椿之図 大谷句仏画賛
名古屋に出張に際して泊まったホテルのロビーで壁に飾られた作品はアイズピリ。 残念ながらアイズピリの作品とわかる人は非常に少ないと思います。日本人は絵や陶磁器に対する知識や関心度は思いのほか低いと思います。 本作品は20号くらいの大きさの大作です。 **************************************************** Paul...
View Article真贋考 芦雁図 伝橋本雅邦筆
迂闊に手を出せないのが古今の著名な画家の作品です。印章や落款が文献資料と合っていても、さらに疑ってかからないといけないので真贋の判断は私のような素人では無理と思われます。その著名な画家の作品の中でも難しい部類に入るのが橋本雅邦の作品だと思われます。 本日はその橋本雅邦と落款のある作品はの挑戦・・・。 芦雁図 伝橋本雅邦筆 絹本水墨軸装 軸先鹿角 合箱 全体サイズ:横475*縦1910...
View Article沖縄壷屋焼 海鼠釉嘉瓶
最近とんと作品についてのコメントの投稿がなくなってきました。記事の内容がマンネリ化してきたのかな? ま~専門的な内容なので退屈でしょうが、本ブログは当方の趣味の整理の場・・・・・ 本日の作品については「1972年切手趣味週間 ユシビン(嘉瓶)」と趣味週間の切手にもなっています。 一万円以下での購入ですが高いのか安いのか・・。瀬戸の絵皿や行灯皿も一万円程度が相場で意外に生活雑器の骨董は安い?...
View Article雪後山水図 平野五岳筆 その3
都内でも雪が見られるような寒さですが、北国ではこのような程度の雪では積もったとはいいません。この時期にはJRで秋田のPRをしていますが、この寒い時期だからこそ秋田などの雪国に出向いてみたらいかがでしょうか。冬の十和田は絶景ですよ。ストーブ列車も趣が抜群のようです。内陸鉄道、花輪線・・充分に雪の景色を愉しめます。 今日は父の命日。 本日の作品は夏に描いた冬の景色の作品のようです。 雪後山水図...
View Article海辺山水図行灯七寸皿
週末はリス園まで・・。 マスコット人形のリスしか知らない息子は興味津々・・。 なにやら喜んでいるようですが・・。 本日はなんとも言えないお皿の作品群です、行灯皿・・・・。 家内に本作品を見せたときの会話 「いつ頃の作品?」 「明治の頃じゃないかな} 「それにしては今風の家ね」 「建売かな~、海の家? 別荘かな・・・??」...
View Article福娘之図 伝鈴木其一筆 その2
今年の北国は雪がとくに多いようです。 このような雪国で暮らす人々はとても忍耐強く、春の訪れを辛抱強く待ちます。 雪国でのものづくりは辛抱強く・・、心棒強く・・・。難しい仕事を、やりがいのある仕事をさせてもらったが、それに比べると都会の超高層はいとも簡単?・・・なのになぜにてこずる。 辛抱強く人を育て、チームワークを作り、組織力を発揮させるということをしてこなかったからに相違ない...
View Article柿本人麻呂像 伝高橋道八造
今年の夏前には郊外に引っ越す予定ですが、結婚してから、仙台から山形、盛岡、秋田、八戸、青森、水沢、仙台、東京、大宮と転居し、とうとう今回で10回目の引越しとなります。単身赴任は一度もしていないので新築した自宅に住んだことがありません。設計して建てたり、改修した家には住んだことがなく、別荘のごとく「男の隠れ家」になっています。...
View Article湖畔図 奥村厚一筆 その4
週末には物置の改修工事の打ち合わせ・・、内部の片づけが終わって工事開始となりました。 外部にも足場がかかりました。 内部の造作の解体が始まり基礎のコンクリートを打ちました。 古くから梁の材料をどのように使うか? 茶室部分にどう表現するか? 限れた予算でどうもうまくいかない・・・。...
View Article山水絵瀬戸行灯皿 その3
昨夜は都内で国際交流財団の20周年記念パーテイに出席してきました。中曽根元首相や明石康さんら著名な方々も出席されていました。 明石康さん(名誉市民)と同郷ということもあり少し秋田の話をさせていただいて、保戸野窯の平野庫太郎氏(明石康氏と縁戚)の話となり、東京で展覧会をという話になりました。いい作品を作っているのだからという点で意見が一致・・。...
