新緑 奥村厚一筆 その15
家内がなにやら浴衣を入手したようで、ず~っと寝室のテーブルの上に置いてありました。どうも着物を着ない小生に少しでも慣れさせようという魂胆らしい。着物が嫌いではない小生は根負けして着てみることにしました。上記写真の掛け軸は川合玉堂の「渓村秋晴」(川合修二鑑定書添付...
View Article再整理 浜田庄司 黒釉流掛合釉 六角花立 その4 & 鉄繒茶碗 その3
先日、自宅の庭を手入れしてくれた植木職人らが午後からブルーベリー畑の草刈りしていったらしい。小生が朝早く出社した後に、畑にいた義母が鳥の巣と卵を発見したようです。家内からメール連絡・・。なんという鳥かな?可哀そうに天敵からすっかり丸見えのようです。学校に出かける前に刈った草を積み上げて応急処置の目隠し。はてさてカラスもいれば、狸も猫もイタチも・・。大丈夫かな?...
View Article古伊万里色絵? 柿右衛門様式? 諫鼓鶏香炉
家内が酉年・・、よって入手。さて古伊万里色絵? 柿右衛門様式? むろん江戸期かは定かではありませんが、意外に古いか、意外に新しいか・・・。 古伊万里色絵? 柿右衛門様式? 諫鼓鶏香炉 合箱 幅120*奥行120*高さ220 江戸中期におかる古い柿右衛門様式は、基本的に染付を伴わない純白の磁肌に、赤色を主とした軽やかな上絵付けが施されていることが特徴です。...
View Article蜜柑 中村岳陵筆 その7
子供の頃から郷里の実家には山口蓬春と中村岳陵の作品があり、寝室にしていた座敷の床にはよく作品が掛けられていました。そのせいか、今でもこの二人の画家の作品で手頃なお値段の作品とみるとついつい入手してしまいます。本日紹介するのは中村岳陵が描いた蜜柑の作品です。蜜柑 中村岳陵筆絹本着色軸装 軸先象牙 共箱軸装サイズ:縦1300*横710...
View Article普段使いの器 織部(緑)釉鉄絵行灯皿
本日紹介する作品は、幕末から明治期にかけて瀬戸で大量に作られたされる行灯皿です。瀬戸の石皿をベースとした作りですが、そのような作品群の中には織部釉薬を用いている作品がありますが、本日紹介する作品もそのような作りの作品です。 織部(緑)釉鉄絵行灯皿 誂箱 口径約220*高さ18...
View Article再整理 浜田庄司 (塩釉)絵刷毛目茶碗 & 掛合釉方瓶
浜田庄司の作品の整理はまだまだ続きますが、そろそろ飽きてきましたので、ちょっと目先の違った作品を紹介します。 浜田庄司の作品における技法のひとつに「塩釉」という作例があります。15世紀頃にドイツで生まれた技法のようです。資料では「浜田庄司が欧州から帰国した1953年(昭和28)頃から、日本の陶芸家としては初めてこの技法を試み始めた。」とあります。...
View Article蕗二蟹 福田豊四郎筆 その135
ひさかたぶりに年末年始にて帰郷して入手した福田豊四郎の作品です。平福穂庵、平福百穂父子や寺崎廣業、そして福田豊四郎の作品を地元の骨董店で見せていただいたのですが、気に入った作品は下記の作品のみでした。 蕗二蟹 福田豊四郎筆 その135 和紙本水墨淡彩額装 タトウ+黄袋誂 額装:縦444*横475 画サイズ:縦272*横310 落款や印章からおそらく昭和10年~15年頃の作でしょう。...
View Article黒髪の婦人(仮題) 木下孝則画 その4
古くから当方の家にあった木下孝則の作品であり、小生にとっては親しみのある画家ですがこのたび新たな作品(その4)を入手しましたので紹介いたします。黒髪の婦人(仮題)木下孝則画 その4油彩額装 左下サイン 誂:黄袋+タトウ額サイズ:縦820*横715 画サイズ:横595*縦490...
