箱誂完了 昇龍図 中村左洲筆 その5
先日スーツを仕立てました。もう年齢も年齢なのでスーツを仕立てるのもそろそろかなと思っていましたが、骨董品と同じく身の回りの整理で着古したスーツを処分したらちょっと足りなくなってしまいました。毎日スーツは着替えるので一週間で5着要りますが、ま~夏、冬で6,7着前後は必要なのでしょうか?...
View Article雪暮 酒井三良筆 その14
久方ぶりに屋根裏に展示してみました。 基本的には収納スペースであり、中央部以外は屈まないと頭がぶつかるスペースですので、飾ってもほんの少しの作品になります。 飾る作品は飾った下の長持ちから取り出した作品になります。梁の部分には頭をぶつけても怪我しないようにコーナーにショックガードが付けられています。...
View Article大日本魚類画集 NO61 カワハギ図 大野麥風画
屋根裏の展示室での展示作品です。どの作品も本ブログですでに紹介されている作品です。作品の産地、時代、近代作なら作者までひと目で解るようになったら一人前の骨董愛好家ですね。 最低でも半分くらいは言い当てないと勉強不足でしょうが、今回の展示作品はちょっと難しいかもしれまんせんね。 浦上善次、金城次郎、犬山焼、壺屋焼・・くらいは簡単でしょうか?...
View Article氏素性の解らぬ作品 金太郎 伝平田郷陽作
男子の健やかな成長を願って製作される人形には各種ありますが、当方には蒐集作品としては平野富山作の桃太郎があります。 桃太郎の鬼退治 平野富山作 ガラスケース入 ケース:幅590*奥行550*高さ550 本体:幅340*奥行280*高さ255...
View Article忘れ去られた画家 栗鼠漁 石川秀穂筆
本日から入院して手術です。そのためしばしブログは休稿とさせていただきます。順調であれば週明けには再開予定です。 本日の作品紹介ですが、石川秀穂という画家をご存知の方はほとんどいないと思いますが、我が郷里出身の画家の作品です。 栗鼠漁 石川秀穂筆 絹本着色軸装 軸先骨 共箱 全体サイズ:横540*縦1830 画サイズ:横360*縦1200...
View Article老松垂蔦図 寺崎廣業筆 明治33(1900年)年頃
退院した小生を待ち構えていたのは遊び盛りの我が息子・・・。ドラッグストアで早速ねだられたのは拳銃のおもちゃ。 ただ撃つのはつまらないと自分で的を工夫したようです。これはえらい! 的に当てたのを動画に撮り、これをスローで再生するという・・、さらに逆スローで再生・・。これは家内がやり、息子と大喜び...
View Article花 ポール・アイズビリ(Paul aizpiri)
ポール・アイズビリのリトグラフの作品はよく見かけますが、肉筆、とりわけ油彩の作品はあまり見かけない、というか油彩は人気が高く貴重な作品で、入手困難のようです。 花 ポール・アイズビリ(Paul aizpiri) 4号油彩 右下サイン 額装全体サイズ:縦*横 画サイズ:縦*横(寸法未測定) ポール・アイズビリの画歴は下記のとおりです。...
View Article舞子浜之雪暁図 山元春挙筆 その14
山元春挙ほど日本画における風景画を、オーソドックスで雄大に作品を描き、飾って愉しい作品を描く画家はいない。おそらく横山大観と肩を並べる同じ風趣を持つ画家であろうと思います。明治天皇が好きであったという理由もこのあたりにあるのだろうと思います。 当方でも幾つかの作品を紹介していますが、ひさかたぶりにいい作品が入手できたので紹介します。 舞子浜之雪暁図 山元春挙筆 絹本水墨淡彩軸装 軸先骨 共箱...
View Article寒江帰漁 酒井三良筆 その15
息子は実験が大好きなようで、自分で考えてはいろんな遊びをするのが好きなようです。 昨夜も入浴前に2台の扇風機と風船で「無重力!」とはしゃいでいました。 やにやら高さを図っています・・?? 寸法を測るには小生が作品の寸法を測るのを見慣れているせい・・??? さて本日は最近紹介した酒井三良の雪景色の作品の紹介です。酒井三良の雪景色の作品は逸品が多いですね。 寒江帰漁 酒井三良筆 紙本水墨淡彩軸装...
View Article氏素性の解らぬ作品 氷烈青薔薇文様笠鉢
陶磁器の収納スペースを整理していたら前々から氏素性の解らぬ作品と分類し、放置していた作品が数作品出てきました。 この作品は本ブログでは2012年に投稿されていますが、再調査対象と当方では分類している作品です。 氷烈青薔薇文様笠鉢 故宮保管委員会箱 口径170*最大幅175*高台径41*高さ100...
