺れが紙やすりで付けたような一定の方向のものは贋作が多いとか・・。
本作品のように花籠などが多く描かれます。1780~1800年代の江戸中期以降の作品が多いようですが、幕末になると出来が粗雑になります。裏銘にある「富貴長春」あまり時代とは関係がないようですが、江戸の初めから終わりまで用いられた銘です。
もとは中国(明)で作られた「富貴長命」を中国磁器制作技術の手本として作っていた日本の初期伊万里や古伊万里焼で「富貴長春」としたようです。高台内の縁の呉須の円の線が高台に非常に近いのは中国産の贋作とか・・。真偽の程は小生の知るところではありません。この真贋の見極めは中皿が対象ですが、非常に微妙な真贋の判断基準のように思います。
古伊万里や古九谷、再興九谷というと高値で、いま少し時代の新しい「古い伊万里」や「古い九谷」の大き目の作品はそれなりの値段のままになっていますが、小皿などは以前ほど高くなくなっていませんし、普段も使い勝手がいいので蒐集対象にはお手頃?のように思います。
源内焼の菊文様の小皿なども並べてみたり、使ってみると愉しいものです。
本作品は幕末期? それほど古くはないと思います。「古伊万里」と称するのも抵抗があるかもしれません。この手の作品はむろん現在も製作されており、製作年代の判断は素人の推察にしかすぎませんのでご了解願います。
柿右衛門、鍋島、古九谷、染付などの中皿程度のものには中国などのかなり巧妙な贋作が横行しているので、小皿といえども油断はできませんが小皿は贋作を避ける確率はある程度高いかもしれませんね。ともかく柿右衛門、鍋島、古九谷、染付、初期伊万里・古伊万里の中皿には私はもはや手を出さないことに・・、素人では難しい・・・、それほど巧妙な贋作が横行しているようです。
顧客を欺くものへは手を出さないのが一番です。郵便の配達とNHKの受信料の対応は骨董における贋作と同じ怒りを覚えます。
クレジットでの引き落としに気がついて連絡したら、先月分のみの返却でその前の解約後の残りの金額は払い戻さないという・・ 顧客無視の理不尽な対応としかいいようがありませんね。NHKの受信料を拒否する気持ちがよく解りました。
宅配便も郵便局は「不在は取りに来い!」と言わんばかりの高飛車な対応。ヤマトは運送担当者に直接連絡がとれますが、郵便局はドライバーの伝票の連絡先の欄は空欄です。配達率向上対策としてヤマトはコンビニとの連携など工夫がみられますが、郵便局は不十分な対応のままです
国営、もと国営は基本的に対応が顧客重視ではないようですね。マイナンバーの配達でも明らかなようにサービスがなっていない。配達員の愛想が悪く教育がなされていません。国民はこのような対応には声を大きくし、あらためて総スカンを食らわせないといけません。企業の生命線は顧客からの信頼を受け得る顧客重視のサービスということを理解していないようです。
さて、引越しで食器棚を整理していたら、唐津の金継などの小皿と一緒に本日の作品がありました。以前にブログに投稿したと思っていましたが、どうも投稿されているブログに見当たりませんので改めて原稿を作成しました。
古伊万里 染錦手花籠紋小皿
合箱
口径115*高台径66*高さ23
錦手は赤・緑・黄・青・紫などで上絵をつけた陶磁器。五彩・色絵・赤絵などとほぼ同義で、古伊万里などで多く用いられる器の呼称です。
染錦とも称され、江戸時代の初期に中国から輸入された明末の嘉靖の五彩磁,金襴手,万暦赤絵や清初の南京赤絵,色絵祥瑞などの影響を受け,肥前有田では磁胎の錦手が,京都では陶胎の錦手が各々始められました。
ことに有田では釉下に染付で文様を表し,釉上に色絵や金彩を施した豪華な趣の錦手が作られましたが、これはとくに染錦手と呼ばれて珍重されています。この手の贋作もあるようですが、絵付の摺れ具合で判断するようです。摺れが紙やすりで付けたような一定の方向のものは贋作が多いとか・・。
本作品のように花籠などが多く描かれます。1780~1800年代の江戸中期以降の作品が多いようですが、幕末になると出来が粗雑になります。裏銘にある「富貴長春」あまり時代とは関係がないようですが、江戸の初めから終わりまで用いられた銘です。
もとは中国(明)で作られた「富貴長命」を中国磁器制作技術の手本として作っていた日本の初期伊万里や古伊万里焼で「富貴長春」としたようです。高台内の縁の呉須の円の線が高台に非常に近いのは中国産の贋作とか・・。真偽の程は小生の知るところではありません。この真贋の見極めは中皿が対象ですが、非常に微妙な真贋の判断基準のように思います。
古伊万里や古九谷、再興九谷というと高値で、いま少し時代の新しい「古い伊万里」や「古い九谷」の大き目の作品はそれなりの値段のままになっていますが、小皿などは以前ほど高くなくなっていませんし、普段も使い勝手がいいので蒐集対象にはお手頃?のように思います。
源内焼の菊文様の小皿なども並べてみたり、使ってみると愉しいものです。
本作品は幕末期? それほど古くはないと思います。「古伊万里」と称するのも抵抗があるかもしれません。この手の作品はむろん現在も製作されており、製作年代の判断は素人の推察にしかすぎませんのでご了解願います。
柿右衛門、鍋島、古九谷、染付などの中皿程度のものには中国などのかなり巧妙な贋作が横行しているので、小皿といえども油断はできませんが小皿は贋作を避ける確率はある程度高いかもしれませんね。ともかく柿右衛門、鍋島、古九谷、染付、初期伊万里・古伊万里の中皿には私はもはや手を出さないことに・・、素人では難しい・・・、それほど巧妙な贋作が横行しているようです。
顧客を欺くものへは手を出さないのが一番です。郵便の配達とNHKの受信料の対応は骨董における贋作と同じ怒りを覚えます。