View Article再考 草蟲小品 伝斉白石筆 斉良遅賛 & 斉白石の近似作品
掛け軸ばかり多くなると気軽に壁に掛ける額装の作品との比率のバランスが悪くなるので、ときおり共箱などない軸装の作品を気軽に飾れる額装に改装するようにしています。本日は以前に本ブログにて紹介した下記の作品を額装にした例です。草蟲小品 伝斉白石筆 斉良遅賛紙本着色軸装→2022年1月額装 画サイズ:縦337*横320...
View Article汀之鶴 平福百穂筆 昭和5年頃 その2 作品整理番号97
平福百穂はよく鶴を描いた作品を遺していますが、本日紹介する作品は色紙程度の大きさの小作品です。汀之鶴 平福百穂筆 昭和5年頃紙本水墨軸装 軸先象牙 平福一郎鑑定箱 塗二重箱全体サイズ:横460*縦1935...
View Article塩釉流掛茶碗 その2 浜田庄司作 茶碗 その15
最近、浜田庄司の塩釉の作品を紹介しましたが、そうこうしているうちに新たな浜田庄司の塩釉の茶碗が入手できました。インターネットオークションにてリサイクルショップからの出品で、落札金額は8万円強・・、高いのか安いのか・・??? その作品が下記の写真です。塩釉流掛茶碗 その2 浜田庄司作(浜田庄司作 茶碗 その15)共箱...
View Article頼山陽像 伝円鍔勝三作 昭和14年(1939年)?
頼山陽に円鍔勝三となったら縁の深い広島ですね。最近はこの両名の作品共に縁があったこともあり、さらに作品自体は出来が良いので入手した作品です。ちなみにこの作品は広島からの入手です。頼山陽像 伝円鍔勝三作 昭和14年(1939年)?...
View Article魚海老文図 金城次郎作
当方では金城次郎の作品においては、まだ刻銘のない初期の頃(壺屋時代、無銘時代)の作品で、しかも大きめの作品を蒐集します、もしくは蒐集していました。絵として描いた作品は珍しく、その初期の作ではないにしろ、この色紙の絵柄に興味を持って購入した作品です。魚海老文図...
View Article再整理 浜田庄司 鉄繪花瓶 & 鉄繒茶碗 その1
週末には浜田庄司の作品を再度整理して投稿していますが、本日紹介する2作品は再度調べた資料を箱内に納めています。当方では浜田庄司の作品は晩年の作をメインして蒐集していますが、この2作品も浜田庄司の晩年の代表的な作例です。この最初の作品は、大砲の弾のような形に鉄絵で描いた黍文様の花入の作品ですが、この作例は浜田庄司の作品では数多く見受けられます。鉄繪花瓶 浜田庄司作(花瓶・花立...
View Article秋梢 福田豊四郎筆 昭和18年頃 その134
昨日は早朝より家族総出で芋の収穫・・。今年の芋はいい出来・・。取りこぼしのないように・・。本日は作風、落款、印章から戦時中の昭和18年頃に描いた作品だろうと推測されます福田豊四郎の作品の紹介です。秋梢 福田豊四郎筆 紙本水墨淡彩軸装 軸先木製塗 共箱全体サイズ:縦2195*横440 画サイズ:縦1305*320...
View Article資生堂デザイン画 山名文夫筆
本日、紹介する作品は山名文夫による広告の原画とされている作品ですが、真偽のほどは不明です。山名文夫は元多摩美術大学教授で日本のグラフィックデザインの草分けの一人とされます。1897年(明治30年)7月17日、広島県広島市に生まれ、1980年(享年82歳)に没しています。資生堂デザイン画...
View Article持経観音像 伝高村光雲刀 その4
本日紹介する作品は「伝高村光雲」の作品です。共箱ではないので、彫銘や出来からの推測での入手となっています。持経観音像 伝高村光雲刀 その4木彫 合箱...
View Article