鐸 武州住 正義
昨夜は同僚らと上野で日本酒を痛飲・・、久方ぶりに気持ちよく酔い帰宅が遅くなりました。 帰省先の未整理の作品の中に何点かの浮世絵があります。幾作品かはすでに本ブログで紹介されています。本日は刀剣がらみの作品の紹介です。 浮世絵は基本的には赴任地の骨董市や骨董店で見つけたものです。高くても一万円くらいだったと思います。...
View Article寒山拾得図 山田真山筆
息子は大の字になって寝ています。ほおっておくと布団からどんどん離れいきますが、どうもこれは遺伝らしい・・?? 夜はぐっすり眠ること。日中は仕事で悩んでも夜はぐっすり眠れたら一人前というのが小生の持論・・。 さて本日は・・。...
View Article氏素性の解らぬ作品 伝南京赤絵 雲流文様変形鉢
原稿を休日に書き溜めているので、投稿し忘れている原稿もあります。 ひとつ気前の5月の連休前でしたが、週末に強風の中を博物館まで出かけてきました。天気の悪い休日は人も少なくじっくり見られるからです。 青磁蓮弁紋鉢・・、鈍翁の愛蔵の作品。 見事に銀化した唐時代の作品。...
View Article日露戦争従軍図 四福対 寺崎廣業筆 その54
天野方壷の四幅対の作品の保存箱が出来上がってきました。この作品がどうこれから評価されていくのかは、小生の知るところではありませんが、天野方壷の作品の中で最高の出来であることには相違ないと確信しています。 自分の見識の範囲で粗雑に扱われていた作品をきちんと遺せるものとしておきたいと思います。四幅対の保存箱は既製品にはないので、特注品でけっこうお高くつきました。...
View Article源内焼 その78 三彩山水図輪花四寸皿
茶室の未完成のものにブラインド工事があります。郷里ではさすがに和室が日光に耐え切れずにつけたことがります。 和風のロールブラインドですが、これが意外に高いのです。今回の倉庫改修に際しては工事費不足で見合わせました。ただ、これは実に良い。汚れないし、壊れないし、20年以上経つのに昨日付けたように古びていないのです。...
View Article氏素性の解らぬ作品 無量寿仏 伝呉昌碩筆 その2
休日は息子と銀ブラ・・・。 またリュックを背負って夜道を闊歩して歩く我が子の写真に、2歳半、大きくなった。 さてと大きくなったので、物騒な刀剣店へ同行。 小生と同じ年齢の胡散臭い親爺としばし歓談・・。刀剣の手入れの基礎知識を教えていただきました。 殺生に関連する品々をみたので、本日は仏の作品。...
View Article柿釉抜繪皿 浜田庄司作 その43
昨日は名古屋へ挨拶回り、帰りに時間の許す限り元同僚らと一献、帰宅したら息子は熟睡していました。今朝は小生のパソコンの脇で「抱っこ」・・、ここ数日帰宅が遅いので甘えているようです。 先日、祖父母が畑で採ってきた夏蜜柑を会社で配りました。ピーナッツ、芋、えんどう豆などに続いて、自宅では消費しきれないものは会社の同僚でお好きな方に配っています。...
View Article湖上の岬 福田豊四郎筆 その49
5月に帰省した際に小坂経由で十和田湖へ行ってきました。わが郷里の隣町の小坂は昔鉱山で栄えていた町です。現在の小坂鉄道は電車は走っていません。 小坂駅の周辺の線路沿いは桜が満開でした。 ゆっくりして自宅を出てきたの、小坂の小洒落たレストランで昼食。 窓から鉱山事務所跡を眺めながら食事できます。 この町は福田豊四郎の生誕の地です。地元で薬屋さんをやっていたそうです。...
View Article古備前壷 その2
出張帰りはお菓子のお土産が多いようです。 週末は魯山人展を見に出かけましたが、帰りについでにアンテイークモールまで出かけました。 日頃あまり一緒にいないせいか「抱っこ」とねだる回数が多く、電車の中も、展覧会場も、銀座の通りも抱っこして歩いていたら、体のあちこちが筋肉痛・・。店で骨董を見ている間は、いつものお店のご主人に息子の相手をしてもらいました。...
View Articleもっと評価されるべき画家 平安長春図 下村為山筆
最近、若い社員の幾人かが公務員試験に合格した理由などにより退社しています。地方公務員もひと手が足りないようですが、せっかく一人前になりつつある社員が退社していくのは、なんともやり切れません。もっと今の仕事の魅力を伝えていかなくてはいけない旨を痛感しています。 さて本ブログもある意味で魅力を伝える一助になってくれればと思います。こちらは骨董の噺ですが・・...
