最近とんと作品についてのコメントの投稿がなくなってきました。記事の内容がマンネリ化してきたのかな? ま~専門的な内容なので退屈でしょうが、本ブログは当方の趣味の整理の場・・・・・
本日の作品については「1972年切手趣味週間 ユシビン(嘉瓶)」と趣味週間の切手にもなっています。
一万円以下での購入ですが高いのか安いのか・・。瀬戸の絵皿や行灯皿も一万円程度が相場で意外に生活雑器の骨董は安い? ん~、やはり高いのかな
沖縄壷屋焼 海鼠釉嘉瓶
口径55*胴径125*高台径75*高さ275
焼成時にとけて流れた海鼠釉?の濃淡が鮮やかなグラデーションとなり外面全体を覆っていて良い景色を醸し出しています。嘉瓶の形はほぼ統一されているようですが、釉薬については様々なものが用いられており、緑釉の作品もありますが、本作品が海鼠釉であるか、はたまた緑釉なのかは解りません。ただ本作品の釉薬を海鼠釉薬に分類するのは正しくないようにも思われます。
このような形の製品を沖縄では嘉瓶(ユシビン)と呼んでいるようです。嘉瓶とは、お祝い事に使用される沖縄独特の酒器のことです。ご祝儀用の泡盛を入れて、お祝いの相手方に贈るために使われました。贈られた嘉瓶は中の泡盛を他の容器に移したあと持ち主に返されるようです。そのため、なかには肩のあたりに家紋が入っている嘉瓶もあるそうです。
嘉瓶の「ユシ」は、沖縄の言葉でおめでたいことを意味する「カリユシ」に通じるといわれるそうです。嘉瓶がひょうたんの様な形をしているのは、くびれている事で小脇に抱えやすい為だと言われています。壺屋焼が多く19世紀のものが多いのですが、最近でも生産され古酒などの器に使われていますので、本作品もその類の可能性があります。
ちょっとした普段使いの花瓶に最適のように考え購入した作品です。「首里・那覇の上流階級の間で使われた??」 数は多いのか少ないのか? いずれにしても普段使いの器のひとつですね。今でも作られているようですが、装飾性の多すぎたり、また釉薬の景色の面白くない作品が多いようです。この釉薬の作品にいい作品が多いようです。沖縄の海の色??
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嘉瓶:首里・那覇の上流階級の間で、祝事のある家に祝儀用に泡盛をつめて贈る瓶。嘉瓶と呼ばれるゆえんで、口は太く長く、胴部は瓢(ひさご)形で抱えやすいようにくびれ、家紋をつけたのもある。祝事が終って、贈り主に返される。
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普段使いの民芸品にいかに美を見出すか?? 常に課題のひとつですが、コスト重視の昨今、100円ショップで済ます日常・・、このような作品がそのうち皆無の生活になるのではと案じるのは小生だけでしょうか?
本日の作品については「1972年切手趣味週間 ユシビン(嘉瓶)」と趣味週間の切手にもなっています。
一万円以下での購入ですが高いのか安いのか・・。瀬戸の絵皿や行灯皿も一万円程度が相場で意外に生活雑器の骨董は安い? ん~、やはり高いのかな
沖縄壷屋焼 海鼠釉嘉瓶
口径55*胴径125*高台径75*高さ275
焼成時にとけて流れた海鼠釉?の濃淡が鮮やかなグラデーションとなり外面全体を覆っていて良い景色を醸し出しています。嘉瓶の形はほぼ統一されているようですが、釉薬については様々なものが用いられており、緑釉の作品もありますが、本作品が海鼠釉であるか、はたまた緑釉なのかは解りません。ただ本作品の釉薬を海鼠釉薬に分類するのは正しくないようにも思われます。
このような形の製品を沖縄では嘉瓶(ユシビン)と呼んでいるようです。嘉瓶とは、お祝い事に使用される沖縄独特の酒器のことです。ご祝儀用の泡盛を入れて、お祝いの相手方に贈るために使われました。贈られた嘉瓶は中の泡盛を他の容器に移したあと持ち主に返されるようです。そのため、なかには肩のあたりに家紋が入っている嘉瓶もあるそうです。
嘉瓶の「ユシ」は、沖縄の言葉でおめでたいことを意味する「カリユシ」に通じるといわれるそうです。嘉瓶がひょうたんの様な形をしているのは、くびれている事で小脇に抱えやすい為だと言われています。壺屋焼が多く19世紀のものが多いのですが、最近でも生産され古酒などの器に使われていますので、本作品もその類の可能性があります。
ちょっとした普段使いの花瓶に最適のように考え購入した作品です。「首里・那覇の上流階級の間で使われた??」 数は多いのか少ないのか? いずれにしても普段使いの器のひとつですね。今でも作られているようですが、装飾性の多すぎたり、また釉薬の景色の面白くない作品が多いようです。この釉薬の作品にいい作品が多いようです。沖縄の海の色??
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嘉瓶:首里・那覇の上流階級の間で、祝事のある家に祝儀用に泡盛をつめて贈る瓶。嘉瓶と呼ばれるゆえんで、口は太く長く、胴部は瓢(ひさご)形で抱えやすいようにくびれ、家紋をつけたのもある。祝事が終って、贈り主に返される。
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普段使いの民芸品にいかに美を見出すか?? 常に課題のひとつですが、コスト重視の昨今、100円ショップで済ます日常・・、このような作品がそのうち皆無の生活になるのではと案じるのは小生だけでしょうか?