初釜の席で広間の床の間に置いた信楽の壷で、小生のお気に入りのひとつです。
骨董の趣味の終着のひとつに壷があるように思います。
古信楽壺
箱入
高さ300*胴径220*口径105
大きさはそれほど大きくありませんが、どっしりとした迫力があります。肌に出ている長石、「ウニ」と称される空洞、ビスケット肌、ビードロ状の釉薬の流れ、口縁周りの輪線など余すところなく信楽のよさを兼ね備えています。
今回は魯山人の桧垣文の壷との比較と意図で展示しましたが、出席された皆さんにはゆっくり見ていただける時間がなくなってしまいました。
古い壷ほど目利きは難しいもので、小生の力の及ぶところではありませんが、いいものはいい・・・。
時代はだいぶ古いものらしいです。ただただ、観るのみ・・。
鎌倉時代から室町時代にかけて焼かれた種壺・雑器でしょう。
信楽には茶道の「侘び・寂び」の雰囲気があり、飛び出ている長石、木節によって穴のあいた地肌、ビスケット肌、淡いグリーンの自然釉など素朴でいて力強い造形を持つ信楽は人を魅了して止まないものですね。
裏面(火裏)のこびりついたような灰もまた魅力的です。
ごろんと転がるように置かれた壷・・、魅力を見出せるかどうかは鑑賞者次第・・・。
壷は買うごとに失敗ばかり・・、そのたびに置くところに困り処分することになります。さてこの作品は・・??
ただただ観るのみ・・・。そして魅せられていく。時とともに変わる女性のうわべの美ではなく永遠の美の世界に・・・。
骨董の趣味の終着のひとつに壷があるように思います。
古信楽壺
箱入
高さ300*胴径220*口径105
大きさはそれほど大きくありませんが、どっしりとした迫力があります。肌に出ている長石、「ウニ」と称される空洞、ビスケット肌、ビードロ状の釉薬の流れ、口縁周りの輪線など余すところなく信楽のよさを兼ね備えています。
今回は魯山人の桧垣文の壷との比較と意図で展示しましたが、出席された皆さんにはゆっくり見ていただける時間がなくなってしまいました。
古い壷ほど目利きは難しいもので、小生の力の及ぶところではありませんが、いいものはいい・・・。
時代はだいぶ古いものらしいです。ただただ、観るのみ・・。
鎌倉時代から室町時代にかけて焼かれた種壺・雑器でしょう。
信楽には茶道の「侘び・寂び」の雰囲気があり、飛び出ている長石、木節によって穴のあいた地肌、ビスケット肌、淡いグリーンの自然釉など素朴でいて力強い造形を持つ信楽は人を魅了して止まないものですね。
裏面(火裏)のこびりついたような灰もまた魅力的です。
ごろんと転がるように置かれた壷・・、魅力を見出せるかどうかは鑑賞者次第・・・。
壷は買うごとに失敗ばかり・・、そのたびに置くところに困り処分することになります。さてこの作品は・・??
ただただ観るのみ・・・。そして魅せられていく。時とともに変わる女性のうわべの美ではなく永遠の美の世界に・・・。