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Channel: 夜噺骨董談義
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2014年 保戸野窯 彼岸の帰省 その1

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三連休は「還暦を祝う会」の出席もあり、秋田の大舘まで帰省しました。昨年の五月以来の帰省です。お盆は手術で入院、暮れは出産となり、久方ぶりの帰省です。

東京方面から秋田の大館市に行くのには
1.電車で秋田駅経由奥羽本線
2.角館駅経由で内陸縦断鉄道で鷹巣経由



3.盛岡駅経由で花輪線、
4.青森駅経由で奥羽本線下り、
5.あとは飛行機で羽田から秋田北空港
の五通りもあります。

飛行機以外はすべてローカル線の旅が楽しめます。しかもJR東日本発行のの三連休乗り放題切符(毎回ではないらしいので確認が必要)がありますから料金は特急以外はほとんど変わりません。これを宣伝しないのはなぜ????

今回は一人旅。新幹線で秋田駅に降りました。あとは秋田駅からの出発時間を駅員さんに聞いて、秋田市内へ・・。



知り合いの家に立ち寄って保戸野窯の平野先生宅を訪ねました。



墓参りで先生はお留守。これは事前に知っていましたが、列車時間の関係で昼時に訪ねざる得ませんでした。



先生のお留守の間は工房で休憩。奥様が作られた「おはぎ」などを頂戴しました。これがうまい。なぜ田舎の料理はこんなにも美味しいのか。否、奥さんの手料理がうまいのでしょうが・・。



待っている間に次から次と・・。昼ご飯を食べる時間が不要になりました。




食事を済ませると先生が帰宅され、互いの近況報告。先生は54歳で長男誕生、もう中学生です。ちなみに私は60歳で長男誕生。

近々、秋田市内で個展を開催するとのこと。辰砂の作品がメインのようです。



辰砂の天目茶碗。気泡があって失敗作とのこと、・・・・ということで頂戴しました。

辰砂の水滴も失敗作。温度の下げ方が難しいらしい、・・というこでこれも頂戴しました。

この二作品の詳細は後日、ブログに投稿します。楽しみにしていて下さい。こういう頂ものは「リーチ一発かんちゃんツモ(麻雀用語)」という感じ

辰砂の硯。「水滴とセットでいいですね。」と戴こうとしたら、「これは完品で個展の出品作だからダメ」とのこと
「個展で売れなかったら買いましょう」ということになりました



本ブログをご覧になられて工房まで訪ねてこられた方もおられるようです。作品を買っていかれたそうですが、入手できた方は幸運です。まず作品の数がないというか商売っ気がないというか・・・。完全な出来でないと売らないということも作品の数が少ない原因でもありそうです。興味にある方はともかく事前に連絡してから窯元に行きましょう。

個展は連絡しなくても大丈夫でしょう。作品は売れるのかな〜、売れるといいですね。



入手した作品が期待を裏切ることはまずないでしょう。しかも手頃な値段です。ただ今後高くなるかどうかは保証できません。



そうそう、先生の失敗作の器の残りと長男の「お食い初め」の器セットを楽しみにしています 

お食い初めには間に合わないということですが、きっと間に合わない、否絶対に間に合わない。長男坊はいつになったら「お食い初め」ができるやら・・・・



時間がないのでそさくと秋田駅へ・・。お〜、特急がホームで待ったいた。ん〜、乗ってしまえ、次の目的地は鷹巣。




車上の風景はまさしく先日投稿した奥村厚一の絵の世界、あと何度見られるのやら・・。

仕事に追われるのもいいが、我々還暦をすぎた人間は時間を大切にしないといけません。










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