忘れ去られた画家 渓閣松聲図 服部二柳筆
先日夜遅くなりタクシーで帰宅しましたが、ナビのデータが古く住所では自宅がナビでは断定できず、とはいえ新しい住まいに証明のない夜、自力で帰宅できるほどまだ記憶が明確でないため恐る恐る帰宅しましたがなんとかたどり着くことが出来ました。...
View Article西王母・東方朔図 大西椿年筆
引越しは完了しましたが、家中がダンボールだらけで収納が完了する見通しがたちません。家内は育児と家事に追われ、家内の両親は高齢のためかなかなか整理に手がまわりません。小生は帰宅後、子供を風呂に入れて寝かしつけてから、夜の1時過ぎまで片付けです。あさは5時起床ですから、ブログの原稿どころか骨董の整理の続きはいつになるか全く見通しがたたない状態です。...
View Article伝源内焼 その67 三彩山水文大皿
3連休の日曜日は久方ぶりに護国寺のお茶会に出てきました。朝早く出かけて四席にてお茶を頂きましたが、遠州流、小間の席、野点の道具立ての席、裏千家の道具立てなど面白みのある茶席ばかりでした。とくに野点の道具立ての席は面白みのあるものでした。男性の客もだんだんと増えているようです。 ところで骨董で大事なのは直観力ですが、あくまでも直観?...
View Article朱鐘馗之図 塩川文麟筆 その3
親善試合とはいえ、相変わらずいらいらが募るばかりの日本代表の男子サッカーの試合です。日本の武器である組織力を使えない試合運びに世界ラグビーの日本代表とは対照的に夜遅く観ていてストレスが溜まるのは私ばかりではないでしょう。...
View Article福田豊四郎 額の作品
夏に帰省できなったので墓参りを兼ねて9月の連休に帰省しました。 引越しの準備も終わり。 がらんとした旧居に感慨深いものがありますね 息子も「バイバイ」と・・。引越しの作業中は外に出て他の子供らとシャボン玉遊び・・。 そう、住まいと時はシャボン玉と同じ・・。「現はひとときの夢」は人生にはつきものさ。郷愁に浸ってばかりはいられない さて9月の帰省で何点かの福田豊四郎の作品に縁があったので投稿します。...
View Article柳桃山水之図 伝中林竹渓筆 その5
本ブログのおいて「倉庫改修 LAST」で改めて紹介しました下記の作品は中林竹渓が20代の頃の作品と推察されます。 夕陽孤亭図 中林竹渓筆 絹本水墨淡彩 軸先象牙 合箱 全体サイズ:縦1065*横640 画サイズ:縦190*横575 本日紹介します作品は中林竹渓が30代に描いた作品と推察します。ただしまだ確認できていない事項がありますので、とりあえず「伝 中林竹渓」として投稿します。 柳桃山水之図...
View Article忘れ去られた画家 普賢(菩薩) 梶田半古筆
「氏素性の解らぬ作品」と題した作品にコメントをいただき、下記の作品はどうもインク壷らしいというのが解りました。 菊花文豆香炉 古平戸焼 合箱 口径20*最大幅90*高さ65 今はギャラリースペースの机の上においてありますが・・・。どうやって使うのでしょう? 上にインクを入れておくのかな? 知らないことというのは無限にあるものです。 ペンたてとセットがいいのかな思い、急遽ペン立て?(見立て作品...
View Article釧雲泉 その後 竹石図 伝釧雲泉筆 その14
本ブログへの訪問者が50万人、延べで300万人になろうかとしています。多いのか少ないのかは当方では全く解りませんが、マニアックで拙い文章、粗品揃いの本ブログを読まれておられる方々には深く感謝いたします。毎日、どのくらいの方が訪問され、読まれているのるかはこちらも愉しみにしております。おかげさまで家内の協力もあって、5年以上もの永きに渉り続けることができています。...
View Article水墨山水図 伝西郷孤月筆
菱田春草は若くして病死し、その翌年、西郷孤月は滞在中の台湾で発病し38年の生涯を終えています。皮肉にも運命は二人に同じような画才を与え、同じように志し半ばでその道を絶ってしまっています。西郷孤月については日本美術史においてそれほど重要な画家ではないと私は判断していますし、その放蕩ぶりからもあまり好きにはなれない画家です。...
