山湖秋 福田豊四郎筆 その87
おそらく福田豊四郎がよく描いた十和田湖の風景だろうと推察されます。福田豊四郎は郷里に近い十和田湖を題材とした作品を長きに渉って描き続けています。 山湖秋 福田豊四郎筆 その87 絹本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱二重箱 全体サイズ:縦*横 画サイズ:縦*横 2018年8月秋田県大館市三浦堂より12万円にて購入。落款より作品は昭和15年頃、箱書は昭和18年頃と推測されます。...
View Article奴凧 その1 倉田松涛筆 その26
8月に帰郷した際に地元の骨董店で家内が購入した倉田松濤の二作品のひとつです。二作品ともに凧揚げを題材にした作品です。 小生はその時にすでに福田豊四郎の作品と舘岡栗山の作品の購入を決めており、さらなる購入には資金不足だったので「あなたが買う?」と家内に尋ねると「いいわよ。」との快諾の回答。どうやら家内も倉田松濤の作品のファンになったようです。 奴凧 その1 倉田松涛筆 その26 紙本水墨淡彩軸装...
View Article梅二小禽図 山口蓬春筆
山口蓬春は著名な画家ですので非常に贋作が多い画家の一人です。 当方は古くから作品が家にあったこともあり、それを根拠に数作品入手しましたが、細心の注意を払っても幾つか贋作にと惑わされたことがあります。 梅二小禽図 山口蓬春筆 紙本水墨淡彩 色紙 タトウ 画サイズ:横240*縦270...
View Article秋の奥入瀬 奥村厚一筆 その12
色紙の作品が表装され共箱でない作品は多々あります。色紙の描かれた作品を後世になって表具して掛け軸に仕立てるためでしょう。本来、近代画家の作品には共箱が必須ですが、色紙の作品はおおめにみてあげる必要があります。そして色紙の大きさの作品には意外に贋作が少ないのも共通しています。一概に言えず、油断は禁物ですがこれは色紙程度の作品だと高く売れないからでしょう。 秋の奥入瀬 奥村厚一筆 その12...
View Article兎 その2 福田豊四郎筆 その89
本日は四国まで日帰りで、明日は北陸まで日帰りと全国行脚が続きます。 さて本日は福田豊四郎が昭和初期の頃に描いた作品の紹介です。 兎 その2 福田豊四郎筆 その89 絹本水墨淡彩軸装 軸先象牙 合箱二重箱 全体サイズ:縦2205*横480 画サイズ:縦1285*横351 2018年10月に秋田県大館市の骨董店より購入した作品で、以前に骨董店で取り扱った作品とのことです。購入金額は16万円です。...
View Article山静日長之図(春閑) 平福穂庵筆 その20
本日は再調査を開始している平福穂庵の作品の紹介です。 再調査している平福穂庵の資料には他に「山静日長」という作品が存在しているという資料があります。明治17年(1884年)の作で、落款には「山静日長 明治甲申春二月上澣 為太古子嘱 穂庵平芸寫...
View Article冒雪訪友図 奥原晴湖筆 その4
本日の作品は野口小蘋とともに明治の女流南画家の双璧といわれ、また安田老山と関東南画壇の人気を二分した奥原晴湖の作品の紹介です。本ブログでは久方ぶりの紹介となります。 さらりと描いた作品ながら奥原晴湖の佳作?と言えるでしょう。墨を水をたっぷり含ませて描いた熟練の水墨画の世界です。 冒雪訪友図 奥原晴湖筆 その4 紙本水墨淡彩軸装 軸先木製 合箱 全体サイズ:縦1890*横423...
View Article奴凧 その2 倉田松涛筆 その27
本ブログで「もっと評価されるべき画家」として取り上げているのが蓑虫山人、洋画家の伊勢正義、そして最近よく投稿している「倉田松濤」です。倉田松濤の作品は意外なところで見かけることがあります。北海道の鰊御殿や福島美術館にも展示されていたりします。 また下記の作品はなんでも鑑定団に出品された作品です。...
View Article唐美人図 大林千萬樹筆 その2
怪しげな魅力が美人画の魅力のひとつでしょう。あまり聞きなれない画家ですが、いい作品を描いている画家のひとりですね。 唐美人図 大林千萬樹筆 その2 絹本水墨淡彩軸装 軸先骨 共箱 全体サイズ:縦1772*横597 画サイズ:縦1105*横408 本ブログに紹介されている大林千萬樹の作品には下記の作品があります。 元禄美人図 大林千萬樹筆 絹本着色軸装 軸先堆朱 合箱入 全体サイズ:縦*横...
View Article花一りん 鍋井克之筆
出来の良い作品であり、花のない時期に茶室に掛けるのに最適かと思い入手した作品です。 花一りん 鍋井克之筆 紙本水彩軸装 軸先 共箱二重箱 全体サイズ:横452*縦1247 画サイズ:横242*縦440 「花一りん」・・・、花は椿? 山茶花?・・・。 表具が粋なこととあまりに写実的な作品でないことが現代的でありながら茶掛けに向いていると思います。...
