納涼美人図 梶原緋佐子筆 その2
雛祭りの片づけを息子が手伝ったようですが、興味は刀・・ 男の隠れ家の刀剣は息子にはしばらく見せられないと実感・・・。 きちがいに刃物、無知・眼力なしに骨董、金の亡者に遺産の世界・・・・、すべてを失くすという意味。 さて本日の作品紹介は「まくり」(表具していない)の作品ですが、良さそうなので購入しました。梶原緋佐子の作品は二作品目ですが、一作品目は資金調達に際して手放しています。 納涼美人図(仮題)...
View Article扇乃的 小村大雲筆 その6
昨年、親戚の敷地内に筍採り出かけた際に、クマガイソウが野生する近くで見つけてた貝母・・。 家内が茶花にと思い、親戚にお断りして自宅で植えた根が今年、花をつけました。 鉢にも、庭にも・・・。巧くいかない花もあれば、巧く生きてくれている花もあります。人も同じ、新天地で巧くいく人もいれば、巧くいかない人もいます。野生の逞しさに感心しますが、生かす努力も大切とも痛感する次第です。...
View Article紅葉梟図 植中直斎筆 その3
三連休の初日は家内の誕生日のお祝いに家族で近くのホテルのレストランで食事・・。夕方は息子は車中で熟睡・・・。ホテルのロビーで着替えと相成りました。 「お~い、軽量はパスしたかい?」、試合前のボクサーのように精悍な面構えを見せることがあるようになりました。 スープを飲んで「美味しいね~」だと。 なにやら一丁前に・・・。 コブシ咲く庭園。 夜はまたぐっすり・・。 朝はパパさんを押しのけて「ウンチ!」...
View Article鮎図 西村五雲筆 その9
3連休の最後の休日は、先月インフルエンザの流行で会えなかった母のところへ・・。息子も「行く!」と毎回、大乗り気です。 母とは気が合っているようです? 誰とでも気が合うのが長所かな? 母も愉しそうです。母にお茶を点てる?三歳児・・・。今日は90歳の誕生日。 そのうち、姉も合流。3月は14日が姉の誕生日、19日は家内の誕生日。まとめて誕生祝・・ 毎回、押して歩いてくれるのですが・・。「ほれ!...
View Article凧揚(仮題) 福田豊四郎筆 その71
庭にはカタクリの花が咲いていました。 本日は福田豊四郎の初期の作品の紹介です。 凧揚(仮題) 福田豊四郎筆 その71(真作整理番号) 絹本着色軸装 軸先鹿角 合箱 全体サイズ:縦2075*横552 画サイズ:縦1207*横420 昭和の初め頃に描かれた下記の作品と作品の落款と印章から判断して、製作時期が同じだと推察されます。 冬木立 福田豊四郎筆 その67(真作整理番号) 絹本着色軸装 軸先...
View Article「かきだて」 「笹飴」 勝平得之作 その2&その3 版画二点
週末には彼岸の墓参りの片付け・・、息子はその手伝いをしてくれました。地蔵尊らは幼くして亡くなった先祖でお水を・・。 家内の実家の墓石は四国産とか? 中央の石は伊豆産らしい。 ちなみに私に縁のある家々はすべて曹洞宗 これは有り難い・・・。...
View Article氏素性の解らぬ作品 東方朔像 伝平櫛田中作 その3(整理番号)
西王母、そしてその桃、漢の武帝、本日の取り上げる東方朔の関係を知らぬ人は多いかも知れませんね。西王母の桃や東方朔については何度か本ブログでも作品を紹介していますので、読書の中にはご承知の方も多いかもしれませんが・・。 氏素性の解らぬ作品 東方朔像 伝平櫛田中作 その3(整理番号) 合箱 高さ315*幅110*奥行168 ********************************* 東方...
View Article伊部七角飾皿 金重道明作
週末には家内が出かけてので、息子は小生とべったり。外は雨なので家の中で一日中遊び相手。ようやく夕食後に入浴して後に熟睡・・。 息子が寝ている間に刀剣の手入れ、新しく研いだ後は少しの間はこまめに手入れする必要があります。とくに鞘も修繕した後は念入りに行なう必要があるとか。 最近の週末は息子が小生から離れないため、骨董の整理がままならず・・・。これはこれで愉しいのですがね。...
View Articleリメイク 染付陽刻菊波文様香合
本日は息子の幼稚園の入園式です。おそらく小生より年上の父母はいないでしょうが、朝から出かけてきます。生まれてきた子、産んでくれた家内に感謝・・。 ところで最近読んだ本で面白かったのは「コーヒーが冷めないうちに」(川口俊和著 サンマーク出版)です。20万部突破のベストセラーですので、読んだ方も多いかと思いますが、お勧めの一冊です。生きている意味がまたひとつ理解させてくる本だと思います。...
