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Channel: 夜噺骨董談義
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引越しの準備 その3

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最近読んだ本が「願わくば、鳩のごとく」(杉田成道著 扶桑社)です。
「願わくば、鳩のごとく」は「北の国から」という多くの方が周知のドラマの演出家、監督の方の著書ですが、小生と恐ろしく境遇が似ています。このような著名人と比べるべくもないのですが、先妻を病気で亡くし、再婚後に還暦前後で子供を授かるなど、おまけに名前?愛称?「○○ちゃん」というのも一緒です。小生と違うのは先妻との子供の有無、子どもの人数、闘病の有無くらいでしょうか? ともかく似ている・・・。

死という絶望の淵から立ち直ることについては本人のことはあまり記されていませんが、小生流に喩えるなら「吹雪の雪山で腰まである積雪の中で、不眠不休状態の体力の状況で、ともかくラッセルを始めないと生きられない・・・」、そんな体験を経たのちの男の面白味?というものを味わえる本です。すでに隣接し始めた人の死というものを考えることにもなります。

さて倉庫改修で「納得できないところ」があり、打ち合わせによって幾分手を加えることとなりました。

まずはトイレの扉・・・。味気なさすぎる・・・。



次にセキュリテイの感知器・・、これもなんとかならないものかと。



にじり口の段差はもともと設計時点で対応の予定にあったもの。



さらには縁側の洗濯物干し・・。金物をいかにするか?



階段にささら部分が突出したもの。切断すると踏み板の受けネジまで切断してしまうらしい。



エアコンが無造作に露出している?



さて対策工事の始まりです。コストは最小限に抑えることが前提ですね。



トイレの扉は周囲が仕上がっているので取り替えが難しいし、既存の扉にいいものはないようなので対候性のあるシートを貼ることにしました。

イケメンのお兄さん二人に息子は「何してるの?」と・・。



ちょっと間違うとキャバレーの扉? 内外を対称に色別してみました。茶席なんてキャバレーみたいなもんさ???



小口で貼り方を別々に・・。ちょっとは小粋になったかな?



にじり口の段差は踏み台を製作・・、竹を張った既成のボードにて製作しました。細かい収まりはこれから・・。



そのボードの余った部材でセコムの感知器の目隠しを製作しています。



洗濯物干し金物はホームセンターで調達・・、茶会の釣り金物も兼用。「これな~に?」と息子。



週末には工事はここまで・・、今週中には完了予定です。

既成の概念でなく、いろんなアイデアでものづくりをするのは面白いものです。限られたもので味のあるものを作りたい。周りには理解できないことも多く、摩擦もそれなりにあるのは事実ですが・・・。

本体工事はこれでほぼ完成予定ですが、庭やその他を含めるとまだまだ未完成です。この状態でお披露目は無理かな~と思うこともありますが、いろんな人の協力と理解でここまできたので・・・、ともかく月末の引越し完了後に考えることにしました。来てくれる人がいたらありがたいのですが・・。








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