郷里の自宅は隣の旦那さんや設備会社の女性の方、「あきやかんり」という会社(我が家が契約第1号)の方々により、メンテされており今回の年末年始も快適に齟齬すことが出来ました。感謝・・。
ただ帰宅したら玄関前の雪が落ちていない。危なくて残したようです。昨年は雪下ろしで多くの人が亡くなったり、怪我をしています。
「パパ、危ないよ、どうするの?」といいたげ・・。雪下ろしの必要のない設計にしたのだが・・。トップライトの周りには雪がつきすい。屋根勾配を急にしても在来の瓦止めでは弱い・・など幾つかの反省点があります。
幼稚園から高校までの同級生が設計・・。笑い話のような深刻な失敗談が幾つかあります。車から出れない車庫、冷蔵庫の入らない台所、湯船が入らない風呂場、極めつけは業者の夜逃げ・・・。
放っておくとガラスが割れることがあります。
「こういうときは家の暖房をつけるのさ。」玄関にまで灯油ストーブを持ち込みました。大黒様もあったかいだと・・。
数時間後に大音響・・。成功
安心したのか、幸紀は雪景色をバックにスヤスヤ・・。
雪国にはトラブルはつきものですが、雪のある風景はなんとも神秘的です。
昨年末はこうして更けていきました。
呉須赤絵 五彩鳥花文皿
合箱入
全体サイズ:口径169*高台径85*高さ28
400年くらい前の中国福建省南部(漳洲窯)で作られた呉須赤絵の五寸ほどの皿で、窯の中で溶着しないように砂を撒いた跡が残る砂高台が特徴です。
縁の虫喰がほとんど無いことから清初と推察されますが、詳細は不明です。中央の鳥の紋様が洒脱で本作品の魅力となっています。
なんども説明してきましたが、この作品群の魅力は絵の拙さ、精緻でない荒っぽい作り方が魅力です。ここに美を見出したのは作った中国人ではなく日本人、李朝に美を見出したのも朝鮮の人ではなく日本人なのです。日本人は手先が器用で勤勉のですが、もっと不思議なのはそこより先の無の境地の作品に美を見出す美意識だと思います。
同系統の逸品に下記の作品があります。数多くある明末赤絵の作品の中でも瞠目の作品です。
呉須赤絵 五彩牡丹鳳凰文皿合箱入
全体サイズ:口径209*高台径123*高さ36
このような作品はあるようで意外にないものです。明末呉須赤絵の大きな尺皿よりもこのような大きさのほうが使い途があった重宝するものです。
さて、そのように偉そうに講釈を記述していますが、一番面白いのは箱書きなのです。
粗雑な箱の裏には・・・。
「何代主人入手せるや不明箱破損九代箱新調 逸品珍品と見る人云う大切に取扱べし 赤絵南京と云う」とあります。
「逸品珍品と見る人云う大切に取扱べし」・・、骨董を趣味とする者はどうも思い込みが激しい 反省・・。
人生は反省の連続。失敗にない人間は成長しないが、同じ失敗は二度としないのが賢者というものらしい。もう一度自宅の設計、新築をしてみたいものです。
ただ帰宅したら玄関前の雪が落ちていない。危なくて残したようです。昨年は雪下ろしで多くの人が亡くなったり、怪我をしています。
「パパ、危ないよ、どうするの?」といいたげ・・。雪下ろしの必要のない設計にしたのだが・・。トップライトの周りには雪がつきすい。屋根勾配を急にしても在来の瓦止めでは弱い・・など幾つかの反省点があります。
幼稚園から高校までの同級生が設計・・。笑い話のような深刻な失敗談が幾つかあります。車から出れない車庫、冷蔵庫の入らない台所、湯船が入らない風呂場、極めつけは業者の夜逃げ・・・。
放っておくとガラスが割れることがあります。
「こういうときは家の暖房をつけるのさ。」玄関にまで灯油ストーブを持ち込みました。大黒様もあったかいだと・・。
数時間後に大音響・・。成功
安心したのか、幸紀は雪景色をバックにスヤスヤ・・。
雪国にはトラブルはつきものですが、雪のある風景はなんとも神秘的です。
昨年末はこうして更けていきました。
呉須赤絵 五彩鳥花文皿
合箱入
全体サイズ:口径169*高台径85*高さ28
400年くらい前の中国福建省南部(漳洲窯)で作られた呉須赤絵の五寸ほどの皿で、窯の中で溶着しないように砂を撒いた跡が残る砂高台が特徴です。
縁の虫喰がほとんど無いことから清初と推察されますが、詳細は不明です。中央の鳥の紋様が洒脱で本作品の魅力となっています。
なんども説明してきましたが、この作品群の魅力は絵の拙さ、精緻でない荒っぽい作り方が魅力です。ここに美を見出したのは作った中国人ではなく日本人、李朝に美を見出したのも朝鮮の人ではなく日本人なのです。日本人は手先が器用で勤勉のですが、もっと不思議なのはそこより先の無の境地の作品に美を見出す美意識だと思います。
同系統の逸品に下記の作品があります。数多くある明末赤絵の作品の中でも瞠目の作品です。
呉須赤絵 五彩牡丹鳳凰文皿合箱入
全体サイズ:口径209*高台径123*高さ36
このような作品はあるようで意外にないものです。明末呉須赤絵の大きな尺皿よりもこのような大きさのほうが使い途があった重宝するものです。
さて、そのように偉そうに講釈を記述していますが、一番面白いのは箱書きなのです。
粗雑な箱の裏には・・・。
「何代主人入手せるや不明箱破損九代箱新調 逸品珍品と見る人云う大切に取扱べし 赤絵南京と云う」とあります。
「逸品珍品と見る人云う大切に取扱べし」・・、骨董を趣味とする者はどうも思い込みが激しい 反省・・。
人生は反省の連続。失敗にない人間は成長しないが、同じ失敗は二度としないのが賢者というものらしい。もう一度自宅の設計、新築をしてみたいものです。