深山乃夏 山元春挙筆 その6
昨日は郷里の「鶏めし」を紹介しましたが、実はこの「鶏めし」は郷里の著名な?「比内鶏」ではありません。花膳では別に比内鶏を使った駅弁も売っていますが、味は比内鶏を使っていない「鶏めし」が一番です。郷里で比内鶏を堪能しようと思ったら、「きりたんぽ」が一番ですが、市内には比内鶏を使った「親子丼」の美味しいいお店があります。...
View Articleリメイク 虎図双幅 佐伯岸駒筆
小学校から高校までの同級生の友人は今まで名古屋で働いていたのですが、仕事の一線から退いたのか時間が出来たからと郷里に戻ってきています。その友人が母の法事に参列してくれて、その際に息子に火おこしの道具を持ってきてくれました。 どうも友人は縄文時代の遺跡に触発されているらしい。小生は青森の三内丸山遺跡の発掘に際して工事の関係で常駐していたので興味を持つ気持ちが解ります。...
View Article羅漢図 その2(小点) 倉田松涛筆 その24
今年は友人の死去、母の死去や七七忌、同級会などで幾度となく帰郷しました。 通常は正月、五月の連休、命日の墓参り、年末年始の帰郷であり、庭の手入れをゆっくりしている時間がありません。隣人が親切な方でいろいろと面倒をみてくれています。 むろん花など植えて愉しむこともできないので、毎年思いっきり伐採しています。新規に購入した裏の隣地の立ち木はそのままにしております。...
View Article最近の男の隠れ家の飾り物
ここ二週間ほど週末は母の七七忌などもあり帰郷のために家を留守にしていたので、先週の週末はお客さんも訪れることもあり小生は家のお掃除・・。掃除は雑巾がけ、最近は便利な掃除道具がありますが、掃除の基本は雑巾がけまでです。ダイソンの掃除機でごみを除去した後は雑巾がけ・・。忙しそうな小生を見て閑気な息子は義父と家内で畑に芋ほりに出かけました。 しばらくすると「パパ!...
View Article明治甲申 中野山水図 蓑虫山人筆 その18
当方での男の隠れ家での蒐集品の整理には各々のて置き場所が決まっています。掛け軸は長さ別に整理されています。長さ別に小、中。、大、特大、そして特別作品の4か所の収納場所が決まっています。これによってほぼ100%どこに収納されていたのか分かります。ただ各々の男の隠れ家にそれぞれあるのでどこの家かが分ららくなる・・・...
View Article漆器の酒注
今年の夏の帰省の目的は初盆の義母の墓参り・・、この後に在京の母が具合が悪くなり亡くなることになりました。 墓参り終了後は集まった義妹らと座敷で食事。 その後は大鰐温泉へ・・。津軽三味線を堪能しました。 学生時代に高橋竹山に夢中になり、ステレオをボリュームいっぱいにならして聴いていても、不思議と近所から苦情が来なかったことを思い出しました。さぞ近隣はうるさかっただろうなと今になって反省しています。...
View Article整理された揃いの陶磁器
今年の夏の帰省で男の隠れ家にある揃いの器の陶磁器の一部を最終整理しました。これらの揃いの器は「幕末から明治期」と「昭和初め頃」の2回ほど揃えで誂えてた作品群と思われます。 染付地紋山水画 小蓋物 肥前国 元彩作 30人揃 共箱入 幅*奥行*高さ(未測定) こんな器で酒の肴が出てきたら酒の美味しいかも・・。 松竹梅印判手盃臺 20人揃 合箱入 幅*奥行*高さ(未測定)...
View Article昇龍図 中村左洲筆 その5
先日パナソニックの100周年にて東京フォーラウムで催された会に出席してきました。パナソニックやアリババのCEOらとの討論会を聴かせて下だいたのですが、仕事に役立ついいヒントを聴くことができました。いろんな企業の経営者の話を聴くことはこちらの啓蒙になると改めて感じ入りました。日本の中だけではもはやビジネスの仕組みは通用しないことが多いが、日本の良さを前面に出すことも必要だと感じました。...
View Article千畳敷海岸 舘岡栗山筆 その9
本ブログは当方のための作品整理目的のブログとしていますが、本人にとって非常に役に立っています。基本的に最低大きめのアイパッドがないと不自由な画面構成になっていますが、手元に本人がアイパッドを持っていなくてもどこでも検索して資料が見られます。むろん骨董店や骨董市などどこでも作品の資料が検索できるのが便利です。...
View Article酔李白図 蓑虫山人筆 その20
息子が熱・・、どうも風邪らしい。ここ1週間ほど怪しかったのだが、とうとう熱を出して幼稚園もお休み。添い寝していた家内も私もどうもおかしい・・。作品の整理、ブログの原稿作成もせず休養・・。 本日紹介する作品は、郷里の画家も描いている李白が酔っている姿を蓑虫山人が描いた作品です。 酔李白図 蓑虫山人筆 その20 紙本水墨淡彩軸装 軸先木製 合誂箱 全体サイズ:横465*縦1500...
