額の作品の整理 薔薇 萩谷巌画
元旦には初詣。忌明けは50日を過ぎたらあとは本人の気持ち次第というの小生の考え。息子と家内を連れだって初詣に出かけました。ただ基本的には鳥居をくくらずの初詣としましたが・・。 小生と家内と息子は揃って着物を着て出かけました。 これから元旦は着物を着てすごそうかと思っています。 小生は家内から高級な大島紬や結城紬は汚すからと許可が下りずウール・・・...
View Articleリメイク 額の作品の整理 杜若 中村岳陵筆 その1
男の隠れ家に巻きストーブがついたようです。 久方ぶりに小生も火おこしから・・。 たしかに寒い北国には薪ストーブが良く似合う。 本日紹介する本作品は2011年7月に実は本ブログに投稿されている作品です。男の隠れ家に展示されていたりしましたが、タトウや説明書きの資料も未整理の作品でしたので、そのよう な作品整理のために持ち帰った作品のひとつです。 リメイク 杜若 中村岳稜筆 その1 紙本水墨 色紙...
View Article額の作品の整理 父の作品
家内が墨汁は?と言い出したので、何事かと思ったら書初めを始めてました。 「お父さんは?」と息子が言うので久方ぶりに書初めに付き合いました。 本日の作品紹介は父が描いた作品です。男の隠れ家には母が保管していた父が描いた作品があります。父は若い頃から福田豊四郎氏と交友があり、絵の手ほどきを受けていたようです。 当方で額を誂えて作品もありますが、数はそれほど多くはありません。...
View Article明末(清朝初期)呉須赤絵 花鳥紋菓子鉢 その4
郷里では秋田犬の散歩に出会うことがままあります。本日は駅前で「タロウ君」に出会いました。まるで熊のような大きさですが、秋田犬の毛の長いタイプの種類だとか・・・。 さて本日の作品は、茶人が好んで用いた明末呉須赤絵の作品ですが、「呉須赤絵」と称される作品は時代による差、そして日本や安南などで倣作された作品群などを区別してきちんと分類しなくてはいけないように思います。...
View Article福田豊四郎 色紙 「里の秋」&「野菜」 その90 & その91
昨年末は天候も不順で帰郷できた人も少なく、同級生も4人の集まりとなり、男の隠れ家の食事も4人だけと寂しくなりました。それでも息子は郷里が気に入り、「もっと居たい。」とか「また来る。」と郷里が相変わらず気に入っているようです。食事の支度や片付けも言われないのに相変わらず手伝っています。手伝う袴姿はまるでお運びをする「からくり人形」のようです。...
View Article源内焼 その116 三彩鳳凰文皿
年末年始のテレビ番組はあまりにもつまらないので、面白そうなものだけ予約録画しておきましたが、その中でNHKの香川照之出演の「カマキリ先生」という番組を面白く拝見しました。香川照之氏は昆虫が大好きで、収録中に一時間もの間、「クワガタ」の話を続けたそうです。むろんテレビではすべてカットされたようですが、大人の趣味とはそのようなものだと思います。 一時間、持論を語れるものがありますか?...
View Article茄子 中村岳稜筆 & うり坊
米吉しから届いた今年の干支の人形の紹介です。 今回はガラスケースに収められています。 ビールを片手にラグビーをする猪・・・。 お尻がかわいい・・。 今年もまた傑作! 角度によって表情が変わるのも面白いですね。 手作り感があってとてもよい作品だと思います。 一体年末に何体作るのでしょうか? しばらくは茶室の特等席に鎮座。 一個一個が手作り、同僚の作です...
View Article群鮎之図 小泉檀山筆 その3
昨年は当方で不幸が相次ぎ仏壇に向かう機会が多くなりました。男の隠れ家のもありますが、帰京したこちらの仏壇に遺影の写真が増えたきました。そこで観音像に厨子を備えました。 縁あってこの厨子を入手しましたが、その背面にはこの厨子を誂えた理由が書かれています。...
View Article柿釉蓋物 バーナード・リーチ作
まがい物の多い、要は贋作が多いバーナードリーチの作品ですが、ようやく正しいものを入手できたように思います。 柿釉蓋物 バーナード・リーチ作 デビット・リーチ1987年鑑定書 合箱 口径133*高台径*高さ130 民芸作家の浜田庄司、河井寛次郎の作品は非常に難しい判断力を要しますが、バーナードリーチも同様のようです。...
View Article漁家早梅図 平福穂庵筆 明治16年(1883年)頃 その22
今年の家内との茶道のお稽古仲間の初釜は小生は欠席・・。正月の疲れと作品整理に追われているのがその理由。息子は家内と出かけて行って楽しあったようです。 茶碗は当方の「朝日」(ブログ参照 本日の写真には写っていません)というお茶碗を使っていただけたとのこと、嬉しい限りですね。...
