琉球壺屋焼呉須絵縞文台付瓶(瓶子) 古琉球壺屋焼 その2
さて本日で小生は62歳となります。誕生日ながら朝早くから四国に出張です。高松~岡山~大阪~東京と相変わらすのハードなスケジュールとなり、その後はまた倉庫改修の確認と打ち合わせです...
View Article不老長春 平福百穂筆 その10
母が好きだった薔薇と松、まして郷里秋田県出身の画家の作品とあらば食指が動くのも当たり前・・。 不老長春 平福百穂筆 絹本水墨淡彩 軸先象牙 島田柏樹鑑定箱 全体サイズ:横485*縦1460 画サイズ:横350*横515...
View Article指月布袋之図 伝橋本雅邦筆
すべからくこの世は修行の場、机上の論理だけでも悟れず、真理は遥か遠く、人の心は迷い続けるもの・・。とはいえ思い悩むのも「得」ではなく、楽天過ぎるのも「徳」でもない。生きるということ自体がやたら難しいものらしい。ただし考え続ける者にだけ天は真理を「説く」ものらしい。 指月布袋之図 伝橋本雅邦筆 絹本水墨軸装 軸先蒔絵 合箱 全体サイズ:縦1970*横660 画サイズ:縦1180*横500...
View Article秋花絵付湯呑 伊東深水筆
画家による絵付けの陶磁器は数多くあります。 秋花絵付湯呑 伊東深水筆 共箱 口径96*胴径*高台径57*高さ119 なんとはなしに? 気品があります。 器自体は誰が製作したのかは不明です。 「昭和七年(1932年)初夏」と署されており、伊東深水34歳の作。この年に山口蓬春らと「青々会」を設立しています。 普段使いにはなんとなく使いづらいですね。 なにはともあれ・・・・、参考作品ですね。...
View Article源内焼 その59 三彩六角天女文水注
埃の様な黒い斑点は完全にきれいになり、陽刻の見事さが浮かび上がります。 源内焼 その59 三彩六角天女文水注 合箱 最大幅*胴幅100*高さ163 このような容器も源内焼では作成されており、状態の良い非常に珍しい源内焼の水注です。 取っ手や注ぎ口の付いた陶磁器の作品の製作は非常に難しいものです。 いくつか皿や鉢以外の作品も源内焼にあります。...
View Article出張
「日本のサッカーは思いのほか弱い。」というのは何度もこのブログで記述しましたが、その根拠は下記のとおり・・。 1.組織的なサッカーが持ち味なのに海外組の選手では練習が足りていない。 2.若手を活用すべきなのにいつまでも実力が落ちてきている選手を起用してばかりいる。 3.外国人監督ではその場限りで将来的な展望が無い。(女子の長期監督もマンネリ化している)...
View Article倉庫改修 6月14日
倉庫の改修工事は今は左官工事がメインで、細かいものの取り付けが終わっていない部分を残して壁塗が進んではいますが、いま少しかかりそうです。相変わらずの遅々とした状況ですが、2週間後には仕上がるらしい??? カウンターは予算が合わずにてこずりましたが、材料選定がようやく決まりました。棚の扉、ドアもこれから・・、案はあるのですが金次第らしい...
View Article達磨画賛 倉田松涛筆 その18
全国行脚はほぼ終了し、本日は株主総会、終了後は亡くなった家内の七回忌で郷里まで帰省します。よってブログはしばし中断となります。 本日の作品は、実に豪快でユニークな作品を描く倉田松涛の真骨頂を示している作品です。 達磨画賛 倉田松涛筆 その18 紙本水墨紙軸装 軸先木製 合箱入 全体サイズ:横465*縦2020 画サイズ:横335*縦1310 無論、箱なども無く表具も痛んでいる状態です。...
View Article羅漢尊者 石川晴彦筆
7回忌は無事終了。遠方から来てくれた方々には感謝です。昨夜帰宅したばかりゆえその件はまた後日・・・・。 本日は仏事にちなんだ作品です。「妻がこの世を去ってからというもの、仏画や水墨画などを中心に制作し、人間の行き着く場所に魅力を感じ始めます。」という画家ですから・・。 羅漢尊者 石川晴彦筆 紙本水墨淡彩軸装 軸先象牙 太巻共箱二重箱 全体サイズ:縦1250*横390 画サイズ:縦350*横260...
View Article忘れ去られた画家 月夜杉図 渡辺省亭筆 その4
宅配を利用する機会は多いのですが、ゆうパックと宅急便とのサービスの差は歴然としており、ゆうパックのサービスの悪さは不愉快極まりないものです。 まず配達員の対応・態度が悪い。 不在の対応が不親切。ドライバー直通電話の欄はあるが書いていたためしがない。 (宅急便には必ず明記され、その日のうちに再配達される) 自動受付で機械的でお年寄りには難しい。...
