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Channel: 夜噺骨董談義
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氏素性の解らぬ陶磁器 阿蘭陀焼?花文鉢

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天井裏は物置・・??? 男の隠れ家を作り続ける魂がまた疼き始めます。



眺めはいい。ただ夏は暑く冬は寒い。これをどうするか・・。ともかく資金調達・・・、骨董の処分か・・。



息子は寒くなってきたので先輩から戴いたオーバーを着始めました。



息子は車好き? 遺伝? もともと子供は車好き・・。



さて本日は氏素性の解らぬ陶磁器です。氏素性の解らぬ作品なら星の数ほどある。

阿蘭陀焼?花文鉢
合箱入 
口径240*高さ38



製作時期は幕末から明治の頃と記されていますが詳細は不明です。



そのまま置いてあると陶磁器ショップのセール品??

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阿蘭陀焼:江戸時代、オランダ船がもたらしたヨーロッパ各地の陶磁器を、日本人は「阿蘭陀焼(おらんだやき)」と呼んで珍重していました。18世紀後期・産業革命下のイギリスで銅版転写技術を用いて文様を施す軟質磁器(プリントウェア)が生産されはじめ、19世紀にはオランダやベルギー、フランスへ生産地が広がりました。

プリントウェアの文様はヨーロッパ各地の風俗・名所風景画や理想化された中近東・インド・中国の風景画など、当時のヨーロッパ社会の好みを色濃く映し出しています。こうしたヨーロッパ製プリントウェアはオランダ商人経由で同時期の日本にもたらされ、人々の目を驚かせました。

日本人はこのプリントウェアもまた「阿蘭陀焼」とよび、さらには西洋の風景・人物をモチーフに取り入れた手描きの染付陶磁器(「阿蘭陀写」)まで作ってその異国情緒を楽しんだのです。

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口縁部分はプリント、見込みは手書きかな。



それなりに時代はありそうです。



箱は無残・・、もともとの収納箱かどうかはわかりません。このような氏素性の解らぬ作品は数千円での購入です。



菓子鉢? 菓子皿では・・。



ともかく骨董は氏素性の解らぬものたちとの出会いの場です。わけのわからぬ天井裏に潜り込んだよう気になることがあります。
解ってしまうと眺めはよくなり、オーバーを着たように暖かくなり、好きな車に乗ったように快適な気分・・




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