View Article神使 その2 渡辺省亭筆 その23
年末年始に男の隠れ家にて収納場所を改めてみてみると、蒐集当初の未整理の作品が多々あります。 少ない資金から少しずつ蒐集した福田豊四郎の色紙の額。 あちこち転勤していた頃に蒐集した作品ですが、玉石混交ではあれ、よく集めたもの・・・、我ながら感心。 さて本日は渡辺省亭の同図の作品で大きさの違う作品を入手しましたので紹介します。 神使 その2 渡辺省亭筆 その23 絹本水墨淡彩軸装 軸先骨 合箱...
View Article観音 澤田政廣作
先週の3連休の日曜日には近所でどんと焼。息子と義父と男3人で出かけてきました。東京都内でありながら当方の近所では古来から催し物が結構あります。おもちゃも近所や親戚同士で使いまわすなど田舎の風習に似たものがありますのでほっとしますね。今回のどんと焼も近所から竹の竿を届けてくれたりと近隣との親交が少なくなった都会の生活とは一味違います。...
View Article大日本魚類画集 NO59 メバル図 大野麥風画
三作品の紹介となる大日本魚類画集からの版画の作品の紹介となりますが、大野麦風の作品は肉筆も並行して蒐集しています。本来「大日本魚類画集」を形成する72種類の版画が蒐集対象ですが、つい食指を動かし、蒐集の幅が広がってしましがちです。 鮒図 大野麥風筆 紙本水墨淡彩 色紙 タトウ 画サイズ:縦270*横240 前回紹介した下記の作品の肉筆版? 大日本魚類画集 NO60 フナ図 大野麥風画...
View Article江南春 中林竹渓筆 その8
江南春 中林竹渓筆 その8 紙本水墨淡彩(浅絳山水) 軸先木製 杉古箱 全体サイズ:縦1410*横500 画サイズ:縦110*横280 *****************************************...
View Article母の遺品 信楽肩衝茶入 上田直方作
休日は法事以外は用事もなく息子が繰り返し「科捜研の女」を一生懸命観ているに付き合わされてさすがにうたた寝・・・。そういう息子を家内は庭に連れ出して木登りを教えたようです。 そういえば小生も子供の頃、塀の上の歩きや木登りをしたことを思い出しました。息子は慎重な性格のわりに高さを怖がらないようです。 さて男の隠れ家の水屋をのぞいたら、下記の茶入が出てきました。 信楽肩衝茶入 上田直方作 仕覆:蜀紅錦...
View Article文殊図 寺崎廣業筆 明治36年(1903年)頃
数多く蒐集してきた郷里の画家の寺崎廣業の作品ですが、そろそろ寺崎廣業の作品は資料のための蒐集を終えて、佳作のみに絞っての蒐集のレベルになってきました。本日紹介する作品は寺崎廣業が修練を経て最盛期を迎えた明治36年頃の作品の紹介です。 大正期以降のの落款が「三本廣業」となる作品を好む方と明治40年頃までの「二本廣業」の時代を好む方と寺崎廣業の作品を好む趣は二分されると思います。...
View Articleリメイク 鬼念佛図 和田三造筆 その1
蒐集を始めた間もない頃に入手した作品を再度撮影して本ブログに再投稿していますが、本日紹介する作品もそのような作品のひとつです。 鬼念佛図 和田三造筆 その1 絖本水墨軸装 軸先木製 合箱 全体サイズ:横488*縦1290 画サイズ:横397*縦356 なお本ブログで最近紹介し始めた「大日本魚類図集」(大野麥風 [画])の監修は和田三造です。これも何かの縁でしょうか?...
View Article大日本魚類画集 NO57 マハゼ図 大野麥風画
本日の大日本魚類画集の作品は「マハゼ」です。額のない状態での入手ですが、基本的には版画は額に入れて保存するものでありませんね。 大日本魚類画集 NO57 マハゼ図 大野麥風画 紙本淡彩額装 版画 1937年12月第5回 画サイズ:縦273*横398 未額装での入手 版画というと浮世絵。浮世絵版画の顔料は光線に弱く変色するので、作品は厚紙に挟み込み引き出しに仕舞い込むのが基本です。...
View Article和漢諸名家筆蹟縮図 寺崎廣業筆 第三巻
第三巻は山水画を主とした作品をまとめたものです。 和漢諸名家筆蹟縮図 寺崎廣業筆 第三巻 水墨淡彩巻物三巻 鳥谷幡山昭和29年鑑定箱入二重箱 高さ283*長さ畳4畳分/巻 大正期になると寺崎廣業は山水画を主として描くようになります。その画風は南画でもなく、狩野派のような作品でもなく、やはり近代画としてのスタートのひとつでした。...
View Article