倉庫改修　ほぼ完成

倉庫改修が予定より３ヶ月遅れてほぼ完成し、来週から荷物の搬入開始です。荷物が整理できたらいよいよ引越しです。



周囲の庭や備品はまたお金を貯めてから・・。

外観は普通の家？？　もともとは古い家の古材で骨組みした物置で、外観はほぼそのままです。すでにあったものをどう造りこむかがものづくりの醍醐味のようです。今回はすでにあったものばかり・・。基本的な間取り、構造組み、庭、母屋、トイレ、建物位置、・・・・。

さて夏障子からの庭の景色は気持ちが和らぎますね。

自然と庭との区切りを庇であいまいにするのが伝統的な日本建築の配慮ですが、障子もまたその役割を担っています。障子だけでは機能は不十分ですが、アルミサッシだけではまだまだ日本の文化を昇華しきれていません。



日本が失いつつあるものに床の間や縁側があります。床の間や縁側はそのありがたみがよく解っている人でないと再現できないように思います。

＊正面は水屋です。縁側に直接給仕できるようにもできる配置になっています。



縁側は広いこと、景色が良いこと、日当たりが良いこと、風通しが良いこと・・、ほかになにかがある。茶室も同じ・・・、いかにも茶室でございますはちと面白くないかも？　といってただ円窓を付けたりすればいいというものでもないように思います。



にじり口はいつまでも千利休のままでいいはずもなく・・。もともとは雨戸を半分にした苦肉の策はもはや踏襲する必要性は全くありません。アコーデイオンカーテンが便利・・。



古いままの贅沢な建築資材からの脱却も必要でしょう。東急ハンズのアクリル・・・。



茶室は亭主主体で考えるのが基本のようで、遊び心を愉しむ亭主の趣向がないともてなされる側もつまらないでしょう。



ようやくほぼ完成です。設計、施工の方々にいろいろとご無理を言ってたいへんご迷惑をおかけしました。施工を担当した皆さんも喜んでいます、というか皆で愉しみました。



普通の茶室が出来上がり、ちょっと一服をしたいという茶室になったと思いますが読者の皆さんはいかがでしょうか？　いずれ片付けが一段落する秋頃には・・・。



さて以上は家内の空間・・・。



私の担当は裏方・・・。１階の渡り廊下はスロープになっています。子供の遊び場？？？



さてなにを飾ろうか？



収納は足りるのだろうか？



２階は小生の作業スペース。



もので一杯のなるのでは・・。



廊下は・・・。



セキュリテイの工事も開始。



押入れと思うと実は水屋。座って茶事の段取りをするのは時代遅れでしょう、さて乞うご期待？？



これからまだ工事あり・・。



渡り投下は取り外し式が完了。



トイレはまだ工事中。備品類、庭などまだまだ手を入れるところはたくさんありますが・・。



追加資金は間に合うのかい？？



と息子が電卓をはじいいて「今月の支払いが足りないよ」

子どもがまだ小さく、家内共々いろいろと仕事もあり、遠距離での打合せをこなしてようやくここまで完成しました。

あとはゆっくり・・・、愉しむ心、健康がなによりも大切です。お金は二の次・・・