View Article氏素性の解らぬ作品 妙悟界(釈迦三尊像) 棟方志功画
棟方志功の作品については当方ではまったくの素人です。当然贋作もあれば、シルクスリーンもあるし、手彩色の印刷作品もあるので、オリジナルの版画や肉筆画の判別など素人の判断の及ぶところではなそうです。鑑定書もまた贋作があり、あてにならないよるです。その煩雑さゆえに当方では過去に幾つかの作品を売却処分しています。...
View Article福聚大黒天尊像 平櫛田中作 昭和27年作 その3(中)
昭和26年、27年頃に作られたと思われる(伝)平櫛田中作「福聚大黒天尊像」が本作品で当方には3体となりました。 昭和26年製作された2体はすでに本ブログにて投稿されていますので、紹介は省略します。 本日は初めて本ブログで紹介される昭和27年作とされる作品の紹介です。 *この頃の平櫛田中の作品にはまだ平野富山が彩色していない可能性があります。 福聚大黒天尊像 伝平櫛田中作 昭和27年作 その3(中)...
View Article改装完了 「贋作考 浅絳山水図 その2 伝横井金谷筆 その4」より
パソコントラブルにつき原稿作成がままならない状況ですので、日によっては休稿します。修理に1ヶ月近くかかるようですが、確かにパソコンは酷使しました。 本日の作品は、2014年9月に投稿された作品ですが、このたびいろんな角度から検討の結果、改装する価値ありとの判断から改装しましたので投稿します。 改装完了 浅絳山水図 その2 伝横井金谷筆 その4 紙本水墨淡彩 軸先木製 合箱(題書)+タトウ...
View Article三浦綾子原作「氷点」 挿絵原画 福田豊四郎筆
先週の4連休は息子とのんびりとコミュニケーション・・・。 本日の作品ですが、福田豊四郎が数多くの小説の挿絵を描いていたことは、本ブログにても幾つかの作品を紹介して詳細を記述しています。もっとも挿絵として著名なのは本日紹介する三浦綾子の出世作である「氷点」の挿絵を描いたことでしょう。...
View Article箱誂完了 寛政庚申雪景山水図 釧雲泉画・細合半斎賛 & 柳下燕図 渡辺省亭筆
義母が庭の雑木を抜きたいというので4連休の早朝には家族総出にて、その木の根から抜き取り作業です。「う~んこらしょ、どっこいしょ!!」と頑張ったのですが、まったく抜けません。絵本のようにうまくはいかずスコップで掘り起こして根を切断・・・。 さて本日の記事は収納箱を誂えた作品の紹介です。...
View Article氏素性の解らぬ香立2点 猿の線香立 今泉今右衛門作 & 蓮花蟹香立 新城猪之吉作
息子はサッカー教室に試しに参加・・。いろんな意味でやはり小生の息子・・。 今年は義父の1周忌、母の3回忌とあるため仏壇に飾り?として香立を入手しました。 まず1点目は型で作った量産品かもしれませんが、面白いし、今年一周忌を迎える義父の干支が申なので入手しました。 氏素性の解らぬ作品 猿の線香立 今泉今右衛門作 誂箱 高さ53*幅35*奥行45...
View Article改装完了 葡萄図-7 天龍道人筆 74歳 その15
夢中になって蒐集した天龍道人、今ではいい作品が市場にはなくなってきているようです。蒐集する時に蒐集しないと二度と入手できなくなる脅迫感が骨董にはありますね。 本日の作品はもとの一文字を再利用して改装しています。天龍道人とある落款のもっとも早い時期の作品であり、みずみすしく葡萄を描いた佳作と言えます。 改装完了 葡萄図-7 天龍道人筆 74歳...
View Article氏素性の解らぬ作品 壺裡之春 棟方志功画
どうも自宅のパソコンが故障していてiPadにて投稿記事を編集すると拙い文章がもっと拙くなっているようで、推敲の必要度が高くなっているようです・ さて棟方志功の肉筆画はいつか欲しいと思っています。とくに鯉を描いた作品・・・。 最近になって陶磁器や観音(菩薩)を描いた氏素性の解らぬ作品を入手していますが、これは河井寛次郎との関りや当方で彫刻の観音像が多くなったことと関連しています。...
View Article氏素性の解らぬ作品(悪しき贋作) 耳飾りの婦人 伝青木繁画 1897年(明治30年)頃作
本ブログは作品の種類、製作者、季節などを一切構わずランダムに投稿していますが、並行して画家、陶芸家などの製作者別にデジタルとアナログの両方に再整理しています。デジタルだけでは作品を俯瞰的に見れないので図集のようなファイルが必要となりますね。現在は主力をそちらにおいて、出来不出来も含めて整理されてきています。こちらに集中するために本ブログの投稿は数が減少していきます。...
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