「刀剣の鍔 その3」ですが、かなりのしつこい赤さびがついている鍔です。
鐸 その3 木瓜形鉄地無銘透鍔
鉄地 木瓜(もっこう)形 保存箱入
縦82*横80*厚さ5
錆が酷かったので手入れしましたが、時間切れです。強引に錆を落とすと傷になり、あとはじっくりやるしかないようです
傷をつけると厄介ですが、もう一度錆を発生させるしかないようです。とてもマニアックな世界・・、どうも小生には向いていないようです まだまだあります・・・。
本作は切羽の痕も残り、両櫃孔のみで素朴であり、鉄味もよく武骨な鍔ですが実戦向きに作られています。製作年代や「木瓜形鉄地無銘透鍔」という名称がいいのかどうかなどはよくわかりません。
さて家族での箱根での旅行で眼にしたのは渓流で鮎を釣る釣り人達、旅館で食した鮎料理。そこで鮎の作品はと思い出したのが本作品です。
鮎 福田豊四郎筆
絹本着色軸装 共箱二重箱 軸先象牙
全体サイズ:横605*縦1450 画サイズ:横442*縦377
本作品は我が家に祖父の代から伝わる作品です。
本作品を原画に輪島にて飾りの漆盆を製作しました。
この漆盆は祖父の興した木材会社の50周年記念に製作されたものです。
祖父が亡くなり、父が亡くなった後に輪島で製作した商店が原画となった本作品を買い取りたい訪ねてきたそうですが、母が丁重にお断りしたそうです。
ただし、その後骨董店などで、この図柄のデザインが結婚記念などの明記があった製作された作品があることが解り、無断?で借用されているようです。
漆盆は祖父が数多く製作したようで、父方に、母方にもあり、関係者に数多くあり、郷里では家に飾ってあるのを時折見かけます。当方の所蔵だけでも丸盆は3作品あります。基本的には箱が誂えられていますが、それは祖父が配ったもののみのようです。
漆の作品は光沢があり、写真撮影が難しいですね。日中は仕事があるし、休日の日中は子育てのため、夜の撮影は反射してうまく撮影できないことをご了解ください。
祖父が蒐集した作品はさすがに非の打ち所の無い作品ばかりで、きちんと整理されています。子どもの頃、蔵にたくさんの美術品がありましたが、鎧など床に飾れられていたのは薄気味あるかったし、蒔絵の硯箱などは見事だったのを記憶しています。
祖父は小生がまだ小学生の頃、父は中学生になったばかりの頃に亡くなっていますので、当時の思い出は断片的ですが、母からはいろんなことを聞かされています。祖父と父はともに会社の経営者であり、経営者として地元では名を成しており、会社に従事されていた人々からも二人のことは聞いています。祖父については本も出版されており、本作品を鑑賞しながらよき時代を懐かしんでいます。
父は鮎やヒメマスが好きで、突然タクシーに乗せられて、十和田湖まで連れて行かれ、ヒメマスを食べたこともありました。その時に湖岸でカブトムシを見つけて大喜びしたのも良き思い出です。
息子にも少しでも思い出になるような体験をさせたいものです。神によってもたらされた貴重な時間は少ない・・・。
鐸 その3 木瓜形鉄地無銘透鍔
鉄地 木瓜(もっこう)形 保存箱入
縦82*横80*厚さ5
錆が酷かったので手入れしましたが、時間切れです。強引に錆を落とすと傷になり、あとはじっくりやるしかないようです
傷をつけると厄介ですが、もう一度錆を発生させるしかないようです。とてもマニアックな世界・・、どうも小生には向いていないようです まだまだあります・・・。
本作は切羽の痕も残り、両櫃孔のみで素朴であり、鉄味もよく武骨な鍔ですが実戦向きに作られています。製作年代や「木瓜形鉄地無銘透鍔」という名称がいいのかどうかなどはよくわかりません。
さて家族での箱根での旅行で眼にしたのは渓流で鮎を釣る釣り人達、旅館で食した鮎料理。そこで鮎の作品はと思い出したのが本作品です。
鮎 福田豊四郎筆
絹本着色軸装 共箱二重箱 軸先象牙
全体サイズ:横605*縦1450 画サイズ:横442*縦377
本作品は我が家に祖父の代から伝わる作品です。
本作品を原画に輪島にて飾りの漆盆を製作しました。
この漆盆は祖父の興した木材会社の50周年記念に製作されたものです。
祖父が亡くなり、父が亡くなった後に輪島で製作した商店が原画となった本作品を買い取りたい訪ねてきたそうですが、母が丁重にお断りしたそうです。
ただし、その後骨董店などで、この図柄のデザインが結婚記念などの明記があった製作された作品があることが解り、無断?で借用されているようです。
漆盆は祖父が数多く製作したようで、父方に、母方にもあり、関係者に数多くあり、郷里では家に飾ってあるのを時折見かけます。当方の所蔵だけでも丸盆は3作品あります。基本的には箱が誂えられていますが、それは祖父が配ったもののみのようです。
漆の作品は光沢があり、写真撮影が難しいですね。日中は仕事があるし、休日の日中は子育てのため、夜の撮影は反射してうまく撮影できないことをご了解ください。
祖父が蒐集した作品はさすがに非の打ち所の無い作品ばかりで、きちんと整理されています。子どもの頃、蔵にたくさんの美術品がありましたが、鎧など床に飾れられていたのは薄気味あるかったし、蒔絵の硯箱などは見事だったのを記憶しています。
祖父は小生がまだ小学生の頃、父は中学生になったばかりの頃に亡くなっていますので、当時の思い出は断片的ですが、母からはいろんなことを聞かされています。祖父と父はともに会社の経営者であり、経営者として地元では名を成しており、会社に従事されていた人々からも二人のことは聞いています。祖父については本も出版されており、本作品を鑑賞しながらよき時代を懐かしんでいます。
父は鮎やヒメマスが好きで、突然タクシーに乗せられて、十和田湖まで連れて行かれ、ヒメマスを食べたこともありました。その時に湖岸でカブトムシを見つけて大喜びしたのも良き思い出です。
息子にも少しでも思い出になるような体験をさせたいものです。神によってもたらされた貴重な時間は少ない・・・。