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Channel: 夜噺骨董談義
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澄水 郷倉千靭筆 その3

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データの入ったままのデジカメを置き忘れてきました。む~、書き溜めた原稿もなくブログ続行のピンチ・・

昨日は賀詞交換会の会合のあと銀座の現場まで表敬訪問・・。しばし技術や現場談義。その合間に古田織部展へ・・、その後慌しく会社に戻り来客・・、お得意様と退職後の趣味の話。アフターファイブは埼玉で会合。忙しい一日?・・・

古田織部展はなかなかの作品揃いでした。その作品群は作ろうと思ってもなかなか作れるものではありませんね。加藤唐九郎の鼠志野を思い出しました。茶室の実物大もなかなか参考になりました。

本日は書きかけの原稿を投稿します。

澄水 郷倉千靭筆
絹本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱二重箱
全体サイズ:縦1295*横578  画サイズ:縦368*横430



鮎かな???




知人宅に下記の作品があり、当時は絵画に詳しくなかった小生は「なんとなくいいな~」と思って、床の間に掛けられていた色紙程度の作品に見とれていました。今では本作品の行方は解りませんが・・。

鮎 郷倉千靭筆
紙本着色色紙軸装 軸先陶製 共箱題旧作 縦265*横237




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郷倉千靭:明治25年(1892)~昭和50年(1975)富山県射水郡に生れ、東京で没。本名は与作。大正2年東京美術学校を卒業。寺崎広業に指導を受けた。



後期印象派、とくにセザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンに傾倒し、大正5年渡米。13年日本美術院同人に推挙。自然の一隅に目を向けた清新な自然観照が注目された。昭和7年帝国美術学校教授、同11年多摩造形芸術専門学校教授、また画塾草樹社を率いた。



昭和35年日本芸術院賞を受賞。翌36年インドへ渡り、仏教美術を研究した。昭和47年日本芸術院会員。堅固な写実を基盤にした緻密な画風で多くの作品を描いた。代表作は「山霧」。

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鮎を描いた作品は本ブログに幾つか投稿されています。

あmた郷倉千靭の他の作品には画帳に掲載された下記の作品があります。この作品については後日また・・・。



デジカメよ、早く戻って来い・・。


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