緑風 その2 福田豊四郎筆 その148 昭和18年頃
あまり気に入らない額装の作品は気に入った額が入手した際に額を変えています。下記の作品(本ブログにて紹介済)はその例です。乞使 棟方志功版画 その1紙本淡彩版画 額装 額サイズ:縦390*横300...
View Article大日本魚類画集 NO70 車海老 & NO88 カツオ 大野麥風画
本ブログで投稿されている「大日本魚類画集」は、昭和12年(1937)~昭和19年(1944)にかけて全6輯(しゅう)72点が制作・出版された魚の版画集です。原画を担当したのは、「魚の画家」といわれた大野麥風で、彫師・摺師も当時一級の腕を持った人物が携わっていたようです。本日投稿するのは「車海老」と「カツオ」の2作品ですが、ともに雲母摺を効果的に用いられている作品です。大日本魚類画集 NO70...
View Article婦人愛児図 伝上村松園筆 その5 明治期
真贋はともかく愛らしき作品として入手した作品です。※真贋はあくまでも「伝」ですのでご了解願います。絹本着色軸装 軸先陶器 誂太巻上箱+塗二重箱改装前:全体サイズ:横525*縦1973 画サイズ:横409*縦1130改装後:全体サイズ:横542*縦1918 画サイズ:横404*縦1123...
View Article和服の女性 木下孝則画 その15
本ブログにて割と多くの作品が投稿されている木下孝則の作品ですが、その作品には女性を描いたものに佳品が多いのですが、その対象はバレリーナや洋装の女性が多く、割と少ないのが和装の女性を描いた作品だと思います。当時はまだ和装の女性が多かったと思うのですが・・。本日はその数少ない和装の女性を描いた木下孝則の作品を紹介します。和服の女性 木下孝則画油彩額装 左上サイン...
View Article大日本魚類画集 NO73 カサゴ & NO81 ハマチ 大野麥風画
「大日本魚類画集」の作品蒐集では何点かは難点のある作品(下記写真右)を入手しています。下記の「大日本魚類画集 NO66 眞鯉」は両側にヤケが少しある作品を入手していましたが、今回はヤケのない作品(下記写真左)を入手しています。大日本魚類画集 NO66 眞鯉 大野麥風画 紙本淡彩額装 版画 1938年9月第1回(第1号の1) タトウ 説明書付シミあり...
View Article源内焼 その141 三彩花籠・唐草文輪花反縁鉢
家内と息子の三人で出かけてきたトリックアート・・。本ブログのアートとは違った世界。*家内のブログにも投稿されています。今回紹介する源内焼の作品は非常に珍しい作品です。源内焼 その141 三彩花籠・唐草文輪花反縁鉢 割れ補修跡有...
View Article舟上釣談之図 釧雲泉筆 寛政6年(1794年)頃
真作の作品を探すのが非常に難しいとされる釧雲泉に作品・・・。当方は全くの素人ながら、本日は真作の可能性の高いと思い下記の作品を紹介します。釣りを愛したことで知られる釧雲泉が旅に生きた自分自身を描いた作品であろうか?...
View Article織部沢瀉文徳利 伝江戸時代 (17世紀?) その2
夏休みとなった息子は江の島へ・・・・。さて、本日紹介するのはなんとなく気に入って入手した作品です。どうも織部の一種らしいと気がついたのは入手後のことです。*大津絵と一緒に展示室に飾っています。織部沢瀉文徳利 伝江戸時代 (17世紀?) その2合塗箱「古織部」と銘あり 口縁に補修跡 最大口径42*最大胴径105*高台径72*高さ175真贋はよくわかりませんが、この手の文様の瀬戸の徳利を「織部...
View Article蛙之図 平福百穂筆 大正10年(1921年)頃 その106
本日から夏季休暇終了後のブログ再開です。本日は本ブログにて百点を超える作品を紹介してきている平福白穂の作品の紹介です。今回の帰省でも1点の平福百穂の作品を入手できましたので後日紹介したします。展示室では古九谷?との共演・・・。雁と蛙、とても両作品とも洒脱!蛙之図 平福百穂筆 大正10年(1921年)頃水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱(箱書は大正13年頃?) 全体サイズ:縦1330*横520...
View Article2023年 夏 男の隠れ家 漆器と戯れる その1
男の隠れ家から古い箱類を物色したらまた新たにいくつかの作品を発見しました。家人の蒐集した作品は奥が深く、侮れない作品があります。これらの作品はいい出来と判断し、調べてみることを目的に写真撮影してきました。まずは吸い物椀から・・・。調査の結果では、下記の蒔絵師の作品であろうと推定しました。輪島蒔絵松唐草文蓋付吸物椀 竹園自耕作10客揃(50客の内)...
View Article氏素性の分からぬ作品 古信楽? 糸瓜形桧垣文花入
男の隠れ家にあった揃いの食器。前にも整理した中に下記のような大小の揃いの食器がありました。それほど古いものではありませんが、揃いで遺っていたので東京で普段使いにしよかと持ち帰ってきた作品です。伊万里 捻八角草花文錦手大小鉢 (大20客揃:小30客揃い)房右衛門造 合箱入 大:20客 幅150*奥行137*高台径69*高さ64小:30客...
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