昨日は仙台経由で女川へ・・。日帰りですが自宅から現地まで片道5約時間の道のりでちょっとくたびれましたが、帰宅後はいつもどおり家内と息子とお風呂です。
小生は一昨夜は午前様の帰宅で昨日はろくに寝ていない状態で小生が出かけたので、昨日の帰宅後は息子は小生にべったり・・・ 還暦すぎての初めての息子は小生の宝物 疲れが吹き飛びますね。
女川では多くの元同僚らと久しぶりに会えました。みなさんとは短時間の面談でしたが、復興に向けて生き生きと仕事をされておりました。途中で立ち寄った女川のラーメン屋で町長さんに会い、ご挨拶・・・。
本日の作品紹介は浜田庄司の作品です。先日の初釜の席で食事前に湯のみに使っていただいた作品です。
ネットオークションにて「浜田庄司」で検索するともののみごとに贋作ばかりです。明らかに浜田庄司の作品ではない、もしくはかなりよくできているが真作ではない作品なのに「本物保証」となって入札を促し、二束三文の作品をある程度の値段で落札させているようです。
贋作ばかりとはいえ、この世は「チャレンジしない人間はチャレンジした人間よりつまらない人生を送ることになる」ことは必定であり、骨董に限らず人は常にチャレンジして生きていくべきものです。
贋作の森に正しいものを見抜く情報と感性をもって挑むことも必要ですが贋作に騙されてもいけませんので、本来は非公開の作品ですが情報提供・・・・
なんどか浜田庄司の真贋ともども投稿していますが、さらなる参考のために再度浜田庄司の作品を取り上げてみました。よく見かける「湯呑」の作品です。
飴釉抜描湯呑 浜田庄司作
共箱 壱組(10客)
飴釉湯呑 口径82~84*高さ80韓2*高台径50~55*胴径80~85
抜描湯呑 口径84 *高さ80 *高台径50 *胴径80
10客ですが、5客ずつ釉薬が違います。
色違いで面白いですね。箱書きがきちんとあることが浜田庄司の作品の条件ですが、本作品のように花押まである作品は珍しいです。
簡単な箱書きですので、真似したり、印章を作ったりする人がいます。基本的に印章の朱肉が特注ですので、朱肉が黒っぽいことが決め手です。贋作の朱肉は明るい赤の朱肉がほとんどです。ただこの朱肉もまた同じような色合いで真似する人がいるようです。かなり稀のようですが・・・・。
浜田庄司本人の箱書きの字はあまりうまくありません。贋作には非常に巧く書くものが多くあり、字が巧いのは贋作と判断してよろしいと思います。
次に本人作ではなく、工房作品の紹介ですが、とくに「湯呑」や「花入」は多くが工房作品です。工房作品と本人作品は区別しておく必要があります。
湯呑 掛合釉五客 浜田庄司窯作
共箱 洲○窯
口径84*高さ82*高台径61*胴径90
きちんと箱書きで解るようにしてあるはずです。また本人作とは印章が違うはずです。
ときには「庄司作」として印章が別のものの場合は工房作品と疑うべきでしょう。かなりの腕の陶工による工房作品ですので、本人作との区別は意外に難しいものですが、真贋としては本人作とした場合は贋作となります。
朱肉も真似る、印章の形も真似る、このような贋作もあります。基本的には作品自体がよいか、悪いか・・、常にこのことに骨董の真贋は尽きます。
箱は本物で中身は偽物、本物に箱を付けて売る。箱は偽物、中身は本物・・・、二個で二倍の収入・・・・??? 魑魅魍魎たる骨董の世界です。
目利きになるかどうかは持って生まれた天命のようで、いくら頑張ってもダメな人はだめな人はダメなようで、そういう人がともかく多く、稀に入手した一つの逸品に百以上の駄作・贋作に囲まれているのが常のようです。
ネットオークションで浜田庄司の真作を入手することは充分に可能ですが、ともかくきちんと見極めできることができていないと、贋作をつかむことになりますので注意してください。
この世は贋作で満ち溢れています。マスコミの煽り、うわさや妬みで真実が見えにくくなっています。「真はなんなりや」を見抜く情報と感性を持たなくてはいけません。そのためにはなにごとにもチャレンジして経験と情報を積むことです。
