本日は冒頭に最近の思いを支離滅裂なる粗文にて・・。
現代では美術品蒐集というものは死語になりつつあります。蒐集するほど財力のある人が少なくなってきているということが起点です。税金で利益の大半が吸い上げられ、美術品に投資する財力をなくし、市場が投資されないと美術品相場が活況にならず魅力を失いどんどん蒐集家が見放していく。
それは国の財政の仕組みと大いに関係がある。富めるものから税金という名目で徴収し、国民を平等化していく施策は何をもたらしていくのだろうか? 「平等化する」はずがますます貧富の差を生んでいる状況は何が原因なのであろうか?
人間の基本は労働意欲にあるのであって、それに報いる仕組みがないと働く意欲が湧いてこないものです。ある程度の富があれば、あとの利の半分は税金が課されていく。後継に託すときにはさらに半分が税金で徴収される。要は稼いだ富の75%が税金として持ち去られ、労働意欲を根源から奪い去る。富をある程度稼いだものが、再投資を削がれる仕組みなのである。消費税ならまだいいが、所得税、相続税についてはその罪悪を認識していない。ある程度稼いだら借金をして再投資という考えもあるが、元本返済には税金の相殺はない。このような仕組みにした国は滅びる。少なくても経済は活性化しないし、子供は増えない。共産圏のようなことなかれ主義が蔓延るだけならまだいいが、もっとひどいことになる可能性がある。それは高齢化が追い討ちをかけること・・、ますます国民が貧困化する。
日本は勤労意欲が高く、組織力で経済を動かす国民性を持っている。組織力が強みの国民が海外などに単独で修行し、帰国してチームが強くなるわけがない、サッカーなどのスポーツ然り・・。海外を相手に事業するならチームで臨まなくてはならない。その国民性を充分に認識すべきであろう。組織力という強みの根源はあくまでも労働意欲というのは普遍であり、労働意欲はその報いにあるものです。組織力を生かすという日本人の国民性を十分認識した上で、企業活動というものも考える必要がある。
さて、本日は掛け軸に意外と多い扇面の作品です。本日は扇面の作品の中から平福百穂の作品を取り上げてみました。扇面の作品は掛け軸にしろ、額装にしろ表具が面倒なので作品の大きさのわりには高価なものとなる傾向にあります。
意外に平福百穂の扇面の作品は多くありますが、この当時に流行したものと推察されます。
扇面武者絵図 平福百穂筆
絹本水墨淡彩 軸先木製塗 合箱
全体サイズ:横640*縦1020 画サイズ:横500*縦150
平福百穂の扇面の作品は当方で縁があったのは下記の作品ですが、思文閣に売却されています。
紅梅 平福百穂筆
扇面紙本水墨淡彩軸先象牙共箱
幅500*高さ156
リーマンショック前で10万円にて売却できましたが、共箱であったことを考慮すると本作品とは金額的な評価では比較にならないと思われます。
紙本のように見えますが、絹に描かれています。
使用していた扇面に描かれたように思われ、後日に表具したように推察されます。
印章や落款などもしっかりしており、扇面状態で描いたものか解りませんが多少の押印の魅されはありますが、本ブログの投稿作品である「不老長春」や他の参考作品である参考作品 「古木」と同一印章を押印しています。
表具もしっかりしていますね。
武者の表情が本作品の魅力ですね。なにをモチーフにして描かれたのかな?
