浮世絵やの娘 中原淳一画
中原淳一・・・、どこかで聞いたことのある・・・、思わず調べもせず購入 こういう衝動買いは後悔も多いのですが、蒐集する者には必要な悪癖です。 浮世絵やの娘 中原淳一画 紙本着色軸装 軸先骨 誂箱 全体サイズ:縦1250*横320 画サイズ:縦358*横249 *********************************** 中原淳一:(なかはら...
View Article古染付 草花文茶碗
今回の帰省で昨年亡くなった母の遺品を整理していたら番傘が出てきました。 祖父が興した会社名が記されているのでおそらく祖父が作らせたものでしょう。 状態がしっかりしており、直すところがないいい状態で遺っていました。 番傘は重いけど実に美しい・・・。 手入れは必要なのでしょうが、今回はそのままにしておきました。 絵の部分は竹です。同じく遺品の結城紬の着物を着て雨の銀座を闊歩してみたいね。...
View Article明末呉須赤絵 花鳥文尺皿 その2
母の遺品と共に父が遺した遺品も一緒に整理しています。前からあるのは解っていたのですが、あらためて使えるかどうか確かめました。 ともかく重い・・・。とはいえ破棄するにはもたいないもののようです。 皮の厚みはとてつもなく分厚い。痛んでいるのが、味の良い痛み具合というところかな。 息子と一緒によっこらしょ・・。...
View Article古染付 束蓮文五寸皿五客揃
今回の帰省で昨年に亡くなった母の遺品を整理している中に小生が学生時代に使っていたピッケルがありました。以前に本ブログでも紹介しましたが、あらためて手入れしておきました。 このピッケルは高校、大学の大先輩で亡くなった家内の仲人をしてくれた方から大学時代に山登りをしている時に頂いたものです。 おそらく戦前のもの?...
View Article洛北の山 宇田裕彦筆
帰省の車中は珍しく行きも帰りも津軽富士が出迎えとお見送り・・・・。 週末ということで気軽な作品の紹介です。 当方の悪い癖でときおり、なんの脈絡のない画家の作品を入手することがあります。風域が好きだからという理由だけですが、本日紹介する作品もそのような理由で入手した作品の紹介です。 洛北の山 宇田裕彦筆 絹本着色額装 共シール 誂タトウ 黄袋 P10号 額全体サイズ:縦725*横610...
View Article鮎 その2 平福百穂筆 昭和4年(1929年)頃
郷里での道の駅のカレーは森吉ダムカレー・・・。量が半端でない さて本日紹介する我が郷里出身の画家、平福百穂は真贋の判断が難しい画家の一人です。いくつかの作品が本ブログで紹介されていますが、 このたび作品を整理したところ 明治時代の真作が4点 大正時代の真作が14点 昭和時代の真作が15点 贋作が3点 真贋不詳が5点 という状況でした。...
View Article遼三彩 草花文皿
郷里の車庫には昨年に捕り損ねたオニヤンマの標本が・・・。要は車庫に迷い込んで標本のようになったらしい。息子と「今年は絶対に捕ろうね!」と小生はカマキリ先生気分 本日は当方の源内焼の蒐集から派生している三彩の作品の中から遼三彩の作品の紹介となります。 遼三彩 草花文皿 誂箱 口径170*高台径*高さ28...
View Article漁家早春図 平福穂庵筆 明治16年(1883年)頃
以前に記事で「磯辺辰夫」の作品を紹介しした際に、家業のカレンダーの原画の件に触れましたが、5月の連休の帰省でその原画の作品を撮影してきました。 毎月分の12枚の作品なのか、はたまた6枚の作品なのかは不明ですが、現在手元には2枚の原画しか残っていません。 姉が家業を手伝っていたので、記念にと作品をたしか1作品は持っているはずですが、残りの作品は解りません。 これは春・・。 もう一作品は冬・・・。...
View Article文化丁卯 浅絳山水図 釧雲泉筆 文化4年(1807年)頃
今まで蒐集してきた作品を厳選しながら、遺していく作品をきちんと保管していくべく手を打っていますが、掛け軸では表具や保管箱をきちんとする必要があります。そのような作品を少しずつ整理していますが、本日は古い李朝民画の双幅の作品に箱を誂えた例です。 もともと李朝の民画は箱など誂えられていることは少ない作品かもしれません。...
View Article藤娘 中村左洲筆 昭和初期(昭和3年頃)その7
帰郷に際してはいつも男の隠れ家が四季折々の表情で温かく迎えてくれます。 敷地内にあるお社の周りも桜の木など伐採してさっぱりしてきました。 花見には五月の連休は少し遅いようです。 手入れはしてきましたが、それなりに痛んでいるところはあります。なんといっても明治期に建てられて建物ですから・・。 屋根下にはいつのまにかハチの巣が作られた跡があります...