View Article墨瀧図 伝谷文晃筆 その2
昨日の日経新聞の文化欄に掲載の「ドラッカー・コレクション珠玉の水墨画」展という記事に谷文晁の「月夜白梅図」の写真が載っています。ドラッガーとはかの経営学のピーター・F・ドラッガーのことです。日本美術を蒐集したことでも有名なのですよ。...
View Article2015年6月 男の隠れ家 セクション1
法事のために帰省・・・、広い庭で息子ははしゃぎまわり・・。 楊枝をくわえて玄関先で木枯らし紋次郎・・・。 6月の青々とした田舎の季節もいいものです。さて周囲の点検・・。 ちょっと外に出れば自然を満喫できます。 庭には鉄仙の花。 義妹ががんばって野趣溢れる庭から趣のある庭に変身しつつあります。庭と周囲の自然が渾然一体となっているのが魅力ですね。 リフォームを始めてから30年近く・・、最終段階です。...
View Article2015年6月 男の隠れ家 セクション2
盛岡~青森~大館~鷹巣~車で大館でようやく長旅が終わり、男の隠れ家 セクション2にたどり着きました。玄関ではお馴染みのお人形がお出迎え・・。 今では「おかえり」とカエルがご挨拶。 隠れ家でゆっくり読書でもしていたいもの・・・、若い頃、現場で一緒に仕事をした大工さんに小生がデザインし作ってもらった書見台も寂しそう・・。 息子は疲れてお休み・・・。...
View Article源内焼 その60 三彩馬上人物図大皿
源内焼に凝ってはや60作品目。地図皿などのような高価な作品は手が届きませんが、手頃なものでもそれなりに面白い作品があるのが、源内焼のいいところでしょうね。古九谷はべらぼうに高いし、古伊万里は値段にばらつきがあり、さらに中国製の贋作が横行しています。源内焼には贋作がない、もしくは見極めがたやすいというのが蒐集する側には助かります。...
View Article2015年6月 男の隠れ家 セクション3
さて、男の隠れ家、セクション3は現在工事中ですが、まだ完成しません。帰省中にあらかた完成しているものと期待していましたが、思いのほか進んででした。 外壁の色は思わず、「おっと、黄色が強すぎた。」という感でしたが、ま~、外観は普通の住宅にみせるのがコンセプトゆえ・・・。なにごともでしゃばってはいけませんから・。...
View Article竹雀図 伝橋本雅邦筆
先日投稿しました「指月布袋之図 伝橋本雅邦筆」の作品と同じ印章の作品を探していましたら、未投稿の本日の作品がありましたので紹介します。この作品もまた真贋の判断は難しい・・・。今週の「なんでも鑑定団」には橋本雅邦の贋作が出品されましたが、橋本雅邦と称する作品の多くが贋作らしいです 竹雀図 伝橋本雅邦筆 紙本水墨軸装 軸先象牙 川合玉堂鑑定箱 全体サイズ:縦1900*横450...
View Article鮎図 山元春挙筆 その3
山元春挙の門下生には本ブログでもお馴染みの画家が多いようです。川村曼舟 小村大雲 庄田鶴友 植中直斎 勝田哲 山元春汀(桜月)・・。 本日は初夏の掛け軸・・。 鮎図 山元春挙筆 紙本着色軸装 軸先象牙 二重箱 全体サイズ:縦2220*横433 画サイズ:縦1373*横312 共箱ではありませんが、丁寧なあつらえ(表具・箱)です。...
View Article羅怙羅尊者像 伝秋月等観筆 その2
先日投稿しました石川晴彦の作品で思い出し、帰省に際して下記の作品を再度見てました。どこで入手したのかも忘れていますが、ちょっと気になり再度調べてみることにしたのです。 真作ではないだろうと思い、贋作の分類の棚に放置していた作品です。調べていくと秋月等観の作かどうかは別として、もともとは十六羅漢図の一幅と思われる作品のひとつではないかと思い始めています。 羅怙羅尊者像 伝秋月等観筆 紙本水墨淡彩軸装...
View Article氏素性の解らぬ陶磁器 松絵紋二彩唐津水指 伝古弓野焼(古武雄)
もともとは甕・・・。雑器でしたが、水指に昇進・・・、ただの甕では焼き物としてつまらないですが、基本的に日常雑器が目的の弓野焼では稀有な水指の作品です。 ところで「弓野焼」、「二川焼」、「二彩唐津」、「武雄唐津」を総称して「古武雄(コダケオ)」と称しますが、この焼き物群を知っている方は少ないと思います。 松絵紋二彩唐津水指 伝古弓野焼 漆蓋 合箱(所蔵印在) 口径96*胴径175*底径*高さ145...
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