View Article天龍青磁 双耳花入
政治の世界、もとい青磁の世界に立ち入ることは生半可なことではないようです。小生は外からちらりとのぞき見する程度ですので、あまり深く考えないで本ブログをお読みください。...
View Article訳の分からぬ作品 不動明王ノ水虎図 川端龍子筆 その5
本日は日帰りで名古屋に出張です。いよいよ年の瀬の全国行脚の始まりです・・・。 こさて本日のこの作品、面白いので入手しましたが、真贋となると怪しい・・? 川端紀美子極となるとさらに怪しい・・・??? ともかくなにもかもが怪しい・・・・?????? 不動明王ノ水虎図 伝川端龍子筆 その5 紙本水墨淡彩軸装 軸先骨 共箱 川端紀美子極 全体サイズ:縦1630*横430 画サイズ:縦770*横300...
View Article氏素性の解らぬ作品 書 「藿」 天龍道人?筆 (その38)
一時期は天龍道人の作品を入手するのはまったく問題無かったのですが、今は品薄?で非常に入手が困難となっています。葡萄図、鷹図が代表的な作例ですが、鷹図や着色された作品を見かけることがまったくなくなりました。なぜでしょう? そんな品薄にしびれをきらして購入した作品の紹介です。どうも葡萄図で有名な天龍道人ではないような気がします。 書「藿」 天龍道人筆 紙本水墨軸装 軸先骨 合箱...
View Article月と小魚 福田豊四郎筆 その88
福田豊四郎の作品がそろそろ百作品になろうとしています。まだまだ不十分ですが製作年代毎、画題毎にだいたいの作品は揃ってきたので、これからは優品の絞っての蒐集の段階に入ろうと思っています。 本日紹介する作品は福田豊四郎の作品としては大きな作品(F25号)で、福田豊四郎の戦前の頃の代表作といってよい作品だと思います。 月と小魚 福田豊四郎筆 その88 絹本着色額装 黄袋タトウ入...
View Article少将軍 岡本大更筆 その2
さてそろそろ息子の七五三です。小生が七五三で着ていた着物を男の隠れ家の箪笥から家内が見つけ出してきて、仕立て直しをして出来上がったようです。もうかれこれ半世紀以上前の着物・・、これも骨董に近くなってきた?? 小生が着ていた着物は北国仕様・・、綿入りの厚手。そこで着物屋さんと打ち合わせして着物を羽織に仕立て直したようです。裏面は能の翁の文様。吉祥文様で長寿祈願、そして福の神かな?...
View Article納涼美人図 中村大三郎筆 その2
父が描いた風景画の作品ですが、暗い感じのする作品なので明るい額のマットに交換しようと思い、男の隠れ家から持ち帰っています。 闘病して亡くなった父ですが、亡くなる前は福田豊四郎氏と連絡をとりながら絵筆をとって愉しんでいたようです。ただ病気のせいか、暗い感じする絵がいくつかあり、少しは明るくして飾ってあげようかと思っています。 本日は久方ぶりに?美人画の作品の紹介です。 納涼美人図 中村大三郎筆...
View Article会寧焼(李朝後期?) その2 会寧斑染付壺
陶磁器の整理して保管する場所は主に展示室の屋根裏です。 古くからあった布団などを収納していた長持を収納用に補強して陶磁器の保管箱にしています。開けない時は隅の方に置いておきます。 鉄板を加工して長持全体を補強し、下には簀の子の小さなものに車輪を付けて移動しやすくし、さらに蓋はストッパーを付けて開かけた状態を保てるようにしてあります。...
View Article翁舞 平野富山作 その3
先週の週末は天気も良く、畑で採れた落花生の天日干しが始まりました。 愛犬も昼寝、小生も車の出口を塞がれて家でゴロゴロ・・・。息子は元気に天日干しのお手伝い・・・。 さて本日は平野富山の作品の紹介です。平櫛田中の「大黒天」の作品から当方では興味を抱いた平野富山の作品ですが、この度代表作ともいえる作品が入手できたので紹介します。 翁舞 平野富山作 その3 平野千里識・共箱二重箱・布保護ケース付...
View Article色紙 自画像 向井潤吉筆
以前に紹介した下記の作品ですが、額を替えて保存箱も出来上がりました。 庭に腰掛ける婦人 エルネスト・ローラン画 左下サイン Ernest Laurent 画サイズ:縦610*横500 F12号 さて洋画は当方の蒐集対象ではありませんが、本日紹介する画家もまた基本的には洋画家です。...
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