リメイク お気に入りの作品 千代乃松原 田中以知庵筆 その
整理している掛軸を再度鑑賞していると、若い頃に蒐集した作品に「いいな~」と思う作品が幾つかあります。本日はそのような作品をひとつ紹介します。千代乃松原 田中以知庵筆 その絹本着色軸装 軸先象牙 共箱二重箱 高島屋百貨店シール 京表具(伊藤竹香堂)全体サイズ:縦1480*横570...
View Article愛らしい小さな作品 みみずく太夫 自染和紙金砂子貼装紙人形 鹿児島寿蔵作
平櫛田中や平野富山の極彩色の彫刻を蒐集する過程で、ときおり目にするのが博多人形系の作品。その中でも鹿児島寿蔵の作品はひときわ魅力のあるもので、いつかは欲しいと思っていました。このたび、小作品ですが入手できたので紹介します。*飾っている絵は福田豊四郎が京都を描いた「(上七軒)街並」という作品です。みみずく太夫 自染和紙金砂子貼装紙人形 鹿児島寿蔵作ガラスケース付 誂箱...
View Article藤原啓について
掛け軸の整理作品の中に藤原啓の書の作品が2点ありましたので、本ブログにてすでに紹介されていますが、改めてその作品を紹介します。ちなみに備前焼はおそらく人間国宝が一番多い焼き物ではないでしょうか?...
View Articleリメイク 蘇公赤壁図 中西耕石筆
幕末から明治に活況を呈した南画ですが、明治 15 年にフェノロサの龍池会講演(『美術真説』)によって南画が.否定されて以後、特に関東で南画は退潮を見せたことは既に知られていることです。このような新たな日本画の端境期を前に活躍した画家のひとりである中西耕石を再度取り上げてみました。この作品も整理中に当方で再評価した作品のひとつです。リメイク 蘇公赤壁図 中西耕石筆紙本水墨淡彩 軸先木製...
View Article岸派の最後の画家 虎図 岸竹堂筆
江戸時代以前に描かれた虎は実に面白い。実物を見ていないで描かれているのでユニークな作品を多くあり、本ブログでの数多く紹介しています。本日は虎の絵で著名な岸派の第4代、岸竹堂が描いた作品を紹介します。岸派の最後の画家 虎図 岸竹堂筆絹本着色軸装 軸先木製 誂箱全体サイズ:横530*縦1950 画サイズ:横410*縦1130...
View Article最近入手した色紙類の作品 福田豊四郎 & 平福百穂 & 舘岡栗山
色紙はいろんな額に入れた飾れます。下記の作品は黒柿でできています。紐は新調しています。発荷峠展望 福田豊四郎筆 色紙 その193紙本水墨色紙 3号...
View Article氏素性のわからぬ作品 色鍋島 陽刻大根図変形皿
ちょっと面白そうな陶磁器の作品を見ると手を出してしまうのが当方の悪い癖・・・。本日は大根の図柄の陽刻の磁器の作品の紹介です。入手時は伊万里、平戸、そてとも・・・という程度の知識での入手でした。有田の伊万里や平戸、鍋島などの面白い手頃な作品(お値段と大きさ)は飾るだけではなく、使ってみたくなる面白さがあります。氏素性のわからぬ作品 色鍋島...
View Article古砥部くらわんか染付輪線草花文茶碗 その5
資金の乏しい時期に、その乏しい資金でも購入できる作品を衝動的に購入するが当方の悪い癖です。乏しい資金での購入は大概は失敗しますね。今回は「くわらんか碗」です。古砥部くらわんか染付輪線草花文茶碗 その5『古砥部陶片文様集(砥部焼文化研究会)』同手文様の掲載...
View Article寺崎廣業の鑑定箱 菊慈童 平福穂庵筆 明治13年(1880年) その47
郷里出身の画家である平福父子(平福穂庵・百穂)は当方の蒐集対象のひとつですが、おかげさまで現在までで父子合わせて作品数が200点を超える蒐集となってきました。本日紹介する平福穂庵の作品には贋作も数多くあり、市場には素性のはっきりした筋の良い作品は意外に少ないものです。菊慈童 平福穂庵筆 明治13年(1880年) その47紙本水墨軸装 軸先象牙...
View Article2024年12月に改装されてきた作品 表具は日本に遺された貴重な文化であり、アートなのです。
当方では作品の整理しながら、今後も遺していく作品において状態の悪い作品は改装などのメンテを並行して施しています。これは蒐集する者の責務のように感じています。メンテナンスには費用が嵩みますが、改装することによって将来に長らく保存で着る状態が保てるようになります。まずは下記の作品ですが、シミが多かったので染み抜きして締め直しの改装をしております。閑日 竹内栖鳳筆紙本水墨軸装軸先象牙...
View Article(仮題)房総半島 平福百穂筆 明治43年頃 その137
本日紹介するのは、郷里の骨董店から入手した平福百穂がまだ35歳頃に描いた作品です。(仮題)房総半島 平福百穂筆 明治43年頃 その137紙本水墨紙表具軸装 軸先木製 舟山三朗鑑定書添付 舟山三朗鑑定箱二重蓋箱 全体サイズ:縦*横...
View Article氏素性の解らぬ作品(模倣作品) 伝南京赤絵手 石榴文四寸角皿 五客揃
陶磁器というのはお互いの関連しあって発展してきているので、生産地が特定できる器は意外に限られており、どこが生産地かは真贋以外にも判断に迷うことがあります。その中で当方が蒐集外の分野で悩むのが「五彩手」と呼ばれ磁器の作品群です。氏素性の解らぬ作品(模倣作品) 伝南京赤絵手 石榴文四寸角皿...
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