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Channel: 夜噺骨董談義
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青花染付鉢 清朝時代作 その2

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長男の誕生祝の御言葉やらをいろんな方から戴いて恐縮しております。友人などは「還暦すぎてから大変だね」という素直な質問をいただきますが、そのあとに「でもよく考えるとすごいことだな。」と感慨深げに言うのが皆に共通していることです。そう・・・還暦過ぎているからと老け込んではいられません。

骨董の趣味はわりと手を動かすことが多いものです。別に壺を撫でているばかりが骨董の趣味ではなく、いろんな本を紐解いたり、箱の収納などに補修や道具で手作業が多いのでボケ防止には最適です。ブログを書いたり、資料を整理するのも指を使います。麻雀どころの比ではありません。老け込まないためにも骨董の趣味をすすめします。ただ、資金は余剰には使わないことですね。

今月の連休は家内と大津絵の展覧会へ出かけてきました。大津絵の古いものは最近入手が難しくなってきましたが、このようにいろんな大津絵を見ているとまた集めたくなりますね。

さて本日は染付の作品ですが、染付の色合いは日本人好みのようです。

染付鉢 清朝時代作 その2
口径170*高さ75*高台径75

滲んだような呉須の染付です。民窯で大量に製作されてもののように思います。紋様に違いはあるものの数千円程度で売られています。



「《清朝期》青花 花唐草文 六寸深鉢」と出品されていた作品です。見込み中央にあるのは西アジアの影響を受けたアラビア文字のようにも見えるが詳細は不明です。




高台内にある文字も不明ですが、伊万里に見られるような文字でもあります。




大きさからは茶碗としては大きいようであるが、使えないこともない大きさです。



でもやはり鉢でしょうね。またまた普段使い・・。染付の普段使いばかりで困ったものです。



少しは色気のあるものを揃えないと老け込んでしまいそうです。


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