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Channel: 夜噺骨董談義
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源内焼 その62 黄・褐釉草花紋八寸皿

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女子サッカーの主将が協会に要求を出したそうですがもっともなことですね。もっと練習を、もっと試合を。普段から実力を磨いていないと勝てないと感じたのでしょう。コパアメリカで敗れたアルゼンチンのメッシの言葉が印象的でした。「決勝で負けるほど悔しいものはない」と・・・。今回の戦略無し、采配ミスの試合は選手にとってかなり悔しいはず・・。

さて昨日は元同僚の現場へ。久方ぶりに段取りのよい現場を見ることができました。

現場パトロール後、同じく現場巡回に来ていた元同僚らが待ってくれており、事務所で久しぶりの再会を喜び合いました。

現場所長の計らいで昼食会場は古民家で・・・。



当方の趣味を考慮してくれてのことらしいです。



おかげさまで愉しいひと時を過ごせました。



さて本日もまた源内焼の作品の紹介です。

源内焼の褐釉は発色が難しく、ときおり発色がきたならしくなっている作品もときおり見受けられます。源内焼は大き目の作品は装飾性を重んじますが、いくら地図皿のような大きな作品でも発色が綺麗でないと興醒めしてしまいます。

本作品のように実用を考えて作られている作品のほうがかえってシンプルに洒脱に作られており、古九谷や柿右衛門とは趣が異なり、古伊万里のような作品となっています。

源内焼 その62 黄・褐釉草花紋八寸皿
合箱
口径254*高台径*高さ45



見込みには褐釉、周囲には黄釉を施した源内焼には珍しい色使いとなっています。



源内焼ではこの褐色の釉薬を綺麗に出すのが難しかったようです。本作品も発色が枠からはみ出していますが、これはこれで味があるともいえます。所蔵している作品はとかく自分に都合よく解釈するものですが・・・。



家内が汚れを落とすために洗面所に置いてあった本作品を観て「女性好みのいい作品ね。」だと・・・。下の写真は汚れを落とす前の画像です。



ボロボロの箱の入っていました。「交趾焼」との表示。昔は中国陶磁器と勘違いされていたようです。ボロボロの箱を修理するのも引き継いだ者の役目です。



源内焼のわりには薄手で紋様が実用的で洒落ています。



日本、中国、洋風という三つの魅力を持っている陶器です。



こちらで4万円弱・・、欠けの補修とニューがすこしありますが、お買い得か否かは勝っただけが知る。もとい買ったものだけが知る。・・・・・負けたものは悔しさを知る。長い人生、どちらが得かは神のみぞ知る。


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