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Channel: 夜噺骨董談義
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富岳 寺崎廣業筆 その53

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民進党の党首にしろ、東京都知事にしろ、人に恨まれる政治手法は日本の将来にはよくありません。過去に「ものから人へ」のスローガンで予算カットをした趣旨はいいのですが、それまで尽力した人をマスコミの前でけちょんけちょんにやっつけた。東京五輪と豊洲もしかり・・、趣旨には賛同を得ても過去に尽力した人から恨みを買う人気とりにしかみられない経緯については本ブログでその当時からなんども批判しましたが、基本的に小生は虫唾が走るほど大嫌いです。

富士のように王道を行く政治、経営をしていくのがトップのありようのように思います。ということで本日は富士山を描いた作品の紹介です。

富岳 寺崎廣業筆 その53
絹本水墨軸装 軸先象牙 合箱
全体サイズ:縦2020*横545 画サイズ:縦1120*横410



落款の「二本廣業」から明治40年頃の作と推察される作品です。

 

資料の印章「易水離別図」との比較です。あまりこだわってもいけませんが、一応、印章は頭に入っていないと一瞬で判断できないものです。

 

 

寺崎廣業の作品には富士を描いた作品が非常に多いようです。東北の田舎から来た人間が初めて見た富士は忘れられないものです。



小生も上京して始めたのが登山ですが、秩父や南アルプスから見た富士には感動したものです。



晩年に寺崎廣業は信州に頻繁に行き来しますが、富士もその楽しみの一つだったのでしょう。国粋による富士を描いた他の画家らの当時の動機とは違うように思われます。



人の描き方がなんとなくマンガチックで面白い。



寺崎廣業の代表的な作品が美人画と山岳画となったのには頷けるものがあります。







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