源内焼 三彩花文手付皿
源内焼の作品の中で貴重な作品が「手持ち付き」の作品群です。意外に少ないですが、本日はその作品の紹介です。 源内焼 三彩花文手付皿 誂箱 幅297*奥行165*高さ88 源内焼を茶道に持ち込もうとすると菓子皿が一番向いているように思います。家内も好んで使ってくれています。 そのような場合には文様があっさりしているほうがセンス良く見えます。 いかにも源内焼でござい、という器より、「え!...
View Article贋作考 谿山探薬図 伝与謝蕪村筆
本日は勉強のつもりで購入した作品の紹介です。著名な与謝蕪村の作品ですが、もちろん「伝」です。調べてみると同題の作品が海外にて所蔵されている作品のようです。 贋作考 谿山探薬図 伝与謝蕪村筆 紙本水墨淡彩金襴表装軸 軸先象牙 合箱二重箱 全体サイズ:横*縦 画サイズ:横350*縦1295 作品中の款記には「明和乙酉冬十月 寫於三果軒中 東成長庚 押印(「謝長庚印」:白文回文方印...
View Article柿右衛門手? 草花ニ馬図十角鉢
初期の柿右衛門の作品は中国から贋作が多数入り込んでいて非常に見分けが難しいらしいので、「君子危うきに近寄らず」とばかり、当方は蒐集には積極的ではありませんが、面白そうな作品が手頃なお値段で出てくるとつい食指が動きます。 本日は普段使いに使えそうな作品の紹介です。 柿右衛門手? 草花ニ馬図十角鉢 合箱入 幅約205*高さ86*高台径 綺麗で使いやすいそうな作品です。見込みには草花文様と鳳凰・・?...
View Article長崎派 虎図
どうも当方では虎や鯉、そして鍾馗様といった日本画の作品に食指が動くようです。虎と言えば、江戸期は佐伯岸駒、近代では大橋翆石が代表的な画家ですね。虎の作品のみならず、動物を描いた作品が好きな愛好家ならこの二人が描いた虎の作品は必ずや蒐集対象にはなるでしょう。...
View Article海の微風 福田豊四郎筆
同封されている書き付けから福田豊四郎が昭和38年頃に描いた作品と推定される作品です。当方にはこの作品と描いた年代に違いはあるものの同図の作品がもう一つあり、二つ並べて展示しています。 海の微風 福田豊四郎筆 紙本着色 軸先象牙 書付同封 共箱太巻二重箱 全体サイズ:縦1360*横600 画サイズ(F8号):縦390*横450...
View Article雪景山水図 寺崎廣業筆 大正7年(1918年)頃
4連休の休日は息子の科学実験体験、ブルーベリー収穫などのほかに小生は展示室の棚製作の打ち合わせ、蒐集作品の整理と追われましたが、一番の難関は家の掃除と息子のあ「遊ぼ~!」の要望から逃げ回ること・・。それでもつかまり公園に行ったり、息子と遊びに興じています。 下の写真は小生はジグソーパズルにはまり、息子がレゴに夢中の二人です。...
View Articleデルフト 草花文振出(茶入)
4連休は展示室の棚追追加工事が進行しました。 いろいろと協議した挙句、棚の天板は杉の板目が中心の意匠となりました。 こちらで用意した材料は一部欄間用の屋久杉、他は天井材の杉の板目の板でしたが、材料が数が足りることを前提に施工しています。 極力板目を合わせて貼り付けています。見切縁と扉も杉材の予定です。...
View Article幸野楳嶺 3作品
休日には雨で収穫できなかったこともあり、畑のブルーベリーがたくさん収穫時期を迎え、親戚の方々もお誘いして収穫しました。 ブルーベリーは房ごと収穫するのではなく、一個ずつ収穫するので非常に手間のかかる仕事です。 お昼は皆で対面にならないようにソーメン・・。 我ら親子はその段取り・・。 家内は食事の準備。こういう時には縁側は便利ですね。...
View Article五行書 勝海舟筆
ここ一か月ほどブログのアクセス数が少しながら上昇しているようですが、いいのかどうか複雑な心境です。あくまでも本ブログの目的は作品の整理であって、自分のデータにいつでもアクセスできるというブログのメリットから利用しています。マイナーな内容、碌に推敲していない文章にアクセスが増えるのはいかがなものだろうか?? 展示室は収納用の棚増設のため、大黒様は移動して展示しています。 福聚大黒天尊像 その2...
View Article五浦釣人 伝平櫛田中作
2階展示室の廊下に増設中の収納棚がだいぶ出来上がってきました。 ねらい目であった板目の仕上がりも目に見えてきました。 廊下の板は松、棚板は欅、そして収納棚は杉・・。展示室に使用されている木材はほとんどがあり合わせの材料です。庭にあった欅の残材や、欄間の材料、それとリサイクルの古木など。 展示室を請け負っていただいたのは最初から地元の大工さんですが、こちらの要望はさすがに面倒くさいらしい・・。...
