山湖首夏 福田豊四郎筆 昭和40年頃 その101
幼稚園最後の運動会は雨で順延、延期日も雨で中止。年長組だけの平日の運動会でしたが、半休をとっての参観となりました。ダンスの苦手の息子はソーラン節の旗振り役。 全員リレーはなんとか完走しました。帰宅後に練習に付き合ったせいか早く走れるようになってきたようです。...
View Article李朝刷毛目平盃
先日の週末には町田市の版画美術館に出かけてきました。 美術館ではいつも飽きてきていた息子もそれなりに気に入った作品を選ぶようになってきたようです。なお下記の作品は町田市でふるさと納税で購入した作品のようで撮影可でした。 さて本日の作品の紹介です。...
View Article阿蘭陀人之図 長崎絵肉筆 その2
母や義父の遺品の整理など郷里でも在京でも、身の回りの整理に追われています。その中に下記の作品があり、改めて整理しておきました。 真塗茶会席膳 五客揃(三十人揃いの内) 杉箱 母旧蔵品 幅360*奥行360*高さ40 杉箱入...
View Article真作考? 松石不老図 平福百穂筆 大正13年(1924年)頃
誠に残念ながら平福百穂の贋作は数多く存在し、素人目にも贋作と解る作品、玄人でも見分けの難しい作品とグレードがあるようで、さらに面倒なことに手彩色を施したものを含めた巧妙な複製が存在し、平福百穂の作品については、富岡鉄斎ほどではありませんが、作品の真贋の判別は困難を極めるようです。...
View Article氏素性の解らぬ作品 古萬古焼 青磁(天青釉)唐獅子双耳獣足香炉
義父が亡くなってなにかと気ぜわしく、収穫期を逃していた畑の落花生。配った先では評判が良いと義父が作付けを増やしていたので気になっていました。週末には、誰とはなしに動き出し、近所の方の手伝いもあり、ともかく家族全員で落花生を収穫してみることにしました。...
View Article嫦娥弄月図 岡本大更筆
週末には近所のJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)の展示会へ・・・。 意外にマニアックな展示、子供にとって面白い展示は少ないかも? 月面の世界へ・・・。 ロボットは大人も子供も面白い。 息子はそれなりに愉しかったようです。 さて本ブログにておなじみの岡本大更の作品です。本日は単なる美人画?ではなく、説話上に登場する「嫦娥」を描いた作品です。 嫦娥弄月図 岡本大更筆 絹本着色軸装 軸先骨...
View Article張果老 倉田松濤筆
2019年9月に家内が郷里の骨董店より倉田松濤の作品2点にて5万円で購入した作品。小生が福田豊四郎の作品の購入に迷っている脇で、家内が店主に倉田松濤の作品を所望・・・ 家内は倉田松濤の吉祥の作品が好きだと言って複数の作品を購入しています。 家内が購入した一作品目が下記の作品です。箱書からもとは六曲一双の屏風の作品だったようです。 張果老 倉田松濤筆 紙本水墨淡彩軸装 軸先骨 鑑定箱...
View Article染み抜き挑戦
蒐集を続けていると避けても通れないのがシミやヤケのある作品。状態のいいものを思っていてもついつい入手してしまします。捨てるには惜しいとなると染み抜きなどの手入れが必要となります。 本日は日本画の額装2点の作品の染み抜きとヤケの処理への挑戦です。 まずは大橋翆石の晩年の猫を描いた作品です。 華蔭遊猫図 大橋翠石筆 昭和20年(1945年)頃 絹本着色額装 全体サイズ:横695*縦630...
View Article寛政庚申雪景山水図 釧雲泉画・細合半斎賛 寛政12年(1800年)冬一二月
釧雲泉は若い頃の作品は浦上玉堂、池大雅にも通じるダイナミックな構成の図を描きますが。寛政末から享和、文化と重苦しい風景を描くようになります。若書きの作品の評価が高いのですが、小生はその後の作品も好きですが、好みによるでしょうね。自分の画風を確立したものとも言えますが、性格も影響しているのでしょう。 寛政庚申雪景山水図 釧雲泉画・細合半斎賛 寛政12年(1800年)冬一二月 紙本水墨淡彩軸装...
View Article千(百)匹鯉図 黒田稲皐筆 その4
先週末は上田まで松茸を食べに家内の親戚有志にて出かけてきました。 下記の写真の左のように店の前の道路は路肩が崖崩れ・・、千曲川の氾濫がニュースになりましたが店の前の路肩も崩れていました。 4時間半もかけて松茸にありつきました。 松茸三昧のコースです。 嫌というほどの松茸・・。 皆の感想は「しばらくは松茸はいいかな?」だと・・・。 息子も上機嫌・・・・。...
