氏素性の解らぬ作品 色絵唐草花文象置物
柿右衛門手系統の色絵の象の置物は古くから日本で数多く作られ、さらに日本を模倣した欧州でも数多く作られていたようです。よってなかなか柿右衛門手の由緒ある象の作品というのは入手できないもののようです。氏素性の解らぬ作品...
View Articleさくらんぼ その3 福田豊四郎筆 その167
インターネットオークションにて福田豊四郎の色紙の作品を入手しました。「さくらんぼ」を描いた作品ですが、さくらんぼを描いた作品は当方では3作品目の紹介となります。さくらんぼ その3 福田豊四郎筆 その167紙本着色 色紙タトウ入3号...
View Article仔犬 福田豊四郎筆 その169
福田豊四郎の作品には数はそれほど多くはないものの犬を題材にした作品があります。郷里で犬を飼っていたという記事を読んだこともあり、その影響もあるのでしょう。本日は郷里の骨董店から頂いた雪だるま?と戯れる仔犬を描いた作品の紹介です。仔犬 福田豊四郎筆 その169紙本着色額装 誂えタトウ+黄袋全体サイズ:縦521*横552...
View Article寺崎廣業と平福穂庵 梅月想思図 その2 寺崎廣業筆
本日紹介する作品は「梅月想思図 (その1)」(下写真右)と題した共箱を有した作品と同じ構図の作品です。ふたつの作品で大きく違うのは月の有無ですね。寺崎廣業に限らず、同じ構図の作品を遺している画家は数多くいますが、本画を完成する過程で幾つかの作品を描く場合と本画を完成後に依頼されて同じ構図の作品を描く場合があるようです。ただし、模写している作品もあるので油断はなりませんね。寺崎廣業と平福穂庵...
View Article桜下美人図 伝平福百穂筆 その119
本日は平福百穂と思われる作品で、平福百穂してはとても珍しい女性を描いた作品です。美人画を描くというよりも実際の人物を忠実にスケッチしたものかもしれませんね。真贋はさだかではありませんが、当方では真作と判断している作品です。桜下美人図 伝平福百穂筆 その119絹本水墨額装 誂:黄袋+タトウ P8号程度 額サイズ:縦650*横590...
View Article水辺 長谷川昴作
本日紹介する彫刻家の長谷川昴の作品ですが、初めて作品を見たのは叔父の家で作品を拝見したときです。その作品は下記の写真の作品ですが、その作品以外に「施無畏」という作品もありました。「施無畏」という作品は撮影していなかったようで、どのような作品であったのかは記憶が定かでありませんが、見事な作品であったように思います。参考作品解説 水辺 長谷川昴作「古幹洞主 昴」と刻印木彫共箱...
View Article氏素性の解らぬ作品 影青刻花斗笠茶碗 宋(北宋)時代? その10
復刻作品なのか、時代のあるものかは分かりませんが、当方の蒐集作品において影青の碗のような作品が、不揃いではありますが10客になりました。10客用意したのは食器として揃いで使えるようにするためです。氏素性の解らぬ作品 影青刻花斗笠茶碗 宋(北宋)時代?...
View Article若き女性 伊勢正義画 その31
なかなか入手できないのが郷里出身の画家「伊勢正義」の人物を描いた作品です。久方ぶりに気に入った作品を入手できましたので紹介します。若き女性 伊勢正義画油彩額装 誂タトウ+黄袋F6号 額サイズ:横497*縦587...
View Article小襖絵4点連作 福田豊四郎筆 その170
義母が作ってくれている極彩色の作品へのカバーが出来あがってきています。今までも幾つか作ってもらっています。本日紹介の作品ですが、帰郷した際に地元の骨董店のご主人より頂戴した作品です。主に福田豊四郎の作品を扱っている骨董店ですが、襖絵とは珍しいので頂戴してきました。小襖絵4点連作 福田豊四郎筆 昭和18年頃? その170紙本水墨淡彩 襖仕立 全体長:1460...
View Article祥瑞手 染付胴〆変形茶碗 五良太甫呉祥瑞造銘
染付の極めつけ、垂涎の的となっている作品のひとつは「古渡りの”祥瑞焼”」とされていますが、これは入手は至難のことなので、通常はその写しということになりますね。本日紹介する作品はそのような作品のひとつです。祥瑞手 染付胴〆変形茶碗 五良太甫呉祥瑞造銘口径101*高台径*高さ71 誂箱入...
View Article明治35年頃(29歳頃)に描いた作品 彭祖図 川合玉堂筆 その9
明治35年頃(29歳頃)に描いた作品 彭祖図 川合玉堂筆 その9絹本水墨淡彩軸装 軸先骨 共箱全体サイズ:縦1900*横536 画サイズ:縦1080*横408 題材としているのは「彭祖」という仙人のようです。彭祖:(ホウソ、拼音:Péng...
View Article贋作考 芙蓉下唐美人図 伝寺崎廣業筆 明治30年(1897年)頃
寺崎廣業は唐美人図を初期の頃から数多く描いていますが、一般に寺崎廣業の美人図の作品は数が少なく人気も高いので贋作が多くあります。本日の紹介する作品もどうもその怪しい作品に分類されるようです。真作とは断定できないので「伝」(この表現は贋作と考察しているということです)としている作品の紹介です。贋作考 芙蓉下唐美人図 伝寺崎廣業筆 明治30年(1897年)頃絹本水墨軸装 軸先塗...
View Article「月月火水木金金で人並み以上に努力」 白磁緑釉牡丹彫文水指 井上萬ニ作
白磁における人間国宝に認定されている井上萬ニの作品は、本ブログにおいては風鎮を紹介していますが、本日は水指の作品を紹介します。「月月火水木金金で人並み以上に努力」 白磁緑釉牡丹彫文水指 井上萬ニ作武雄にて平成8年6月購入止とメモあり 栞・共布有 共箱...
View Article早すぎる死 水墨夏景山水図 寺崎廣業筆 大正7年(1918年)頃
本日は寺崎廣業の晩年の作品と思われる作品の紹介です。水墨夏景山水図 寺崎廣業筆 大正7年(1918年)頃紙本水墨軸装 軸先骨 合箱 全体サイズ:横620*縦1980 画サイズ:横470*縦1310...
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