浜田庄司作 流掛茶碗(門窯)茶碗 その11 & 柿釉面取抜繪花瓶 花瓶 その5
本日紹介する浜田庄司の作品は門窯作品と浜田庄司が得意とする蝋抜の技法の作品の紹介です。流掛茶碗 浜田庄司作(門窯) 茶碗 その11共箱 誂塗二重箱...
View Article入江図 寺崎廣業筆 大正4年(1915年)夏 その98
本日の作品は、寺崎廣業が晩年になる大正期において作品を描いた時期が落款に記された貴重な作品です。さらに筆致が寺崎廣業にしては珍しく、新たな挑戦をした時期の作品でもあります。 入江図 寺崎廣業筆 大正4年(1915年)夏 その98 絹本水墨軸装 軸先骨(入手時には片側欠損) 合箱 全体サイズ:縦1990*横560 画サイズ:縦1130*横420...
View Article高士観瀑図 篁牛人筆 その3
篁牛人・・、大倉集古館で最近開催された展覧会を観に行ってから、ちょっとファンになっていましましたので、手頃で入手できる作品を見かけるとつい入手してしまいます。この作品で3作品目ですが、市場に出回るのは人気のある渇筆の画風を控えた放浪時代の作品のようです。高士観瀑図 篁牛人筆 その3紙本水墨淡彩軸装 軸先木製塗 誂箱 全体サイズ:横455*縦2030 画サイズ:横325*縦1330...
View Article秋山飛泉 平福百穂筆 昭和5年頃
逆さに印章が押印されている伝広田多津筆の「鏡」という作品、真贋はどうあれ、飾るために額装にした作品。額はリサイクル・・。鏡 伝広田多津筆紙本着色軸装→額装に改装 2022年5月に額装→折れ補修のため同年7月に裏打ち直し全体サイズ:縦1890*横647...
View Article再整理 浜田庄司 市松紋様鐵釉 六角花立 その3 & 鐡繪茶碗 その4 浜田庄司作
よくわからない作品でも、出来が良いので遺している作品があります。基本的に気に入っているので飾って楽しむのですが、やはり表具や保存はキチンとしておきたくなります。そんな作品のひとつが下記の作品です。貝葉草虫図 伝斉白石筆 1950年頃水墨淡彩軸装 軸先木製 合箱全体サイズ:縦1850*横480 画サイズ:縦*横2022年6月 改装:¥20,000底に桟を廻して紐通し穴を開けます...
View ArticleSMサイズの小作品 (光悦寺)参道 福田豊四郎筆 その141
渡辺省亭の下記の作品の改装をしました。菖蒲白鷺図 渡辺省亭筆 その7絹本水墨淡彩軸装 軸先 合箱二重箱全体サイズ:縦1880*横530...
View Article二行書 薩摩詞八首之二 伝頼山陽筆 その2
頼山陽の書の真作は滅多にないとされているようです。そう聞くとまたチャレンジ精神が湧いてきますね。鑑識眼を蓄えるにはある一定レベル以上の作品を入手することが肝要なようです。 下記の写真左が「二行書 芳山懐古詩」という作品で、以前に本ブログで紹介した作品です。右が本日紹介する作品で「薩摩詞八首之二」という作品です。...
View Article工藝作品? 花菖蒲 福田平八郎筆
茶室でのんびりと作品鑑賞・・。花菖蒲 福田平八郎筆 昭和年頃紙本着色軸装 軸先木象牙 鑑定箱(詳細不明)全体サイズ:縦1215*横415 画サイズ:縦260*横240(色紙サイズ)なにやら鑑定箱らしき誂え・・・? どなたの箱書は不明です。疑念を抱いたのは作品中の印章で、一見すると工藝印に見えなくもありません。問い合わせるとその場合は返品に応じるとのこと・・。...
View Article浜田庄司作 縁黒鐵絵茶碗(茶碗 その2) & 花瓶(花瓶 その3)
本日紹介する浜田庄司の2作品は浜田庄司の作品群としてはとてもポピュラーなものです。ただし、ポピュラーな作品群でも晩年の作となるとちと出来が違う・・・。縁黒鐵絵茶碗 浜田庄司作 (茶碗 その2)共箱...
View Article波上白衣観音圖 天野方壷筆 明治12年 その8
本日は久しぶりに天野方壷の作品の紹介です。すでに本ブログでは天野方壺の観音像を描いた作品は2点紹介されていますが、再評価されるべき画家の一人であろうと当方では推察しています。 天野方壺と交際のあった文人画の巨匠、富岡鉄斎は、私的な筆録(メモ帳)の中で方壷のことを...
View Article四ツ谷沼之図 篁牛人筆 昭和20年代
このような墨ででろりと描いた漫画チックな作品は、篁牛人の作品として数は少ないのですが、実に面白い作品があります。先日開催された大倉集古館にも似たような作品が展示されていました。 四ツ谷沼之図 篁牛人筆 昭和20年代 紙本水墨淡彩軸装 軸先木製塗 室林吉雄宛書簡在中 誂箱 全体サイズ:横555*縦985 画サイズ:横420*縦385...
View Article16歳の時の作 桃園結義之図 寺崎廣業筆 明治15年(1882年)その98
夜の9時過ぎても音沙汰のない息子を覗いていたら、書斎の小生の椅子で熟睡・・・。夏休みで遊び疲れとな暑さのせいかな? なんとも器用に寝るもの・・・。さて本日紹介する作品は当方で蒐集された寺崎廣業の作品中では「もっと早い時期に描かれた作品」で、出来云々より資料的に非常に価値の高い作品と思います。桃園結義之図 寺崎廣業筆 明治15年(1882年)絹本着色軸装 鳥谷幡山鑑定箱...
View Article浜田庄司作 掛合白釉胴紐茶碗(茶碗 その7) & 掛合釉扁壷 (花瓶 その4)
息子の夏休み、小生の出勤を見送った後すぐにハスの花を見に家内と息子は出かけたらしい・・。ちょうど鷺がいたらしい・・。当方の作品紹介でも意外に多くの鷺を描いた作品があります。そのひとつの例が下記の作品です。秋花白鷺図 野口幽谷筆 その3 絹本水墨着色軸装 軸先木製 松林桂月鑑定箱 全体サイズ:横645*縦1920...
View Article黄瀬戸再考 時代不詳 黄瀬戸「ぐい呑手」? クルス文様小鉢
伊万里などに多いクルス文の器というのは一説には隠れキリシタンの器とされていますが、定かではありません。本日は面白そうな瀬戸の「クルス文様小鉢」を入手したので紹介します。黄瀬戸再考 時代不詳 黄瀬戸「ぐい呑手」?...
View Article極彩恵比寿天尊像・大黒天尊像対(大)平櫛田中作 昭和50年作
ちょっと痛みがあったのですが、その見事さからついつい入手してしまった作品です。痛みのせいでしょうか、かなり廉価での入手ですが、平櫛田中の数多くある恵比寿天尊像または大黒天尊像さらにはその対の作品群の中でもかなり大きく手の込んだ作品となっています。極彩恵比寿天尊像・大黒天尊像対(大)平櫛田中作 昭和50年作昭和50年(1975年)103歳 各々共箱恵比寿天尊像...
View Article掛け軸のメンテ
彩色された木彫を飾るには埃などから保護するためにガラスケースのようなものが必要です。よさそうなものがあると入手していますが、意外に内法寸法にあるものが少ないものです。*下記の写真の作品は「色彫聖観音菩薩尊像 市川鉄琅作」。...
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