小生は一昨夜は午前様の帰宅で昨日はろくに寝ていない状態で小生が出かけたので、昨日の帰宅後は息子は小生にべったり・・・ 還暦すぎての初めての息子は小生の宝物 疲れが吹き飛びますね。
女川では多くの元同僚らと久しぶりに会えました。みなさんとは短時間の面談でしたが、復興に向けて生き生きと仕事をされておりました。途中で立ち寄った女川のラーメン屋で町長さんに会い、ご挨拶・・・。
本日の作品紹介は浜田庄司の作品です。先日の初釜の席で食事前に湯のみに使っていただいた作品です。
ネットオークションにて「浜田庄司」で検索するともののみごとに贋作ばかりです。明らかに浜田庄司の作品ではない、もしくはかなりよくできているが真作ではない作品なのに「本物保証」となって入札を促し、二束三文の作品をある程度の値段で落札させているようです。
贋作ばかりとはいえ、この世は「チャレンジしない人間はチャレンジした人間よりつまらない人生を送ることになる」ことは必定であり、骨董に限らず人は常にチャレンジして生きていくべきものです。
贋作の森に正しいものを見抜く情報と感性をもって挑むことも必要ですが贋作に騙されてもいけませんので、本来は非公開の作品ですが情報提供・・・・
なんどか浜田庄司の真贋ともども投稿していますが、さらなる参考のために再度浜田庄司の作品を取り上げてみました。よく見かける「湯呑」の作品です。
飴釉抜描湯呑 浜田庄司作
共箱 壱組(10客)
飴釉湯呑 口径82~84*高さ80韓2*高台径50~55*胴径80~85
抜描湯呑 口径84 *高さ80 *高台径50 *胴径80
10客ですが、5客ずつ釉薬が違います。
色違いで面白いですね。箱書きがきちんとあることが浜田庄司の作品の条件ですが、本作品のように花押まである作品は珍しいです。
簡単な箱書きですので、真似したり、印章を作ったりする人がいます。基本的に印章の朱肉が特注ですので、朱肉が黒っぽいことが決め手です。贋作の朱肉は明るい赤の朱肉がほとんどです。ただこの朱肉もまた同じような色合いで真似する人がいるようです。かなり稀のようですが・・・・。
浜田庄司本人の箱書きの字はあまりうまくありません。贋作には非常に巧く書くものが多くあり、字が巧いのは贋作と判断してよろしいと思います。
次に本人作ではなく、工房作品の紹介ですが、とくに「湯呑」や「花入」は多くが工房作品です。工房作品と本人作品は区別しておく必要があります。
湯呑 掛合釉五客 浜田庄司窯作
共箱 洲○窯
口径84*高さ82*高台径61*胴径90
きちんと箱書きで解るようにしてあるはずです。また本人作とは印章が違うはずです。
ときには「庄司作」として印章が別のものの場合は工房作品と疑うべきでしょう。かなりの腕の陶工による工房作品ですので、本人作との区別は意外に難しいものですが、真贋としては本人作とした場合は贋作となります。
朱肉も真似る、印章の形も真似る、このような贋作もあります。基本的には作品自体がよいか、悪いか・・、常にこのことに骨董の真贋は尽きます。
箱は本物で中身は偽物、本物に箱を付けて売る。箱は偽物、中身は本物・・・、二個で二倍の収入・・・・??? 魑魅魍魎たる骨董の世界です。
目利きになるかどうかは持って生まれた天命のようで、いくら頑張ってもダメな人はだめな人はダメなようで、そういう人がともかく多く、稀に入手した一つの逸品に百以上の駄作・贋作に囲まれているのが常のようです。
ネットオークションで浜田庄司の真作を入手することは充分に可能ですが、ともかくきちんと見極めできることができていないと、贋作をつかむことになりますので注意してください。
この世は贋作で満ち溢れています。マスコミの煽り、うわさや妬みで真実が見えにくくなっています。「真はなんなりや」を見抜く情報と感性を持たなくてはいけません。そのためにはなにごとにもチャレンジして経験と情報を積むことです。