View Article左甚五郎京人形図 中村左洲筆 昭和20年頃
松茸三昧の後は上田城へ・・。紅葉の始まりの景色を堪能しながらの旅でした。 本日は本ブログでたびたび取り上げている中村左洲の作品です。中村左洲は「鯛」を描いた作品で有名で、左洲といえば鯛の専門画家と称されています。逆を言うと「鯛」以外の作品はたいして評価されていないということになります。たしかに中村左洲の作品には駄作も多く、「鯛」を描いた作品以外は観るべき作品がないと評される方もいます。...
View Article支那急須(豫豊款大茂銘梅陽刻木節文紫砂急須壺) 清朝末期
急須のひとつでも欲しいと思って購入した作品が下記の作品です。当方には全く門外漢の中国の急須の作品ですが、調べた限りの範囲で紹介します。 支那急須(豫豊款大茂銘梅陽刻木節文紫砂急須壺) 清朝末期? 合箱 最大幅170*奥行70*高さ70 作られた窯は「宜興窯」らしい・・。...
View Article色紙 秋馬図 平福百穂筆 昭和7年頃
色紙の作品がだいぶ多くなってきたので、画家ごとなどに色紙の保存箱に入れて整理しています。 今回は郷土出身の平福百穂の作品の整理です。 色紙の保存箱の多くは色紙タトウ抜きでの寸法が多く、タトウのまま保存するには大きめの色紙保存箱が必要ですが、その大きさの保存箱は意外に少ないものです。とはいえ注文して作るほどのものでもないので、適当な大きさの保存箱が見つかるまで根気よく待つしかありません。...
View Articleリメイク 柿下牛之図 須田珙中筆 その1
休日につき気楽に愉しめる?作品を投稿します。 本日紹介する作品はずいぶんと前に購入した作品ですが、すでに投稿したはずなのですが、ブログを検索しても投稿された記事が見つかりません。なにか別の作品と一緒に投稿している可能性がありますので、一応「リメイク」としています。 リメイク 柿下牛之図 須田珙中筆 その2 絹装軸水墨淡彩紙本箱入 画サイズ:横508*縦357...
View Article山村新春 倉田松濤筆
2019年9月に家内が郷里の骨董店より倉田松濤の作品2点にて5万円で購入した作品。小生が福田豊四郎の作品の購入に迷っている脇で、家内が店主に倉田松濤の作品を所望・・・ 二作品目が下記の作品です。 山村新春 倉田松濤筆 紙本水墨淡彩軸装 軸先骨 鑑定箱 全体サイズ:縦2154*横653 画サイズ:縦1348*横500...
View Article氏素性の解らぬ作品 伝李朝期 三島手平茶碗
週末は天気が良いので収穫した落花生の天日干しです。今年は義父が亡くなり、収穫期を逃しており、ネズミの被害もあって実は少なくなっています。 それでも息子は収穫から洗いと毎日義母を手伝っています。 さて本日は懲りずに李朝らしき作品の紹介です。 李朝期の平盃や平茶碗はよく見かけますね。意外に真作や完品が少ないもののようです。 氏素性の解らぬ作品 伝李朝期 三島手平茶碗 古箱...
View Article織部滑車 江戸後期
土曜日に出張から帰ると玄関先はたいへんなことになっています。 そういえば植木屋さんが来るといっていた・・・。安全対策は大丈夫??? 見て向ぬふり・・・ さて本日の作品です。これは実際に滑車として使用していた織部焼の作品です。織部は桃山期から江戸初期までの作品が珍重され、江戸期の作品は意外に評価が低いのですが、本日の作品のようにちょっと面白いものもあります。 織部滑車 江戸後期 誂箱...
View Article氏素性の解らぬ作品 古上野焼 藁灰釉花生
購入費用がない時には時として氏素性の解らない作品に食指を動かすものです。ともかく少ない予算で好きで気に入った作品をと・・。本日もそのような作品の紹介です。 上記の写真は家内の家にあった米櫃の上にのせてみました。昔は米櫃には鍵がかかっていたようです。 古上野焼 藁灰釉花生 合塗箱 口径28*胴径123*高さ113...
View Article普段使いの日本の壺
本日は本ブログで取り上げてきた備前と信楽の壺の紹介で、最近展示室の置かれている作品です。 古備前舟徳利 江戸中期 杉箱入 口径50~55*胴径190*底径175*高さ380 自画自賛ですが、これほど大きな舟徳利で出来の良いものは観たことがありません。 故意ではない緋襷の文様がみごとです。現代の壺の緋襷は故意につけたものばかりです。...
View Article支那急須(松亭款書大銘漢詩泉石刻銘草花陰刻黒泥紫壺) 清朝末期
中国で作られたと思われる?急須の2作品目の紹介です。 支那急須(松亭款書大銘漢詩泉石刻銘草花陰刻黒泥紫壺) 清朝末期? 合箱 最大幅170*奥行*高さ130...
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