View Article花菖蒲 松尾敏男筆
先週末は三連休を利用して息子の七五三。朝から家内共々三人とも着物を着て準備しました。 息子の羽織は小生が着た着物を仕立て直したものです。 裏の絵柄は翁の面。元気で長寿を祈願。 小生が着ている大島紬の羽織の裏地は富士、こちらは義父方の親戚からのお下がりです。 さて手頃な価格で入手できる色紙の作品・・・、とくにまだよく知識がなく検証する画家の作品を紐解くには色紙の作品を入手することが有効な手段です。...
View Article四季山水図四幅対 寺崎廣業筆 その68
七五三は近所の神社で皆でお祓い。 息子は着物を着るのが好きなようです。 お祝いを戴いた親戚に集まって頂き、昼食会です。 さて本日の作品の紹介です。...
View Article氏素性の解らぬ器 面取大徳利 & 灰釉緑釉紋片口
当方ではときおり現状の知識・見識から外れた作品を好んで入手するようにしています。もともと当方の源内焼や民芸作品も「これいいな~」と知識・見識から外れた作品を購入したのが始まりですから・・。いつまでも古伊万里、李朝、唐津。鍋島と同じところに蒐集に域があってもつまらないもの。...
View Article宝珠と白黒鼠 伝三畠上龍筆 その3
我が家では恒例の恵比寿講・・・。 ************************************** えびす講(えびすこう):おもに10月20日ないし11月20日に催される祭礼または民間行事。秋の季語。大鳥大社など日本各地の鷲神社で行われる酉の市は由来が異なり全く関係がない。...
View Article游鯛図 その2 中村左洲筆 その6
中村左洲といえば鯛の専門画家のようにいわれることがあります。それは下記の事項が理由でしょう。 1.左洲が漁師でもあったこと、 2.魚類は円山四条派の重要な写生対象であったこと、 3.鯛の絵は吉祥画として多くの需要があったこと 確かに、鯛を描いた作品には終生伊勢の海に親しみ、伊勢志摩の自然と一体化したかのような彼の特質を見ることができます。本日はその鯛を描いた中村左洲の作品の紹介です。 游鯛図...
View Article工藝品にご注意 扇面工芸 蝸牛 西村五雲筆
肉筆の贋作を選ぶくらいなら、工芸品を選ぶ方が鑑識眼があるという話が骨董にはあるそうです。ただ工芸品はあくまでも頒布品ですから、骨董的価値は皆無となりますが・・。 当方では最近寺崎廣業の工芸品を間違って入手し初心者的なミスに懲りたはずが、最近になってまた工芸品を入手してしまいました。二度とそのようなことのないように肝に銘じて今回の投稿となります。 扇面工芸 蝸牛 西村五雲筆 紙本水墨着色軸装 軸先骨...
View Article布袋図 その2 倉田松涛筆 その24
倉田松濤の生誕百五十年を記念した「倉田松濤作品展」が、平成227年に秋田県の太田文化プラザを会場に開催されています。 これだけの作品が展示されるのは地元ならではでしょう。 掛け軸らは55点ほど展示されたようです。 さすがに地元の方は興味のある方も多いようです。 さて本ブログでも特殊記事を投稿したりしていますが、やはり倉田松濤の作品は書き込みの多い淡彩の彩色画に優品が多いようですね。...
View Article山径春色図 木島桜谷筆 その7
七五三、神社でのお祓いの帰りの階段で息子は千歳飴を「お父さん。これ持って!」と言って、袴の裾を手で持ってすたこらさっさと階段を下りて行きました。誰が教えた? 家内も不思議がっていました。 着物好きな息子、郷里での初詣も着物で行きたいとのこと、そりゃ大変だ その息子、昨夜は具合が悪く一晩唸っていましたが、小生は出張へ・・、はてさて・・...
View Article木彫 釈迦如来像
仏壇は同じ長野の仏壇店にて2度ほど依頼して製作して頂いたことがあります。二度とも直に仏壇を製作している人に依頼しての特注品です。 ひとつは義父が亡くなった際に古くなった仏壇を新しくしたもの。もうひとつは亡くなった妻を供養するために転勤時にも持ち運べるものを作りました。現在の家にも既存の壇がありますので三つの仏壇を抱えていることになります。...
View Article明治丙戌春山水図 蓑虫山人筆 その19
昨日は仏壇の話、本日は神棚の話ですが、神棚の飾り方を知らない御仁が最近多いらしい。お米、お塩、お水、榊、お神酒、しめ縄、お札、・・・そろそろ正月飾りの時期ですので、改めて調べてみましょう。...
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