View Article源内焼 その68 三彩菜盛形水滴
ブリッジ式のネクタイピンをプレゼントにしたり、また無くしたものもあり手元にのこっている作品が少なくなったので、銀座に所用により出かけたついでにアンテイークモールのいつものお店に出向きました。...
View Article黒柿の手あぶり&「伝」丹波壷
倉庫改修での片付けで出てきたのが「黒柿」の「手あぶり」・・、「手あぶり」というのは小型の火鉢です。本体の長火鉢も同じ素材で作られているらしい。 「黒柿」については最近の「なんでも鑑定団」に座卓が出品されていましたね。...
View Article平戸ら有田の揃いの器たち
さて今年の9月の帰省は秋田県の角館で新幹線を降車し、角館から内陸縦断鉄道に乗車し鷹巣駅で降車しました、そこから男の隠れ家へ・・・。稲を刈り入れする頃の帰省は久し振りです。稲刈りの時期の勝利には一種独特の雰囲気があります。 縁側からの季節は一面のゴールドからあっという間に白くなっていきます。...
View Article源内焼 その69 三彩文字文角皿 その2&鼈甲?の笄
郷里の保存箱、家内の実家の保存箱から出てきたのが鼈甲?で作られた花笄です。嫁入りのときに花嫁が髪に飾るもので、今では貸衣装の一部としてありますが、昔は自分の家で用意したようで、それなりの家には必ず一台(花簪のそろいの一組を台というらしい)あったようです。...
View Article氏素性の解らぬ陶磁器 手持ち付炭斗 伝紀州善妙寺焼
週末には基本的に投稿しておりませんので、週末の本ブログにアクセスの多い記事は新旧に影響されない記事が多いのですが、意外に幾つかの記事に集中しているのではなく、多くの記事に分散されアクセスされているようです。...
View Article氏素性の解らぬ陶磁器 伝古九谷 吸坂手徳利
昨夜は以前の職場の同僚らと銀座の蕎麦屋で待ち合わせて一献・・。出された食器や酒器がなかなか味わいがあるお店で、ついつい通院・・、もとい痛飲・・。そこで本日は酒器・・。 所有していた山林の記念に伐採した欅で作ったという徳利の袴です。 揃いであるのすが、現在では徳利の袴を使う機会はどんどん少なくなってきていますが、海外で日本酒が認められるのに乗じて、酒器も海外で認められてほしいものですね。...
View Article三社託 春日百鹿・八幡百鳩・二見浦朝日図 三幅対 池田孤邨筆 その1
もはや痛んで廃棄寸前の骨董との出会いは、まるで打ちのめされてもはや生きていく気力のなくなった時の自分を見ているようで放っておけない気になります。それらを拾い上げていくいくと真贋相含めてこのようなブログの作品に数になるようです 本日は江戸琳派の画家、池田孤邨の紹介です。表具の状態がかなり痛んでおり、掛け軸を吊るす紐もなく、表具の両脇もぼろぼろです。...
View Article枇杷 小松均筆
なんでも手伝いたがる息子・・、電動ゲートの開閉も手動で動く?? そういえば小生も子供の頃、門を開けるのが日課であったことを思い出しました。門までの除雪、庭の水撒き、池の掃除やら・・、日課といえども愉しかったのを覚えています。...
View Article氏素性の解らぬ作品 伝影青刻花紋輪花鉢&伝呉須赤絵菊花龍文五寸皿
先週の日曜日には根津美術館へ・・、目的は遠州流の茶室の勉強会と根津美術館の至宝展示です。 意外に外国の方々の来館が多いようです。 展示作品は「那智の瀧」、「加賀光悦」など垂涎?の品々・・。茶室の勉強会の最後は「一樹庵」の見学。 なぜ「一樹庵」と号したかの理由はその中柱にあるようです。 水屋も参考に・・。 さて本日の作品は贋作考?、と題するには語弊があるようなので「氏素性の解らぬ作品」としました。...
View Article明末?染付 花虫文様呉須中皿
天気の良い休日はのんびりと始まります。 どうして朝陽が二重線になるかって? それは内緒・・、カウンターの材質によります。当方では始めての試み??...
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