View Article二見浦図 田中訥言筆 その2
母に抹茶を点てる三歳の息子・・。 90歳を過ぎた母も満面の笑顔・・。 さて本日は知る人ぞ知る、復古大和絵の祖「田中訥言」の作品の紹介です。家内は時折、小生の好みそうな本を買ってきてくれますが、最近、本棚においてあったのは「とつげん・いっけい」(津木林洋著 森村記念館発行 中日新聞社発売)という本です。むろん田中訥言と宇喜多一恵のことを題材にした作品です。 二見浦図 田中訥言筆 絹本着色絹装軸...
View Article二雀 竹内栖鳳筆 その7(再整理番号)
先週末は息子の幼稚園の入園式でした。式の最中も離れません・・・・、さて少しずつ一人立ち。 入園式の後には皆で食事・・。 本日は竹内栖鳳の作品の紹介です。 二雀 竹内栖鳳筆 その7(再整理番号) 紙本水墨軸装 軸先象牙 共箱二重箱 全体サイズ縦2015*横340 画サイズ縦1120*横223...
View Article渇墨山之図 藤井達吉筆 その16
週末には五月の節句にむけてのお飾りです。息子は兜がお気に入り??? というより付属でついているオルゴールに興味津々・・・。 ちなみに後部に掛けられている軸は寺崎廣業筆の「鐘軌図」で、脇の棚は平野富山作の「桃太郎」、田村耕一作の壷です。いずれも吉祥を現す作品です。 さて本日は藤井達吉の作品を紹介します。 渇墨山之図 藤井達吉筆 その16 紙本水墨軸装 軸先陶器 合箱 全体サイズ:縦1490*横345...
View Article贋作考 色紙 葡萄図 伝平福百穂筆 その25
庭で息子と遊んでいると鳥が一羽・・、「パパ、おいで」と息子。 なにの実をついばんでいるのでしょうか? なんという鳥でしょうか? さて、本日は「贋作考」です。地元の画家、平福父子、寺崎廣業の作品には贋作が多いということは繰り返し述べておりますが、本日はその一例です。 贋作考 色紙 葡萄図 平福百穂筆 その25 紙本水墨淡彩 色紙 布タトウ 画サイズ:縦270*横240...
View Article最近の展示室
週末はなにかと忙しく、投稿する原稿を記述する時間がとれなくなってきました。むろん整理する作品も少なくなってきており、今後はずいぶん前に整理した作品の中で原稿の修正のあるものとなり、リメイクの投稿が多くなりそうです。 お茶の稽古の方々がお見えになるというので、家内と息子とで掃除・・。 爺と孫にビールを勧める鶏君・・、展示は鳥を中心にと思いながらも、実際の展示は最近整理している作品を中心に支離滅裂。...
View Article得たいの知れぬ器達
お茶の稽古の日ということで家内が茶室にお花を生けてくれました。 家内からは写真のメール、利休梅に杏かな? 軸は伊東若冲、花入は保戸野窯の平野庫太郎氏作。風鎮(扉を開放するので付けています)は染付け。...
View Article色紙 猫 フジコ・ヘミング筆 & 鮎 宇田荻邨筆
畑から発掘されたような須恵器に実際に畑から採ってきた小松菜と紫大根の花・・。 本日の作品はちょっと変わった趣向の作品です。 色紙 猫 フジコ・ヘミング筆 紙本水彩 色紙 画サイズ:縦270*横240 添付の説明には「猫十態 ニャンスキー」とあります。制作年は2005年で、希少な水彩による肉筆画のようです。 *********************************...
View Article脇差 銘国?(以下不明)
相変わらず週末は小生から離れない息子です。作業スペースまでプラレールを持ち込んで電車遊びにつき合わされます。 こちらが作業していると脇ではおもちゃのカタログを熱心に見ています。くちゃくちゃになるまでカタログの細かい写真まで見込んで覚えています。三歳児ながらこういうマニアックなところは早くも蒐集癖の血筋の兆候か・・・...
View Article李朝後期 瑠璃釉魚形水滴など
週末に書斎で趣味の作品を整理しているといつも机にのっかり、小物を弄り回す息子です。小生がはさみ、カッターなどを使っているのをじっと見ていることもあります はさみ、ホチキス、スケール、定規、糊・・、ともかくなんでも遊び道具となります。基本的にこちらが面白そうにしていると手伝いたくなるようです さて本日は水滴の作品です。 李朝後期 瑠璃釉魚形水滴 合箱入 幅67*奥行き65*高さ27...
View Article夏の宵 山川秀峰筆 その2
展示室は小生と息子でかけっこの練習場・・・ さてどうしても日本画の蒐集で避けて通れないのが美人画の作品です。本日はそのひとつを紹介します。 夏の宵 山川秀峰筆 その2 紙本水墨淡彩軸装 軸先 共箱 全体サイズ:横*縦 画サイズ:横*縦 *********************************** 山川秀峰(やまかわ しゅうほう):明治31年〈1898年〉4月3日 ~...
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