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Channel: 夜噺骨董談義
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薔薇 その3 福田豊四郎筆 その45

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現場の突貫が相次いでいます。二ヶ月以上前に警告を発していながら、現地確認しておらずのこの始末。現地を確認していないことが最大の問題であろうかと思いますが、事実が伝わらない会議より、「現地確認が第一」、「懲罰主義よりチームワークが宝」ということを忘れたツケは大きい。こうなっては我々はやれるだけを誠意一杯やるだけ・・

今年の年末年始は自宅に暖房器具を新設しました。何しろ吹き抜けのある居間が一番寒い。もともと暖房用にエアコン設置は20年以上前の新築時に計画はあったのですが、住宅建築請負業者の倒産、建築代金持ち逃げ騒動で資金がなく、いままで我慢してきました。ようやく所定の場所に設置しました。



吹き抜けは天井が高く明るくていいのですが北国では寒い。



ストーブの新しいものに交換しました。こどもが近づかないようにガード。



大晦日の朝はハタハタです。大好物で、とてもおいしいですよ。



大晦日は郷里の蕎麦を食べました。暖かい家で今年は年をを越せました。



さて、年末に帰省した祭に地元の骨董店にいつもの訪問・・。福田豊四郎の「薔薇」の作品が目に付いたのですが、すでに「薔薇」の作品は二作品所蔵してるので、ためらいがありました。ただ、付き合いもあり、和紙の描かれて今までの作品と違った感じがすることより購入・・。

薔薇 その3 福田豊四郎筆
和紙着色 色紙額装タトウ入 3号



福田豊四郎にしては珍しい描法です。



落款と印章は下記のとおりです。



それにしても安くなったものです。これで3万5千円。以前にお購入した「薔薇 その1」は12万でした。

福田豊四郎 薔薇 その1         



いつも述べることですが、「骨董品や美術品で得をしようというのは間違い」ということです。骨董はあくまで趣味。素人は金にはなりません。

古くから家にあるものを売ってお金を得ようとするのは「浅ましいこと」です。已むにやまれぬ事情以外で、古くからあったもんを売却しようとする人でまともな人間に会ったことがありません。そもそも自分で稼いだものではないので、価値基準がまったくわかっていません。

高く売りたい→裁判沙汰になる→買い叩かれる→弁護士だけが儲ける→悪銭身につかず というパターンです。

福田豊四郎 薔薇 その2



買うほうも同じ

安く買いたい→値切る→贋作をつかむ→スッカラカン

時間に伴う評価という事実はただひとつ、ただし骨董はある意味で麻薬です。売るほうも買うほうも正しい知識がないと身を滅ぼします。骨董の売買は寄付と思うのが常道、ゴルフでプレー代金を支払ったと思えばいい。

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