紫陽花 伝神坂雪佳筆
本日は神坂雪佳の作品です。いつかは欲しいなと思っていた神坂雪佳の肉筆の作品です。むろん真贋は解りませんが、色紙のわりには意外と高い値段でした。神坂雪佳は図案はエルメスでも取り上げられるなど、海外での評価が非常に高く、国内においても人気がありご存知の方も多いかと思いまあす。 神坂雪佳を知らない方でも下記の作品を見かけた人は多いと思います。 独創的でかわいいデザインをします。...
View Articleすすき 堂本印象筆 その4
神坂雪佳の作品に次いで「かび」シリーズ第二作品? 日本画に限らず、美術品の大敵にシミ、カビがあります。いくら出来の良い作品でもシミやカビのせいで興ざめすることも多々あります。美人画などは顔の部分にシミやカビが発生するととりかえしがつかないと言われています。...
View Article志野花窯 鈴木蔵作 その4
少子高齢化対策がどんどん後手に回っているようです。本ブログでも以前から保育所対策をきちんとしないといけないと述べてきましたが、女性活用といいながら、子育て支援といいながら、少子高齢化対策に大臣まで据えながら、若い女性議員を大臣に就任させて何もしない大臣となって解任。民主党時代よりはいいと思いますが、今の政府は少子高齢化にはまったくもって無策のようです。...
View Article氏素性の解らぬ作品 遼三彩印花牡丹文皿
茶室は子供のジャングルジム、縁側は洗濯物の干し場や義父と息子の昼寝場所・・・・。実に実用的です 二階の展示室を見ていった電気工事の方が「ずいぶんと良くなりましたね」といってくれました。改装前を知っていて、電気工事にて工事にもきてくれていたようです。「一般の人はは見れないのですか?」とも聞かれましてが、一般の人??? 当家の一般に人はとっくに充分に使っています...
View Article竹林渓流図 中林竹渓筆 その6
本作品に仮の題名をつけようと思案・・。「竹林清涼図」、「竹巌清風図」、「清涼吟行図」、・・・・、結局図柄そのままの「竹林渓流図」。家内曰く、「描いたのは中林竹渓?、名前のままじゃない。」・・ 家内はなにやら本作品を気に入ったようです。...
View Article老松図 平福百穂筆 その13
息子が掃除、小生が仏壇掃除を担当するのが週末の日課になってきました。大雑把な掃除なので、ハンドクリーナーで小生が仕上げ掃除です。当然息子は大人の3倍以上も時間がかかりますが、幼い子供が手伝わせること、手伝うことに喜びを感じることが大切ですね。...
View Article終南山之図 高島北海筆 その4
先週末は家族全員で花見。 近くの桜並木ばかりではと、山へ分け入りました。ついでに太陽光発電も見学。 桜はやはり自然に咲く山の桜です。 貝母の花を見つけました。 紫だいこんの花も・・。 後日、所有者に了解を得て貝母の花を分けてもらいに採りにいきました。息子は大はしゃぎ・・。 お手伝いのご褒美にレストランで食事。 相変わらず「うめ~」と・・。...
View Articleもっと評価されるべき画家 乙丑初夏図 伝田中一村(米邨)筆
季節も移り、端午の節句も近づき、そろそろ展示作品も思いつくままでなく、展示替えしようかと思っています。 さて本日投稿の画家は田中一村です。田中一村は現在の人気画家の一人ですが、米邨時代の彼の画風を理解し、評価している人は少ないでしょう。奄美大島時代の田中一村の作品は個性的で新たな挑戦として見事な作品ですが、それ以前の彼の作品を知る人は多くはないようです。。...
View Article春秋水禽図双幅 渡辺省亭筆 その9
渡辺省亭についてはすでに9作品目の投稿となりますので、説明は重複する点が多いと思います。 春秋水禽図双幅 渡辺省亭筆 その9 絹本着色軸装 軸先象牙 合箱 全体サイズ:縦1820*横640 画サイズ:縦1170*横500...
View Article黄初平 その3 寺崎廣業筆 その53
久方ぶりに子供の遊び場と義父の昼寝場所と化した茶室の掛け軸を変えました。ついでに香炉も・・。 上記の作品は以前に古清水のように紹介して投稿しましたが、それは恥ずかしながら間違いです。どうも近代の清水らしいです。色絵部分の釉薬がうすく、透けてその下が見えるのが判別の大きなポイントのようです。基本的なことを知らずにいたのは赤面の至り・・。ともかく骨董は毎日が新しい知識に巡り合うことばかりです。...
View Article氏素性の解らぬ作品 銀七宝細工 蟋蟀と籠
最近、息子が虫をみると「こわい」と言うようになりました。まだ正体不明の動く物体としてしか認識はないのでしょうが・・。小生は子供のころから虫好きでカブトムシは捕ってきては家中をブンブン飛び回って母から怒れられたものです。...