平福百穂は本ブログでも何度も投稿している画家で、私の郷里の出身で、角館(仙北市)には平福父子の平福記念館があります。
改修された倉庫の「引越しの準備」の中にも平福百穂の作品が展示された写真が投稿されています。
本来は郷里に男の隠れ家の集大成のようなものを作ろうと思っていましたが、なりゆきで都心に近いところとなりました。まだ郷里にという思いは諦めていませんが・・。
扇面は末広がりで縁起物、普段の考え方も広く・・・、ただし組織力を考慮しない単独行動が蔓延る昨今、単独による判断は断固として許さない、だめなものはダメなのです。
現代では美術品蒐集というものは死語になりつつあります。蒐集するほど財力のある人が少なくなってきているということが起点です。税金で利益の大半が吸い上げられ、美術品に投資する財力をなくし、市場が投資されないと美術品相場が活況にならず魅力を失いどんどん蒐集家が見放していく。
それは国の財政の仕組みと大いに関係がある。富めるものから税金という名目で徴収し、国民を平等化していく施策は何をもたらしていくのだろうか? 「平等化する」はずがますます貧富の差を生んでいる状況は何が原因なのであろうか?
人間の基本は労働意欲にあるのであって、それに報いる仕組みがないと働く意欲が湧いてこないものです。ある程度の富があれば、あとの利の半分は税金が課されていく。後継に託すときにはさらに半分が税金で徴収される。要は稼いだ富の75%が税金として持ち去られ、労働意欲を根源から奪い去る。富をある程度稼いだものが、再投資を削がれる仕組みなのである。消費税ならまだいいが、所得税、相続税についてはその罪悪を認識していない。ある程度稼いだら借金をして再投資という考えもあるが、元本返済には税金の相殺はない。このような仕組みにした国は滅びる。少なくても経済は活性化しないし、子供は増えない。共産圏のようなことなかれ主義が蔓延るだけならまだいいが、もっとひどいことになる可能性がある。それは高齢化が追い討ちをかけること・・、ますます国民が貧困化する。
日本は勤労意欲が高く、組織力で経済を動かす国民性を持っている。組織力が強みの国民が海外などに単独で修行し、帰国してチームが強くなるわけがない、サッカーなどのスポーツ然り・・。海外を相手に事業するならチームで臨まなくてはならない。その国民性を充分に認識すべきであろう。組織力という強みの根源はあくまでも労働意欲というのは普遍であり、労働意欲はその報いにあるものです。組織力を生かすという日本人の国民性を十分認識した上で、企業活動というものも考える必要がある。
さて、本日は掛け軸に意外と多い扇面の作品です。本日は扇面の作品の中から平福百穂の作品を取り上げてみました。扇面の作品は掛け軸にしろ、額装にしろ表具が面倒なので作品の大きさのわりには高価なものとなる傾向にあります。
意外に平福百穂の扇面の作品は多くありますが、この当時に流行したものと推察されます。
扇面武者絵図 平福百穂筆
絹本水墨淡彩 軸先木製塗 合箱
全体サイズ:横640*縦1020 画サイズ:横500*縦150
平福百穂の扇面の作品は当方で縁があったのは下記の作品ですが、思文閣に売却されています。
紅梅 平福百穂筆
扇面紙本水墨淡彩軸先象牙共箱
幅500*高さ156
リーマンショック前で10万円にて売却できましたが、共箱であったことを考慮すると本作品とは金額的な評価では比較にならないと思われます。
紙本のように見えますが、絹に描かれています。
使用していた扇面に描かれたように思われ、後日に表具したように推察されます。
印章や落款などもしっかりしており、扇面状態で描いたものか解りませんが多少の押印の魅されはありますが、本ブログの投稿作品である「不老長春」や他の参考作品である参考作品 「古木」と同一印章を押印しています。
表具もしっかりしていますね。
武者の表情が本作品の魅力ですね。なにをモチーフにして描かれたのかな?
平福百穂は本ブログでも何度も投稿している画家で、私の郷里の出身で、角館(仙北市)には平福父子の平福記念館があります。
改修された倉庫の「引越しの準備」の中にも平福百穂の作品が展示された写真が投稿されています。
本来は郷里に男の隠れ家の集大成のようなものを作ろうと思っていましたが、なりゆきで都心に近いところとなりました。まだ郷里にという思いは諦めていませんが・・。
扇面は末広がりで縁起物、普段の考え方も広く・・・、ただし組織力を考慮しない単独行動が蔓延る昨今、単独による判断は断固として許さない、だめなものはダメなのです。