源内焼 その101 三彩獅子香炉文角皿
本日は源内焼で同型の図柄の多い「獅子香炉文」の作品についての考察です。 源内焼 その101 三彩獅子香炉文角皿 合箱入 作品サイズ:幅190*奥行190*高さ30 同型の作品は下記にもあるように所蔵作品の「その4」(角皿)、「その38」、「その87」(角鉢)がありますが、いずれも獅子は鉢では右向きです。 「その57」は硯屏であるが本作品と同じく左向きとなっています。...
View Article琵琶童女 杉本健吉筆 その6
本日紹介します杉本健吉については、先日「カサブランカ」という作品を紹介しています。 琵琶童女 杉本健吉筆 その6 紙本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱 全体サイズ:縦1280*横440 画サイズ:縦390*横300...
View Article良寛 伝安田靭彦筆 その1
先日は帰宅すると縁側でお月見の段取りをしていました。幼稚園ですでにお月見会を経験した息子はお餅が菓子鉢に乗せられているが気に入らず、「高いの!」と言って「三方」を義母に出させてきたようです。それでも「もっと高いの!」と言っていたとか・・。雲に見え隠れする月を皆で鑑賞・・。...
View Article花枝 川端龍子筆 その4
三連休の体育の日は息子の運動会。 なにやら行儀のいい子で・・。 さて本日は川端龍子の作品の紹介です。「その4」となりましたので、詳細の説明は割愛させていただきます。 花枝 川端龍子筆 その4 絹本着色軸装 軸先象牙 共箱二重箱 全体サイズ:縦2180*横720 画サイズ:縦1390*横510 題名は「花枝」? 辞書ではこれは「シキミ」の別称らしいのですのが、本作品は「梅」でしょうか。...
View Article源内焼 その102 三彩牛乗祖師図脚付六角鉢
作品を整理していくと箱のない作品が出てきます。そのまま柔らかいもので包んで収納しておくと一番費用がかからないのですが、毀れないように、どこの作品かがわかるようにするにはやはり収納箱に保存するのがいいだろうということになります。...
View Article女性像 伊勢正義画 その3
週末には東京美術倶楽部へ・・。骨董を趣味とする者、このような出展を見ずには語れないが、買うべき値段では非ず、もとい買えるような値段には非ず。 tokorode仕事の愚痴・・・請負金額から瑕疵があるからと下請代金から金額を差し引くことが横行しているようですが、発注側から立場的に弱いものへの論理がまかり通る時代なったのでしょうか? 管理責任と技術者のプライドはどこへ?...
View Article早春花美人 伝上村松園筆
東京美術倶楽部のアートフェアは息子共々出かけましたが、さすがに息子はほとんど小生に抱かれて寝ていました。意外に若い人が多く、現代アートも数多く出展されていました。これも時代の流れかな? お茶席でお薄を頂いても「も~帰ろうよ!」だと・・。小生もあまりこれといった興味の湧く作品もなく、2時間あまりで退散・・・。 小生の週末の日課のひとつは仏壇を拝むこと・・。 その脇に美人画の掛け軸をひとつ・・。...
View Article斑猫 中村岳陵筆 その4
家に昭和20年代頃からあった津軽塗の着物盆ですが、このたび修理が仕上がってきました。 津軽塗 伝来着物盆 秋田杉保存箱 サイズ:幅576*奥行425*高さ75 青森県の津軽塗を修理してくれる小林漆器さんへの依頼で、保存箱も作ってくれました。 割れていた角の部分もきれいになり、全体に艶がでてまるで新品のような仕上りです。...
View Article富士漆画賛 藤井達吉筆 その18
仕事は長続きすることが成功のポイントのひとつ。ところが最近の若い社員は仕事が長続きしない。理由は忍耐と根気が希薄なことと、楽で優遇されそうなところへなびくという傾向(欲)が強いから。 このような人は組織への忠誠心が希薄なので早々に淘汰されることになります。何事も長続きしない人には成功はありえないし、忍耐のない者は残念ながら自然に去ることとなります。...
View Article月下竹図 寺崎廣業筆 その60
寺崎廣業の所蔵作品は50作品を超えてからは厳選して蒐集するようにしていますが、その中で本作品を入手したのは、この「竹」の描き方が誘因です。 月下竹図 寺崎廣業筆 その60 紙本水墨着色軸装 軸先鹿骨 共箱 全体サイズ:縦2020*横560 画サイズ:縦1090*横410...