View Articleもっと評価されるべき画家 山村桃花之図 楠瓊州筆
先週末にはまだ桜が見れるとあって、家族で近所までピクニック・・。 シートを敷いて昼食です。 風が強くて桜吹雪・・・。 近代南画も散り際が美しい・・・?? 近代の南画家は富岡鉄斎で終焉したというのが定説?ですが、果たして田中一村(米邨)の南画風の作品、下村為山、そして本日投稿する楠瓊州という画家らをもっと評価すべきでしょう。 山村桃花之図 楠瓊州筆 紙本水墨淡彩軸装 軸先木製 合箱入タトウ付...
View Article絵刷毛目茶碗 浜田庄司作 その1
手摺取り付け用につくった本棚の一部を息子に開放・・。絵本の本棚になりました。自分で整理するのが嬉しそうです。今のところは絵本が大好きなようです。 本日は浜田庄司の作品ですが、浜田庄司の作品で人気の高いのは沖縄の壷屋焼のような赤絵を取り入れた赤絵の器、大皿などの釉薬の流し掛け、そして本作品のような塩釉と色釉のコンビネーションの器でしょうね。...
View Article朱鐘馗之図 吉村周山筆 その2
なにかと気忙しい3月で、展示室の展示も展示替えができずにいますが、照明を暗くして愉しんでいます。 階段部分も・・。 本日は端午の節句を控えて吉村周山の「鐘馗様」の掛け軸の紹介ですが、本来は吉村周山は狩野派の絵師でありながら根付で有名な人です。 周山の生み出した根付の作品は200年以上たった今も海外を含め幾多の人々を引き付けてやみません。「根付の曾我蕭白」と称していいと小生は思っています。...
View Article九谷 徳利&お猪口
土曜日の臨時投稿です。 庭から取ってきた椿を眺めながら本日は閑話休題・・・、骨董といえるかどうかは多少疑問? 夜噺骨董談義としては気軽な作品を取り上げてみました。 家内が家の戸棚の整理していて、面白い徳利とお猪口を見つけ出し「これはどう?」。...
View Article田園交響音楽 福田豊四郎筆 その50
故郷は遠きにて思いを馳せるのが一番良いのかもしれませんが、このたびの地震のように災害などの危惧する事項の場合は、居ても立っても居られないが故郷への思いでしょう。 さて本日は福田豊四郎の作品の中でもお気に入りの作品のひとつです。郷里の骨董店で「十和田湖」というほぼ同じ大きさの額装の作品と同時に購入した作品です。 田園交響音楽 福田豊四郎筆 その50 紙本着色額装 共シール 全体サイズ:横*縦...
View Article静汀水禽図 木島桜谷筆 その6
クマガイソウの咲く頃にあわせて週末には茶室で有志によるお茶のお稽古を行なうことになりました。 この頃には牡丹も花咲く頃です。 白い牡丹はまだ早かったかな? クマガイソウは満開? 昨年のブログで詳しく記述しましたので、今回は詳細は省略しますが、蘭の種類の珍しい植物らしい。 皆さんで鑑賞・・・。 鑑賞後は茶室へ・・。 我が家のガイドは息子・・。 障子の説明? 否、遊び方の説明らしい。...
View Article水戸黄門公遺訓 福田古道人筆
久方ぶりに母に会いました。皆で動画や写真をみながら大笑い・・。 息子は車椅子に興味津々・・・。 良い子にしていたご褒美に帰りは喫茶店に・・。 なんでもかんでも興味津々・・・。 日本三大遺訓をご存知でしょうか? 伊達政宗の「貞山政宗(伊達政宗)公遺訓」、言わずと知れた徳川家康の「徳川家康公遺訓」、そしてご存知水戸黄門(水戸家の当主は代々黄門様)の「水戸光圀公遺訓」です。...
View Article源内焼 その77 緑釉羅漢虎図長皿
クマガイソウの咲く時期の茶室の現在の展示です。 棚は祥瑞手の香合。最近アクセスの多い作品です。 周窯の香炉・・・。 床は荒川豊蔵の晩年に水月窯で製作した花入に中林竹渓の軸です。 クマガイソウが主役なので花は活けていません。 本日は源内焼の作品の紹介です。 以前に投稿した源内焼の作品NO63ですが、名称を「三彩蓮花香炉」としましたが、どうも「三彩富貴頭香炉」ではないかとも・・・。...
View Article贋作考 鐘馗図 伝橋本雅邦筆
二階の展示は端午の節句の作品関連で郷里に由来の作品を展示してみました。 蓑虫山人の「鯉」や平福穂庵、倉田松濤の「鐘馗図」・・・、源内焼を数点。 福田豊四郎の「富士」・・。 蒐集していた幾つかの「鐘馗図」を引っ張り出してはどれを飾ろうかと見比べてたところ・・・。...
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