View Article明末呉須赤絵花鳥文耳付花入
5月の連休に際して男の隠れ家のひとつの蔵を整理しました。 友人やらいろんなところから持ち込まれた古いものを移動し、不要なものを処分しました。 なんと古い農機具もありますが、それらは家の住人の判断にお任せしました。ほとんど廃棄処分されるようですが入用な方はいますか?...
View Article櫛目文唐津大徳利 古武雄焼(弓野焼)
温暖化に向けてこれからの家の造りはたとえ東北であろうとも吹き抜けを有効に使おうという考えで作っています。 夏は涼しく、冬は暖かく・・・???? ま~冬は一階は寒いが2階は暖かくなりやすい。屋根は瓦に断熱材、風通しがよくなる工夫が必要です。 さてなんとも力強い大徳利の作品。これが美術的な価値があるのか、ないのかはつゆ知らず・・。 櫛目文唐津大徳利 古武雄焼(弓野焼) 誂箱...
View Article古伊万里色絵 楼閣山水文六稜輪花色絵皿
これからは蔵から移動した作品の整理が帰郷の際のメインの仕事になります。 置き場は確保したのですが、雨漏りが心配かな? 他の置き場所はすでに満杯。 あまりいいものがなさそうなので、ともかく優先順位をつけて整理、整理・・。 本日の作品の紹介です。...
View Article和歌賛雲海 藤井達吉筆 その24
空き家の多くなっている郷里ですが、どうも当方の近所だけは例外であちこちで新築家が建ち始めています。震災、水害が少ないのが利点のようです。お隣が空き家になったので買い取っておきましたが、将来は増築・・??? 倉庫が不足しているのがその理由です。...
View Article牡丹に蝶 寺崎廣業・邨田丹陵合作 明治33年(1900年)頃
本日紹介する作品は郷里の画家である寺崎廣業の作品です。 主に邨田丹陵が描いた作品に寺崎廣業が「蝶」を添えていますが、実は邨田丹陵は寺崎廣業の義父にあたります。 牡丹に蝶 寺崎廣業・邨田丹陵合作 明治33年(1900年)頃 水墨絹本軸装 軸先木製 合箱 全体サイズ:横540*縦1920 画サイズ:横398*縦1150...
View Article魑魅魍魎たる作品 破墨山水図 伝川合玉堂筆 大正4年(1915年)頃
共箱もなく、当然ながら鑑定書もない作品。作品のみで真贋を判断するには小生は実力不足ですが、いいと思った作品は無理のないお値段なら入手します。この作品をもとにあとあとまで勉強が続くことによって、判断力が磨けるからです。...
View Article山狭之朝 寺崎廣業筆 大正7年(1918年)頃
本日紹介する作品はまだ投稿していかった寺崎廣業の作品であったため投稿する作品です。寺崎廣業の最晩年の佳作と言えましょう。 山狭之朝 寺崎廣業筆 大正7年(1918年)頃 その4 紙本水墨軸装 軸先象牙 共箱 全体サイズ:横560*縦2220 画サイズ:横410*縦1250 寺崎廣業の作品できちんとした共箱で二重箱に収納されている作品は意外に少ないようです。...
View Article私のお気に入りの作品 「雪中鴛鴦図 平福穂庵筆 慶応3年(1867年)ら
当方で蒐集対象としている郷里の画家である平福穂庵の作品ですが、本日はその作品の中で初期に描かれた作品で当方のお気に入りの作品をいくつか紹介します。 雪中鴛鴦図 平福穂庵筆 慶応3年(1867年) 紙本水墨着色軸装 軸装象牙 鳥谷幡山鑑定箱 全体サイズ:縦2255*横662 画サイズ:縦1258*横507 *分類第1期:文池から穂庵へ (安政5年~慶応3年)...
View Articleカサゴ 色紙 & マイワシ 大野麥風筆 その & その
「大日本魚類画集」の版画を少しずつ蒐集していますが、その過程でいくつかの肉筆画を入手していることは本ブログで記述していますが、本日はその肉筆画についての紹介となります。 カサゴ 色紙 大野麥風筆 その 紙本水墨淡彩 色紙 タトウ 画サイズ:縦270*横240 「大日本魚類画集」作品NO77(図集 整理NO77)にも描かれている「カサゴ」です。 マイワシ 大野麥風筆 その 絹本着色軸装 軸先骨...
View Article山水染付紗綾文様六角花瓶 湖東焼
本日紹介する作品は本ブログでは初登場となる「湖東焼」です。「湖東焼」をご存知の方はどちらかというと赤絵の作品を思い浮かべる方が多いのでしょう。湖東焼には染付にも優品があるようです。 山水染付紗綾文様六角花瓶 湖東焼 誂箱 口径115~125*最大胴径140*高台径117~135*高さ245...
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