View Article月百物語 銀河月(織女牽牛) 月岡芳年 その3
週末は家内がお茶席に出かけて、小生は息子と留守番です。ということで本日は気軽な作品の紹介・・。 「月百物語」という月岡芳年のシリーズものは「なんでも鑑定団」にも出品されていますので、ご存知の方は多いかもしれません。状態の良い、裏打ちのない作品がすべて揃っていましたので、評価金額は1000万でありましたが、果たしてそんなに高いのでしょうか? 月百物語 銀河月(織女牽牛) 月岡芳年作 明治時代版画...
View Article神武天皇之図 山元春挙筆 その4
山元春挙の若い頃の作品の紹介です。 神武天皇之図 山元春挙筆 その4 絹本着色軸装 軸先木製 所蔵箱入 全体サイズ:横630*縦2030 画サイズ:横495*縦1250 賛に「明治二十七年甲午春(三月大吉日)」とあり、1894年山元春挙22歳の頃ですから初期の作といえるのでしょう。 山元春挙の初期の活動状況は下記のとおりです。 ********************************...
View Article倉田松涛 特集 その2
週末は雨・・、皆で創立記念日にいただいたカステラで三時のおやつとなりました。「もっとたくさん!」と言って厚く切ったカステラにご機嫌の息子は、上の部分だけ先に食べました 本日は倉田松涛の当方で蒐集された作品の特集「その2」です。「その1」に続いて主に部分図の写真の掲載となります。倉...
View Article元禄美人図 大林千萬樹筆
今回の選挙はほぼ当方の予想したとおりの結果になりましたが、心配なのは都政です。口先だけのトップの都政はなんともこころもとない。都民はなんという愚かな選択したのかと思わざる得ない。...
View Article江山之図 釧雲泉筆 その21
本日から3連荘で飲み会ですが、飲み会でちょっと帰りが遅く帰宅すると息子が「パパ、遅いよ!」と・・、少し早めに帰ると「早く会いたいから早く帰ってきたの?」と宣う。「会いたいなら毎日早く帰っておいでよ。」と小生の頬を撫でながら・・・ 最後の日は大阪まで出張なのでかなり遅くなるが・・・・。 さて久方ぶりに釧雲泉の作品の紹介です。横になが~い大きな掛け軸です。 江山之図 釧雲泉筆 その21 紙本水墨軸装...
View Article源内焼 その104&105 褐釉山中楼閣文角小皿&蓋付碗
最近の日本代表のサッカーの試合についてですが、あまりにも日本の良さが出ていない試合なのでがっかりですね。日本の良さはフィジカル面や個人技では見劣りするのは当たり前で、組織力で勝負しなくてはいけないのに、新戦力でにわか仕込みのメンバーではやはり守備が崩壊しました。...
View Article鉄絵茶碗 その5 浜田庄司作 茶碗のうち14
小生の骨董に師とも言える知人が浜田庄司の作品を数多く所蔵しておりましたが、某会館にお薄用にと何点かの浜田庄司の作品を貸し出していた際に盗難にあったそうです。共箱は残ったそうですが、作品本体は戻ってきませんでしたとか・・・。...
View Article朝晴雪図 都路華香筆 その5
義母が親戚からいただいてきた着物のなかに紬の羽織があったので、父の形見の結城紬と着合わせてみまました。 サイズはちょっと羽織が小さめですが、着れないことはなさそうです。外は雨なので今日は半日、むらやま大島の和服で過ごすことにしました。 本日の作品を紹介する「都路華香」は私の好きな画家のひとりです。 朝晴雪図 都路華香筆 その5 紙本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱 全体サイズ:縦2080*横496...
View Article墨竹叭々鳥図 榊原紫峰筆 その4
少しづつ家に伝来してきた漆器類を整理しながら、修理するものなどは自宅に持ち帰り、予算の範囲内で直してきました。男の隠れ家に戻す段取りをして、展示室の片隅に寄せておいたら、結構がさばってきました。 漆器類は基本的に積み上げてもいいように保存箱を誂え、その保存箱を風呂敷で包み、名札に写真を付けて作品がなにであるか解るようにしておきます。...
View Article