View Article忘れ去られた画家 閻魔と地獄太夫図 高橋万年筆 その2
昨夜にテレビ放映されたドラマスペシャル「復讐法廷」は久しぶりに面白いドラマでした。見過ごした方は再放送がきっとあるでしょうから・・。 本日はわが郷里の画家・・、高橋万(萬)年の作品は第二作品目となります。一作品目は下記の作品です。 杜甫 寺崎廣業作模作 高橋万年筆絹本着色軸装 軸先骨 合箱 全体サイズ:縦1880*横650 画サイズ:縦1150*横500...
View Article源内焼 その50 三彩楼閣文輪花皿
前回投稿しました五枚揃いの源内焼の小皿に菓子を載せて一服・・。お菓子を食べた後に山邨風景が粋ですね。飾っておくだけではない源内焼を使う醍醐味が味わえます。 保戸野窯の平野先生の釉裏紅で描いた葡萄文様のお茶碗。...
View Article小色紙 躍鯉図 平福百穂筆 その18
雪が降って翌朝には朝陽が差してきました。このようなことが北国で起こると春が間近になっているような季節ですが・・。 当方の所蔵作品の福田豊四郎の「朝陽」という作品を思い起こします。...
View Article婦人像 原精一筆
日本代表の監督の解任・・、またしても予想が当たりました。日本のサッカー協会の運営の拙さが如実に出たようですね。もともと日本のサッカーは弱い、人材不足なのにどこでどう勘違いしたのか、常勝軍団のようなイメージをもったらしい。...
View Article蓮遊鯉之図 蓑虫山人筆 その6
秋田県の扇田出身の明石康さんとパーテイで立ち話した保戸野窯の平野庫太郎氏の東京での個展開催の件・・、首都圏大館ふるさと会の会長は乗り気になったようです。 まだまだ未確定の件ですが、東京での個展開催のない平野庫太郎氏・・、皆で個展を開催してあげようではありませんか。 主催者、協賛者、会場、出展作品・・資金・・ハードルは高い。...
View Article春景山水図 伝寺崎廣業筆 工芸
肉筆画ということで購入しましたが、どうも印刷? 印章も一致せず・・。ネットオークションで一番気をつけなくてはいけないのは実は印刷です。落款も印章も本物でありながら、実は印刷・・...
View Article忘れ去られた画家 孟秋山水図 野口小蘋筆 その2
女流南画家というと奥原晴湖と野口小蘋があげられ、明治の女流南画家の双璧と称されています。本ブログでもこの二人の作品は紹介されていますが、もう一人中村餘容も忘れてはいけませんね。 奥原晴湖と野口小蘋の投稿作品はリンク先を参考にしてください。 孟秋山水図 野口小蘋筆 その2 絹本水墨淡彩軸装 軸先鹿角 合箱 全体サイズ:縦1793*横544 画サイズ:縦1052*横407...
View Article荔枝図 藤井達吉筆 その12
子どもというものは1歳を過ぎるとだんだん表情ともに自己主張を始めるようです。 そばに寄ってきてず~っとなにやら話をしている・・・。 名前も無い作品は自己主張だけが頼り・・・・・・・・。 本日は落款も印章の押印もない作品です。 荔枝図 藤井達吉筆 和紙着色軸装 軸先陶器 贈呈記載箱 全体サイズ:縦1470*横520 画サイズ:縦495*横370...
View Article忘れ去られた画家 牡丹図 西山翠嶂筆 その5
この画家に「忘れ去られた画家」と題するのは異論のある方も多かろうと思います。文化勲章を受章してる画家ですから・・。「なんでも鑑定団」にも出品されてご記憶の方も多いかと思います。 牡丹図 西山翠嶂筆 紙本淡彩軸装 軸先朱塗 共箱 全体サイズ:縦1220*横552 画サイズ:縦315*横422 竹内栖鳳の女婿であり、栖鳳からの影響のある没骨にて描かれた牡丹の作品です。...
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