茶室の縁側ではクーラーの苦手な義父が昼寝をしているため、床の掛け軸は涼を感じる掛け物にしています。「かわせみ」の掛け軸を変えて今回の作品にしてみました。
魚獲図(仮題) 小杉放庵筆
絹本水墨淡彩軸装 軸先象牙 合箱
全体サイズ:横530*縦1180 画サイズ:横400*縦330
息子と川に魚採りをしたのですが、田舎の私の子供の頃に比べたら生き物が断然に少ないですね。
我ら悪がきどもは、魚を採るためにはいろんなことをしました。石で水止めを作って、水の流れるところに網を張り、皆で魚を追い込んだり・・。
長い釘を木の棒に付けて銛を作り、自転車のタイヤチューブを付けて、鉄砲のようにして素潜りで魚に打ち込んだり・・。よく大人に怒られました。
このように岩の上から銛で突いても魚は採れるものではないとやったことのある人なら誰でも思いますよね。
網も自分らで工夫して、破れたら直して使いました。ものづくりを物心がついたころから実践し、遊び道具は自分で調達していました。
無我夢中で遊んで日が暮れても戻らず、捜索隊?に見つかって大目玉・・
川や沼で不漁となると、本家の池に釣り糸を垂れて、大きな鯉がかかって屋敷中に鯉の跳ねる音が響いて大騒動・・
漁の成果を新鮮に保存するために? 庭に建築現場から持ってきたセメントで見よう見まねでセメントを練って池を作ったり・・。母からは怒られましたが、父は即座に裏庭に私のために本格的な池を作ってくれました
一幅の作品にもいろんなシーンが蘇ります。小学校の低学年の頃ですが、あまりにも遊びすぎて、その後は家庭教師をつけられる羽目になりました。すぐに学年のトップの成績になりました。既成概念に縛られない発想豊かな創意工夫が役に立ったようです。
さて花入に花が無いのでさみしいなと思っていたら、縁側で寝ながら庭を眺めていた義父の独り言が聞こえてきました。
明日の投稿に続く・・・。
PS.共箱ではありませんので、作品の題は仮題です。印章は確認できています。残念ながら染みが出ていますが、印刷などの工芸品ではなさそうです。
魚獲図(仮題) 小杉放庵筆
絹本水墨淡彩軸装 軸先象牙 合箱
全体サイズ:横530*縦1180 画サイズ:横400*縦330
息子と川に魚採りをしたのですが、田舎の私の子供の頃に比べたら生き物が断然に少ないですね。
我ら悪がきどもは、魚を採るためにはいろんなことをしました。石で水止めを作って、水の流れるところに網を張り、皆で魚を追い込んだり・・。
長い釘を木の棒に付けて銛を作り、自転車のタイヤチューブを付けて、鉄砲のようにして素潜りで魚に打ち込んだり・・。よく大人に怒られました。
このように岩の上から銛で突いても魚は採れるものではないとやったことのある人なら誰でも思いますよね。
網も自分らで工夫して、破れたら直して使いました。ものづくりを物心がついたころから実践し、遊び道具は自分で調達していました。
無我夢中で遊んで日が暮れても戻らず、捜索隊?に見つかって大目玉・・
川や沼で不漁となると、本家の池に釣り糸を垂れて、大きな鯉がかかって屋敷中に鯉の跳ねる音が響いて大騒動・・
漁の成果を新鮮に保存するために? 庭に建築現場から持ってきたセメントで見よう見まねでセメントを練って池を作ったり・・。母からは怒られましたが、父は即座に裏庭に私のために本格的な池を作ってくれました
一幅の作品にもいろんなシーンが蘇ります。小学校の低学年の頃ですが、あまりにも遊びすぎて、その後は家庭教師をつけられる羽目になりました。すぐに学年のトップの成績になりました。既成概念に縛られない発想豊かな創意工夫が役に立ったようです。
さて花入に花が無いのでさみしいなと思っていたら、縁側で寝ながら庭を眺めていた義父の独り言が聞こえてきました。
明日の投稿に続く・・・。
PS.共箱ではありませんので、作品の題は仮題です。印章は確認できています。残念ながら染みが出ていますが、印刷などの工芸品ではなさそうです。