View Article古備前壷 その3 室町前期
5月の帰省でいろんな経験をした息子・・、休日にはブログの原稿を制作している小生の脇でパソコン上の写真を見ながら「楽しかったね」だと・・。 十和田湖の残雪。 弘前公園のお茶席。 熊が出た! ・・?? 桜、桜、・・。 どこへ行っても花真っ盛り。 毎日、帰宅するとぐっすり・・、さ~て、今度は飛行機かで帰省しようかな。 本日は壺シリーズ・・。...
View Article虎之図 倉田松涛筆 その23
先週の名古屋出張では元同僚から名古屋のおいしいお菓子をいただいて帰りました。 我が郷里にもおいしいお菓子のようなものがいくつかります。その中のお勧めが「バター餅」、「山吹饅頭」、「酒饅頭」。ただしいずれも日持ちしないものですし、売っているところはかなり限定的です。しかも早く売り切れるようです。もちろん出来立てが美味しいので、我が地元に来ないと本当の美味しさは解らないでしょうね。...
View Article水藻の花 福田豊四郎筆 その53
家内に夕食用にキャベツを採るように頼まれて、息子と畑まで・・。 「おいおい、いくら無農薬でも、虫に食われ過ぎ!」 息子と二人でモンシロチョウの幼虫探し・・、相当中央部分までいかないと見つからない。「いたいた!」 息子は幼虫観察に夢中に・・。結局。キャベツ採取は諦め・・。無農薬栽培は生易しくないようで・・。 本日は初夏の掛け軸。 水藻の花 福田豊四郎筆 紙本水墨淡彩軸装 軸先象牙 共箱二重箱入...
View Article踊 菊池契月筆 その4
我が家は休日も含めて皆が早起きです。朝の5時には、義父は畑へ、義母は庭で草取り、家内は朝食作り、小生は6時には出勤なので準備、息子はその前には起きてきて、「パパ抱っこ!」と相成ります。息子は休日もそうなので、休日は小生は朝から子守と相成ります。 早起きは三文の得・・・???...
View Article冨士 福田豊四郎筆 その19
本日紹介するのは父が亡くなった際に、小生が父から譲り受けた作品のひとつです。まだ小生が中学生の頃ですが、結局のところ親から譲り受けたのは骨董・・・。...
View Article塩釉象嵌縄文土瓶 島岡達三作 その1
本日は小生の誕生日。幾つになっても成長しないものと反省しきり・・。 さて本日は浜田庄司を師とする島岡達三の作品の紹介です。意外にも島岡達三の作品の紹介は本ブログでは少なかったようです。 浜田庄司の作品とそっくりな作品ばかり製作する弟子の島岡達三でしたが、浜田庄司の指導のもとで徐々に独自の作風を生み出していきます。弟子とはいえ、島岡達三もまた人間国宝になっています。 塩釉象嵌縄文土瓶 島岡達三作...
View Article源頼朝狩之図(仮題) 小堀鞆音筆 その2
週末は母の見舞いもあり、息子は小生につきまとい、ブログの原稿作成などしている時間をとれず・・・ とりあえず書き留めたおいた原稿にて投稿します。 本日の作品の題となっている「源頼朝狩之図」は共箱ではないので、明確に頼朝を描いたという根拠はないので仮題とご了解願います。 源頼朝狩之図 小堀鞆音筆 その3 絹本着色軸装 改装補修跡有 軸先陶器 合箱 全体サイズ:縦1980*横700...
View Article友人からの贈り物 「干支の作品 猿五郎丸」(Y氏作)&「釉裏紅菊唐草文大鉢」(平野庫太郎作)
元同僚からの贈り物。干支の作品を毎年戴いていたのですが、このたびは多忙の中、製作していただいた作品が届いております。当方が子育てで忙しく なかなかブログにアップすることができずにいましたので、たいへん恐縮しておりました。 丁寧に梱包された作品を家内と息子で開けると「お~!」と歓声を上げるとともに、同時にニヤリ・・。...
View Article古染付 松下双鶏図皿 & 伊藤若冲
週末には家族で小生の誕生日祝い。好きなものを食べさせてくれたらしい・・?? まずは昼食はラーメン。 小生が郷里で友人から戴いたもの。 夕食はステーキ。肉はギフトセットから選択したもの、野菜は畑から採れたもの。 我が家は皆さん働き者。休日も朝の5時には義父は畑へ、義母は草むしり、家内は朝食準備、小生は子守。そして皆さん倹約家。 息子のナイフとフォーク捌きが身についてきた?...
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