贋作考 早春 傳横山大観筆(大正末~昭和初期の作) その6
面白そうな作品がインターネットオークションに出品されていたので、好奇心から入手してみました。数万円での落札なのであくまでも参考作品と思ってください。早春 傳横山大観筆(真作なら大正末~昭和初期の作) その6絹本水墨軸装 軸先象牙 共箱二重箱(小村大雲?識箱)全体サイズ:縦2190*横600 画サイズ:縦1238*横408*染み抜き・改装の必要有...
View Articleジャンク品? 古染付山水人物文大皿 明時代
本日紹介する作品は本ブログでも何点かの作品を紹介している明末期とされてる芙蓉手の染付大皿です。ただ高台部分で大きく窯で焼いている時点で歪んでおり、作品としてはかろうじて鑑賞ができるいわゆる「ジャンク品」のような作品です。染付の絵の出来が良いので打ち捨てられずに世に出た作品?でしょう。歪んだ部分の裏表は膠のようなもので醜く補修されておりましたが、入手金額はそれでも7万円ほどしました。ジャンク品?...
View Article読書する女 木下孝則画 1955年作 その11
ここのところ続いて木下孝則の作品を紹介していますが、本日は1954年から1955年にかけて描かれたと思われる木下孝則の読書をしている女性を描いた作品です。このモチーフでの作品はこの作品で当方で4作品目となります。6号サイズほどの小さめの作品ながら、あいかわず品格のある作品となっています。読書する女 木下孝則画 1955年作 その11 油彩額装 右上サイン 銀座日動画廊シール...
View Article晩年の作 黄初平図 柴田是真筆
当方の蒐集対象の画家野一人になっている柴田是真の作品をひさかたぶりに紹介します。晩年の作 黄初平図 柴田是真筆絹本水墨(漆)淡彩軸装 軸先鹿骨 富田幸次郎旧蔵? 庄司芳真鑑定箱入全体サイズ:縦1750*横475 画サイズ:縦385*横530...
View Article蒼崖飛泉図 松林桂月筆 昭和31年
松林桂月は最後の南画画家と称せられ、1958年には文化勲章を受賞するなど画家として最高位の地位を獲得していますが、現在では知る人も少なくなっているかもしれませんね。蒼崖飛泉図 松林桂月筆 昭和31年絹本水墨着色軸装 軸先象牙 合箱全体サイズ:縦1485*横730...
View Article椿 鈴木竹柏筆 その2
本日は本ブログにて二度目の紹介となる画家の作品です。椿 鈴木竹柏筆 その2紙本着色額装 共シール 誂タトウ額サイズ:縦445*横415 作品サイズ:縦140*横145鈴木竹柏の画歴は下記のとおりです。*****************************鈴木竹柏:(すずき ちくはく) 1918年12月4日...
View Article3種の古伊万里?の器
本ブログでは他にも幾つかの古伊万里の揃いや陽刻の作品を紹介していますが、最近になって2種の陽刻の作品と2種の5客揃いの作品を普段使いのために入手しましたので紹介します。いずれも江戸後期と推定していますが、確証はありません。普段使いにと考えて5客揃いも購入しています。縁に欠けが少しあるので廉価にて購入できました。古伊万里 五客揃染付陽刻竹下賢人...
View Article改装完了のリメイク投稿 贋作考 早春 傳横山大観筆(大正末~昭和初期の作) その6
面白そうな作品がインターネットオークションに出品されていたので、好奇心から入手してみました。数万円での落札なのであくまでも参考作品と思ってください。早春 傳横山大観筆(真作なら大正末~昭和初期の作) その6絹本水墨軸装 軸先象牙 共箱二重箱(小村大雲?識箱)全体サイズ:縦2190*横600 画サイズ:縦1238*横408*染み抜き・改装の必要有...
View Article秋嶺 平福百穂筆 昭和7年(1932年)頃 その103
贋作が多く、意外に佳作の作品の少ない平福百穂の作品ですが、今回は筋の良さそうな作品が入手できましたので紹介します。ただし、シミが多い・・・。秋嶺 平福百穂筆 昭和7年(1932年)頃 その103紙本水墨淡彩 絹装軸 軸先象牙 共箱二重箱全体サイズ:横628*2305...
View Article初期伊万里 青磁陰刻花文七寸皿
中国や高麗の青磁も面白いのですが、意外に日本の鍋島、三田、伊万里おいても青磁にっ見るべき作品があるものです。ただ、歴史的には中国や高麗の青磁に比して短いのでそれほど多くの選択肢はないかもしれませんね。本日は伊万里で焼成されたとされる青磁の作品を紹介します。なお初期伊万里として売られていましたが、むろんその点は定かではありませんね。初期伊万里? 青磁陰刻花文七寸皿鎹補修跡有...
View Article夏渓飛泉図 山元春挙筆 その20
我が家の玄関にある傘入れが古くなってきたので、義母が新しいものを御要望・・・。いろいろと既製品を探してみましたが御要望と寸法などが一致したものがなく、やむを得ず作ることにしました。天板や扉は無垢の欅、これはインターネットオークションから廉価にて調達しました。半端材の無垢の材料は廉価で入手できます。...
View Article大日本魚類画集 NO67 シマイサギ & NO72 コチ & NO89 キス 大野麥風画
大野麥風の作品をまとめて何点か入手できたので紹介します。作品はマットや額を誂えて、タトウに保管します。絶対に太陽光が照明に長い時間放置してはいけませんね。そのためにもタトウは必須であり、日光はむろん照明にも当たらないようにして保管します。当方の展示も短期間のみ。まずは左から「シマイサギ」の作品です。大日本魚類画集 NO67 シマイサギ 大野麥風画 紙本淡彩額装 版画...
View Article遊び心 呉州赤絵写 龍・麒麟文蓋置 伝奥田頴川作
本日の紹介する作品は奥田潁川とされている?作品です。もちろん「伝」とされる作品ですね。可能性としては漳州窯で焼かれた呉州赤絵の作品に銘を入れた・・??作品かもしれませんね。呉州赤絵写 龍・麒麟文蓋置 伝奥田頴川作内側脇「潁川」銘...
View Article頂いた作品 翡翠(画譜より) 今尾景年筆
蒐集している大野麥風画の「大日本魚類図集」の入手先から本日の作品を頂きました。この作品は版画ですが、原画の作者である今尾景年については本ブログで幾つかの肉筆の作品を紹介しています。本作品は「景年花鳥画譜 春・夏・秋・冬之部全4冊(春・夏・秋・冬之部)...
View Article色絵古九谷様式(九谷五彩手) 水禽図瓢箪型皿
青手の九谷だけが古九谷ではない・・。古九谷としては青手だけが注目を浴びますが、古九谷の作品の種類にはいろんなものがあり、その中でいちばん使い勝手がいいのが五彩手と呼ばれている作品群でしょうね。色絵古九谷様式(九谷五彩手) 水禽図瓢箪型皿高台内「福」銘...
View Article