View Article暖冬 福田豊四郎筆
息子が学校の図書館で選んできて、帰宅後熱心に読んでいた本・・・。 早速本に書いてあるものを作り始めて実験・・、「おしっこみたい」だと さて本日の作品は福田豊四郎の作品の紹介です。福田豊四郎の小作品が相続き入手していますが、郷里の福田豊四郎の作品となるとついつい食指が動いてしまいます。 暖冬 福田豊四郎筆 和紙水墨着色 軸先象牙 共箱二重箱 全体サイズ:縦1255*横513...
View Article南極壽星図 岡田米山人画賛
本ブログでは岡田半江の作品を紹介していますが、岡田半江の父が岡田米山人であり、本日はその岡田米山人の作品の紹介です。 南極壽星図 岡田米山人画賛 紙本水墨 軸先木製 鑑定二重箱 全体サイズ:縦1870*横385 画サイズ:縦933*横290 描かれているのは「南極壽星」ですが、要は七福神の福禄寿のことで、多くの画家が「南極壽星」と題して描いています。...
View Article福田豊四郎作品 6作品入手 その1 モクズガニ 福田豊四郎筆
週末は息子が欲しいと言い出したゲーム機の段取りです。以前にドラッグストアでゲームで当選したプレーステーション3のゲーム機ががあったので、あとはソフト購入のみと思っていました。...
View Article十和田湖 その2 伊藤弥太筆
週末は義父の墓掃除、もうすぐ一周忌です。今年のお盆は郷里へはコロナ禍で帰省できず、母の三回忌はお寺さんい依頼しました。 息子とお墓の雑草刈・・、そこで息子が見つけたのはカマキリの子ども・・。雑草刈よりもカマキリに夢中で、結局2匹見つけました。少し遊んで、除草剤を撒かないところへ放してあげました。 さて本日は郷里出身の画家である伊藤弥太の油絵の作品の紹介です。 十和田湖 その2 伊藤弥太筆 油絵...
View Article丁卯夏山水図 平福百穂筆 昭和2年(1927年)夏
先週末はひさかたぶりの好天だったので、洗車、愛犬の体洗い、墓掃除と外で掃除ばかり。ホースを伸ばしたついでにと野外トイレと離れの縁の下の掃除・・・。 要は子供と水遊びですね。息子はホースの扱いがうまくなったし、いろいろと手伝えるようになってきて助かりますが、興味は遊び・・。...
View Article大幅改装完了
家内からのメールだと息子は宿題をやり始めたらしい。小生とだといつも遊び、「次に何して遊ぶ?」が息子と私の常套句・・。夕食後にさすがに疲れて「今日の遊びはなし!」と言うと息子はふて寝・・。さ~、これからは遊びと共に宿題の人生が控えているぞ~ 鯉の達人と言われている黒田稲皐が描いた大幅の作品は3点が本ブログで紹介していますが、今回その中のひとつの作品を改装しましたので紹介します。 千匹鯉図 黒田稲皐筆...
View Article福田豊四郎作品 6作品入手 その2 観音図 福田豊四郎筆
棚取り付け完了までは少し時間がかかりそうなので、2階展示室には作品の展示を始めました。 メインはポール アイズピリの「薔薇」です。 この画家は日本でも人気の高い画家のひとりですね。 さて本日の作品は、福田豊四郎の作品としては非常に珍しい観音図です。仏画は福田豊四郎の作品には皆無といっても過言ではないでしょう。 観音図 福田豊四郎筆 紙本黒地ニ金彩 額装タトウ入 P8号...
View Article福田豊四郎 6作品入手 その3 マカッサル海浜 福田豊四郎筆
家内のお茶のお稽古に同行した息子、本日は浴衣でお出かけのようです。 なにごとも経験・・・。 夏季休暇中は帰省を中止したのでブログは続行します。...
View Article高さを高くした八角厨子
さて夏季休暇は帰省はしないので、のんびりとブログの投稿原稿を作成したりと作品整理に没頭できそう・・、否、我が家には小さな悪魔が存在し、隙あらば小生との遊びを企んでいるらしい。近所の友達と水遊びに興じている間は小生は時間がとれる・・。...
View Article氏素性の解らぬ作品 水墨図 藤井達吉筆
先週末には義父の一周忌でした。家族とほんの少しに親近者のみにて執り行いました。息子はず~っとおとなしくしており、ちょっと豪華に昼食は土用のウナギ・・・。お盆過ぎには母の三回忌ですが帰省できないのでこちらはお寺さんにすべて依頼しました。...
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